クラス3は#583古賀正三が連勝でシリーズチャンピオン獲得!クラス4は#293マツナガリッチーバーンJr.が連勝するも、シリーズチャンピオンは#26渕上が獲得

  • 開催場所:オートポリス
  • 開催日:2023年11月12日(日) 〜 2023年11月12日(日)
2023 オートポリス86/BRZレース ゴールドカップ第5戦

オートポリス86/BRZレースは、11月12日に「ゴールドカップレース第5戦」の一戦として行われ、ブリヂストンのポテンザRE71-RSのワンメイクレースであるクラス3(TGR86/BRZレース2021年クラブマン規定車両)では#583古賀正三が連勝でクラス4連覇を達成した。またクラス4(JAFスピードB車両)では#293マツナガリッチーバーンJr.が連勝を遂げ、2位ゴールの渕上が初のタイトルを獲得した。

立冬を過ぎて一気に冬となったオートポリスは、曇天ということもあり冷え込んだ。さらに冷たく強い西風が吹き、体感温度はさらにグッと下がるが、冷えた外気はエンジンに好都合かもしれない。今回のAP 86/BRZレース第4戦(最終戦)は、クラス1(TGR86/BRZレース2023年クラブマン規定車両)に1台、クラス2(新型86/BRZのJAFスピードB車両)に1台、クラス3に11台、クラス4に10台と4つのクラスに計23台がエントリー。これは過去最高のエントリー台数となった。うちクラス3の1台が出走せず22台が予選に出走したが、これも過去最多の台数となった。一昨年のAP 86/BRZレースのエントリー台数は4〜7台だったが、旧型の86/BRZ車両が入手しやすくなったこと、昨年からブリヂストンのPOTENZA RE-71RSタイヤ1セットがクラス3と4の新規エントリーに無償供給されることが、大きく影響していると言えよう。
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■予選
15分間の予選は各車コースインからタイヤを温め早めのアタックを開始。クラス4はポイントリーダーの#26渕上康徳が、2周目に2分11秒736というコースレコードでトップタイムをマークし、総合でもポールポジションとなった。2位はこちらもコースレコードの2分12秒316をマークした前回初優勝でランキング2位から逆転王座を狙う#293マツナガリッチバーンJr.で、総合でも2位につけた。そして開幕戦で優勝したディフェンディングチャンピオンの#131石川裕剛が2分13秒992(総合3位)で3位となった。
クラス3は3年連続チャンピオンで、ポイントリーダーとはわずか1ポイント差でランキング2位の#583古賀正三が、2分14秒057のベストタイムをマークしてクラスポール(総合5位)を獲得した。2位は2分14秒643でポイントリーダーの#93嶋啓児(総合6位)がつけた。予選の結果、ポールを獲得した古賀に2点が加算され、この時点でポイントリーダーは古賀に。決勝では前でゴールした方がチャンピオンとなる。クラス3位には久々にスポット参戦した#11原俊平が2分14秒919でつけた。
また総合4位には2分13秒992でクラス2の#113小笠正範、総合8位には2分15秒042で自身のクラス1レコードを更新した#885石橋英樹がつけた。

■決勝
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10周の決勝レースは、その前に行われたVITAレースで赤旗中断があった影響で、予定より約20分遅れの13時24分にスタートした。相変わらず西からの風は強いが、ホームストレートでは各車追い風となる。スタートはクリーンで、ポールの#26渕上がトップを守り1コーナーへ。これに#293マツナガが続き1コーナーで並びかけるが順位は変わらず。
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#26渕上は第2ヘアピンを過ぎたジェットコースターストレートで#293マツナガを引き離しにかかり、オープニングラップは0.858秒差をつけて戻って来た。
そこからやや離れて#131石川、その後ろにはクラス2の#113小笠、クラス3の#583古賀、さらに#93嶋が続いた。トップの#26渕上と#293マツナガの差は、4周目には1.173秒とやや広がったが、ワンミスで並ばれそうで決してセーフティマージンではない。ここから#293マツナガがトップ#26渕上との差を詰め、5周目には0.730秒差となり6周目の第2ヘアピンで追いついた。
しかし#26渕上もミスなく隙を見せず横に並ばれることはない。最終コーナー手前のスタジアムセクションで再び#26渕上の背後にピタリとつけインに付こうとした#293マツナガだったが、ここでも並ぶまでは行かず息詰まるトップ争いが展開していった。
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終盤8周目の日立Astemoコーナー(第1ヘアピン)でまたもや#293マツナガはトップに迫り、ジェットコースターストレートを降りきった次の90Rで、トップの#26渕上とそのインを突いた#293マツナガが接触。#26渕上がアウト側に飛び出す形となり、これで#293マツナガがトップに立つこととなった。
#293マツナガは#26渕上に4.194秒差をつけてトップチェッカー。
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前戦に続いて連勝を果たした。これで最速ラップを獲得していれば逆転チャンピオンとなったのだが、最速ラップを奪ったのは#26渕上で、4点差で逃げきって初のタイトルを獲得した。なお接触に対しては、危険なドライブ行為ということで黒白旗提示にとどまり、ペナルティは出なかった。3位には総合4位でチェッカーを受けた#131石川が入りこの3人が今季計4回の表彰台を分け合う形となった。
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 いっぽうクラス3のタイトル争いのバトルだが、2周目に#583古賀と#93嶋の差は1.1秒に広がったものの、
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5周目には0.6秒まで縮まり中盤以降のバトルに注目が集まった。
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しかし#583古賀は#93嶋に並ばせることなく0.570秒差で逃げきりシリーズ4連覇を達成した。
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3位は総合10位でチェッカーを受けた#11原。なおクラス2優勝の#113小笠は総合3位でゴール。クラス1優勝の#885石橋は総合7位を走行していたが、ファイナルラップで順位を落とし総合11位でのチェッカーとなった。
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クラス3表彰式では優勝で4連覇の#583古賀が両手でガッツポーズ。スパークリングワインをうまそうに飲んだ。
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クラス4の表彰式は審議が入ったためBBS1500レース後に行われた。
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クラス4シリーズチャンピオンを獲得
渕上選手コメント
「優勝してチャンピオン取りたかったのですが、気持ちの整理がついておらず複雑な感じでした。でも2位でゴールできたし、ポールとファステストラップで4点をもらいシリーズチャンピオンも取れたので良かったなと思います。相手もシリーズかかっていたので接触は仕方なかったと思います。レースを応援してくれた方々やサポートしてくれた丸田小屋さんに感謝です」
M23D9613.JPG(左から2番目が渕上選手)


クラス4優勝
マツナガリッチーバーン選手コメント
「スタート直後の1コーナーは自分の行きたいラインが塞がれたのでクロスライン狙ったのですが、前には出られませんでした。自分の感覚的にはファステストが取れ逆転チャンピオンも取れたと思ったのですが、正式結果が出てがっかりです。今季後半は連勝できましたが一年を通しては満足できないので、来年はもちろん全戦全勝で圧倒的なチャンピオンを取りたいです」M23D9544.JPG


オートポリス 86/BRZ レース WEBサイト
https://autopolis.jp/ap/entry/race-car/gold-cup/

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商品紹介ページ:
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re71rs/

レース結果

コース:オートポリス

[AUTOPOLIS 86/BRZ Race クラス3/クラス4]

決勝

  • 開催日:2023/11/12
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:20
  • 完走:19
  • (4.674km x 10laps = 46.74km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 293 マツナガリッチバーンJr BS Bridgestone "JYM"山學部86/FORC 10 22'28.085
2 26 渕上 康徳 BS Bridgestone 丸田小屋 フチロク 10 22'32.280
3 131 石川 裕剛 BS Bridgestone FORC助監督マロ86SPM 10 22'41.960
4 583 古賀 正三 BS Bridgestone JHD丸田小屋86 10 22'45.171
5 93 嶋 啓児 BS Bridgestone カローラ福岡 KEY10 ☆GRG AP86 10 22'45.742
6 31 鍬崎 辰朗 BS Bridgestone TCH・トライレーシング・86 10 23'06.422
7 358 植田 康弘 BS Bridgestone FORC中村石油86 10 23'07.599
8 91 小柳 信行 BS Bridgestone トヨタ自動車九州SECC86 10 23'10.685
9 11 原 俊平 BS Bridgestone ENDLESS カローラ都城 86 10 23'11.485
10 530 福山 哲也 BS Bridgestone ATC-RACING☆DOLPHIN86 10 23'32.201
11 71 内藤 堅司 BS Bridgestone SH-R・K.7110/AP86 10 23'36.219
12 133 鶴島 颯人 BS Bridgestone 山學部ベンチ暖め役FORC 86 10 23'36.621
13 7 田中 悠葵 BS Bridgestone BersercarナナFORC86 10 23'38.496
14 39 T-HIDE BS Bridgestone 電盛・パラボラ☆GRG AP86 10 24'00.772
15 24 境 さつき BS Bridgestone SPM/FORCさつき86 10 24'06.625
16 79 野口 貴志 BS Bridgestone 野口コイン 10 24'07.182
17 150 中嶋 慎次 BS Bridgestone TCHトップギアBRZ with 福岡スバル 10 24'13.012
18 51 宮原 光 BS Bridgestone (株)宮原機工86 10 24'13.605
19 30 古賀 寛之 BS Bridgestone U-マルッwithファミリー86@FORC 10 24'26.902
- 883 松久 康太郎 BS Bridgestone 長崎トヨペット 86 4 DNF
[AUTOPOLIS 86/BRZ Race クラス3/クラス4]

予選

  • 開催日:2023/11/12
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:21
  • (4.674km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 26 渕上 康徳 BS Bridgestone 丸田小屋 フチロク 2 2'11.736
2 293 マツナガリッチバーンJr BS Bridgestone "JYM"山學部86/FORC 2 2'12.316
3 131 石川 裕剛 BS Bridgestone FORC助監督マロ86SPM 2 2'13.992
4 583 古賀 正三 BS Bridgestone JHD丸田小屋86 3 2'14.057
5 93 嶋 啓児 BS Bridgestone カローラ福岡 KEY10 ☆GRG AP86 3 2'14.643
6 11 原 俊平 BS Bridgestone ENDLESS カローラ都城 86 4 2'14.919
7 358 植田 康弘 BS Bridgestone FORC中村石油86 2 2'15.460
8 31 鍬崎 辰朗 BS Bridgestone TCH・トライレーシング・86 2 2'15.764
9 530 福山 哲也 BS Bridgestone ATC-RACING☆DOLPHIN86 2 2'15.981
10 91 小柳 信行 BS Bridgestone トヨタ自動車九州SECC86 2 2'16.236
11 133 鶴島 颯人 BS Bridgestone 山學部ベンチ暖め役FORC 86 2 2'17.723
12 71 内藤 堅司 BS Bridgestone SH-R・K.7110/AP86 3 2'18.057
13 79 野口 貴志 BS Bridgestone 野口コイン 3 2'19.069
14 883 松久 康太郎 BS Bridgestone 長崎トヨペット 86 3 2'19.286
15 39 T-HIDE BS Bridgestone 電盛・パラボラ☆GRG AP86 4 2'19.393
16 24 境 さつき BS Bridgestone SPM/FORCさつき86 2 2'21.531
17 51 宮原 光 BS Bridgestone (株)宮原機工86 4 2'21.836
18 7 田中 悠葵 BS Bridgestone BersercarナナFORC86 3 2'23.873
19 150 中嶋 慎次 BS Bridgestone TCHトップギアBRZ with 福岡スバル 4 2'23.943
20 30 古賀 寛之 BS Bridgestone U-マルッwithファミリー86@FORC 5 2'25.929
- 40 渡辺 将 BS Bridgestone TRYracing パンダ86 DNS