若井隆大がこの1年の成長を締め括る初優勝を達成!

  • 開催場所:岡山国際サーキット
  • 開催日:2025年11月22日(土) 〜 2025年11月22日(土)
2025年ロードスター・パーティレースⅢ ジャパンツアーRd.8 NDクラブマン

岡山国際サーキットにて11月22日、ロードスター・パーティレースⅢジャパンツアーシリーズ第8戦と西日本シリーズ第4戦がダブルタイトルで開催された。エントリー20台のNDクラブマンクラスを制したのは11号車の若井隆大。今年の西日本シリーズ開幕戦でデビューしていきなり3位に入賞し、第2戦と第3戦では2位。そして最終戦でも表彰台を4戦連続でコンプリートし、しかも一番高いところに立ってみせた。


この日の岡山では前述のジャパンツアーと西日本の最終戦が行われると同時に、9月28日のオートポリスが天候不良のため順延されていたジャパンツアーシリーズの第6戦も開催されるという、盛りだくさんのワンデー&ダブルヘッダー開催。早朝から参加受付や公式車検が行われ、7時から全クラス合同でドライバーズブリーフィングが実施された。
マツダからはブランド体験推進本部の井上直樹さんが来場。
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「多くの皆さまに参加いただき、ありがとうございます。またアンケートの回答を頂戴した方にはノベルティのステッカーも用意しましたので、ご協力をよろしくお願いします」と挨拶された。

そして今大会にも(写真右から順に)97号車の栗山健汰、186号車の田上蒼竜、291号車の池田拓弥、146号車の高原悠樹、195号車の市原拓真という6名が初参加(田上と池田、高原はシリーズクラス)。恒例により、ひとりずつ挨拶と意気込みを語ると、先輩たちからの温かい拍手で歓迎を受けた。
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●予選
この日の予選は台数が多いために岡山では初めて、シリーズとクラブマンを分割して行った(決勝は2戦ともに混走)。そしてジャパンツアー第8戦(西日本シリーズ第4戦)とジャパンツアーの第6戦の両方にエントリーしている選手の場合、ベストタイムで前者のグリッドを決めるとともに、セカンドベストで後者のグリッド順をそれぞれクラス別に決定する。本日のサーキットは朝から冷え込んでいて、予選開始時の気温は7.5℃、湿度は66%、路面温度7.3℃だった。

公式予選はまずシリーズクラスが先にアタックして、クラブマンクラスは850分からの15分間で行われた。ここで輝いたのが、すでにクラブマン卒業宣言をしていて、第6戦のみにエントリーしている41号車の的場雅仁。初めての岡山だったが、158610は総合でも13位となる好タイムだ。
一方で第8戦のポールシッターは逆にこちらのみにエントリーした若井で、ベストは158651。クラブマンの予選アタックで158秒台はこのふたりだけだった。
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そしてジャパンツアー第8戦(西日本シリーズ第4戦)の2番グリッドはルーキーの市原が159057で獲得。
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以下、95号車の廣田賢興、216号車の高田 将、92号車の山本 慧、210号車の坂本洋一の順にスタートする。
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次にジャパンツアー第6戦クラブマンのポールポジションは、もちろん的場が獲得。
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これに続く2番手は市原で、彼の場合はセカンドベストの159117が採用されたことになる。
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以下、3番手は124号車の松田友明となり、51号車の松沢俊也が4番手。前述の坂本が5番グリッドを獲得し、52号車の本田久人までが入賞圏内の予選結果となった。
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ちなみにジャパンツアー第6戦のクラブマンクラスのエントリーは12台となっている。

●決勝
ジャパンツアーシリーズ第8戦と西日本シリーズ第4戦の決勝レースは、1145分にローリングスタートでバトルが始まった。
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今回はパーティレースでは初の試みとして、シリーズクラスとクラブマンクラスでグリッドを分割。つまりクラブマンでポールの若井は総合では予選22番手だったが、決勝のグリッドではシリーズクラスのマシンが前に配置され、34番目からのスタートになった。さらにブリーフィングでは「目安として50mぐらいの間隔を開けてください」という競技長からの指示があった。これはクラス違い同士が最初から交錯しないようにという配慮。SUPER GT500クラスと300クラスのスタートシーンが、パーティレースの舞台でも再現された印象だ。
このオープニングラップでは、シリーズクラスのポールシッターがまさかのブレーキトラブルに見舞われて1コーナーでコースアウト。グラベルにストップしたことで、2周目からセーフティカーが導入された。クラブマンクラスでは若井と市原のフロントローはその座をキープ。
出遅れたシリーズクラスの1台を挟んで、3番グリッドの廣田までは順当に1周目を戻ってきた。ただし4位には山本、5位には高田と入れ替わり、再びシリーズの1台を挟んで坂本と続いた。
ここからは当然、全区間で追い越しが禁止されるので順位の変動は起こらない。
オフィシャルの迅速な対応により、4周目からバトルが再開されると、いきなり状況が動いた。バックストレートで若井が3速から4速へのシフトアップに手間取った隙を市原が見逃さず、ヘアピンで並ばれて次のリボルバーで逆転に成功。ところが次の周回では若井がアトウッドを鋭く立ち上がり、ほぼ同じ状況を再現してトップを奪い返すことに成功。
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その後は2秒余りのリードを築いてトップでチェッカーを受け、4戦目で表彰台の一番高いところに立った。
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その後方でもいくつかのドラマが起こっていた。クラス3番手を走る廣田は安定していたが、1周目に入れ替わった山本と高田はその後もマッチアップ。
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さらに174号車の佐野哲也と274号車の石坂俊介、52号車の本田久人の3台も、いわゆる直接対決の状態で終盤までバトルを展開した。
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高田は最終ラップに大きく順位を落としてしまったが、その際の山本が危険なドライブ行為と裁定されて競技結果に30秒加算となり、残念ながらふたりとも入賞圏外に。さらに若井には遅れたが2番目にチェッカーを受けた市原が、再車検で最低重量違反となり失格。その結果、2位は廣田となり、以下も3位に佐野、4位に石坂、5位に本田、6位に坂本がそれぞれ繰り上がっての入賞となった。
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マツダでEV開発を担当している若井はプライベートでの参戦。今年はジムカーナにも挑戦して、モータースポーツを満喫している。

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優勝した若井選手のコメント
2位が2回続いたので、最後は勝ちたいと思っていました。来年はシリーズで修行させていただきます」
タイヤについて
またタイヤについては「ロードスターの柔らかい足と合っていますが、荷重移動をちゃんとしないといけないですね。ユーズドになっても性能の落ちが小さいのも嬉しいです」

レース結果

コース:岡山国際サーキット

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2025/11/22
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:19
  • 完走:18
  • (3.703km x 12laps = 44.436km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 11 若井 隆大 BS Bridgestone マツダ ロードスター 12 26'19.935
2 95 廣田 賢興 BS Bridgestone LEG・95CYMロードスター 12 26'24.973
3 174 佐野 哲也 BS Bridgestone プリプリプリティーロードスター 12 26'41.983
4 274 石坂 俊介 BS Bridgestone atexロードスター 12 26'44.123
5 52 本田 久人 BS Bridgestone FLAPPEロードスター 12 26'50.451
6 210 坂本 洋一 BS Bridgestone ステルウェイふわりロードスター 12 26'51.046
7 92 山本 慧 BS Bridgestone シケインサトルマンロードスター 12 27'02.899
8 131 三好 伸長 BS Bridgestone フライングマンボウロードスター 12 27'04.837
9 216 高田 将 BS Bridgestone HATS@tkdロードスターⅢ 12 27'05.228
10 256 小林 良 BS Bridgestone RANDY ロードスター 12 27'06.139
11 97 栗山 健汰 BS Bridgestone K.K.'s Roadster 12 27'07.188
12 100 藤川 竜也 BS Bridgestone チームF自働車部ロードスター 12 27'13.700
13 58 高砂 岳美 BS Bridgestone ガレージ山根ロードスター 12 27'14.597
14 296 成本 弘治 BS Bridgestone みゃくドッグロードスター 12 27'21.411
15 280 加藤 健太郎 BS Bridgestone IDS NIWAR ロードスター 12 27'21.914
16 299 田村 和華子 BS Bridgestone Mmパンダロードスター 12 27'26.910
17 25 遠藤 健太郎 BS Bridgestone 藤大ミカサGYロードスター 12 27'30.542
18 201 山中 恭輔 BS Bridgestone コックピット55GYロードスター 11 25'51.861
- 195 市原 拓真 BS Bridgestone SPK・TCR ロードスター DQ