新型「RE-71RZ」の初戦は、クラス4で福山が悲願の初優勝、クラス3では長松が約1年半ぶりの優勝
- 開催場所:オートポリス
- 開催日:2026年06月14日(日) 〜 2026年06月14日(日)
オートポリスの86/BRZレース開幕戦は曇天の6月14日に行われ4つのクラスに16台がエントリーした。ブリヂストンタイヤがコントロールタイヤとなっているクラス3と4は、新しいRE-71RZを初めて履いてのレースとなったが、ほとんどの選手が当日の予選で初装着。そのような中、クラス4では昨年から速さを見せるようになった福山哲也が初優勝。クラス3では長松佑樹が1年半ぶりの優勝を遂げた。
オートポリス86/BRZレースの2026年シリーズは、6月14日の「ゴールドカップレース第2戦」で開幕。昨年の最終戦は視界不良のために中止となったことから、昨年8月以来約10か月ぶりのレースとなった。オートポリスの86/BRZレースは、車両や改造範囲で4クラスに区分。クラス1と2は、現行型のGR86(ZN8)/BRZ(ZD8)で、クラス1はTGR86/BRZクラブマン規定車両、クラス2はJAFスピードB車両。
クラス3と4は旧型86(ZN6)/BRZ(ZC6)で、クラス3はTGR86/BRZレース2021年クラブマン規定車両、クラス4はJAFスピードB車両となる。
このうちクラス3と4はブリヂストンのポテンザRE-71RZのワンメイクレースである。
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昨年シリーズまでの指定タイヤはRE-71RSだったが、今季はこれを進化させトレッドパターンの改良とアウトショルダーの大型化によりコーナリング時の安定性と耐摩耗性を向上させたRE-71RZに変更された。20台を超えるエントリーを集め盛り上がっていたこのシリーズだが、3年連続クラス4チャンピオンの渕上康徳が今季は休養し、クラス2位の古賀正三もTGR86/BRZシリーズへ参戦のためエントリーせず、また嶋啓児のエントリーもなくベテラン勢不在となった。
またクラス3も昨年チャンピオンの鶴島颯人が第3戦から新車でクラス替えすることになりこのクラスを卒業と、どちらのクラスも中堅・若手に優勝のチャンスが生まれた。なおエントリー台数は、クラス3が5台、クラス4が8台、そしてクラス1は2台、クラス2は1台と計16台のみとなった。
●予選
公式予選は曇天の9時25分から15分間行われ、クラス4の#530福山哲也が2分13秒466でクラスポール/総合3位につけ、これに#5嶺照英が続いた。
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さらにクラス3の#15長松佑樹がクラス4勢に割って入り総合5位。そしてクラス4の#91小柳信行、#358植田康弘が続いた。
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●決勝
10周の決勝レース、コースインの時間から弱い雨が落ちて来たが、幸い決勝レースがスタートした13時34分にはほぼ止んだ。
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そのスタートでは上位陣に大きなミスはなく、グリッド順位のままナカヤマ精密コーナー(1コーナー)へ。しかし2番グリッドスタート、クラス1の#616荒木悠佑の加速が鈍く3〜4コーナーで#530福山、第1ヘアピンで#5嶺に先行されてしまった。
1周目は総合ポールであるクラス2の#113小笠正範に#530福山が食らいつき、やや離れて#5嶺と#616荒木、さらに少し離れて#15長松、#91小柳、#358植田の順で戻って来た。そこからは#113小笠が400ccの排気量差も生かして#530福山を引き離して行った。その#530福山は後続との差を広げひとり旅となった。![]()
総合3位争いは4周目の3〜4コーナーで#616荒木が逆転するが#5嶺も引き離されずに食い下がった。総合5位には7番グリッドから追い上げてきた#358植田が、3周目に6位、4周目に5位(クラス3の3位)へ順位を上げて総合5位争いの先頭に立った。
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レース後半はクラス3トップの#15長松にクラス4の4位である#91小柳が追いすがるが逆転はならず。#113小笠が総合優勝で、4.5秒離れてクラス4トップの#530福山がチェッカーを受け、嬉しいクラス初優勝を遂げた。クラス4の2位は総合4位の#5嶺、3位は#358植田だった。![]()
クラス3は総合6位でフィニッシュした#15長松で24年最終戦以来1年半ぶりの優勝を挙げた。クラス3の2位は#11今井摂朗、3位は#71内藤堅司だった。![]()
●クラス4を優勝した福山選手(#530)のコメント
「初優勝です。やっと勝てましたが、今日のレースはもういっぱいいっぱいでした。新しいタイヤ(RE-71RZ)はまだ慣れてないし満足なセットも出しきれていません。まだ1セットしか使っていませんし。ただタイヤのタレは去年までの(RE-71RS)に比べると少ないです。RZの使い方が分かってくればもっと良いセットにできると思うので、それができたらぶっちぎりのレースを1回ぐらいはしてみたいです。前のレースからブランクがありましたが、ひたすら練習して来ました。(去年までのチャンピオンである)渕上さんもいないので、このまま勝ちを続けられたらと思います」
●クラス3を優勝した長松選手(#15)のコメント
「格上のクラス4車両とバトルをしながら『やっぱり速いなぁ』とか『場所によってはこっちが速いところもあるぞ』などと感じて楽しみながらレースができましたし、これからもクラス4と絡めるのではないのかなと思いました。新しいRE-71RZはこれまでのRE-71RSに比べてかなりポテンシャルがあると感じました。今朝の予選で初めて履いたのですが、まだ使い方を把握してなくてセッティングが合えば面白くなると思います。次のレースまでに今日のタイヤで練習して把握したいと思います。決勝レースでも色々感じるところはありましたから、次も良い結果で終われるようにしたいです」
オートポリス 86/BRZ レース WEBサイト
https://autopolis.jp/ap/entry/race-car/gold-cup/

商品紹介ページはこちら
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re71rz/
決勝
- 開催日:2026/06/14
- 天候:Cloudy
- 路面:Dry
- 決勝出走:12
- 完走:12
- (4.674km x 10laps = 46.74km)
| 順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 530 | 福山 哲也 |
BS
|
ATC-RACING☆Dolphin86 | 10 | 22'31.442 | ||||||
| 2 | 5 | 嶺 照英 |
BS
|
PLUS SPORTS Rookie 86 | 10 | 22'45.733 | ||||||
| 3 | 358 | 植田 康弘 |
BS
|
FORC中村石油86 | 10 | 23'10.792 | ||||||
| 4 | 15 | 長松 佑樹 |
BS
|
トップギア86 with 福岡スバル | 10 | 23'11.842 | ||||||
| 5 | 91 | 小柳 信行 |
BS
|
トヨタ自動車九州SECC86 | 10 | 23'12.738 | ||||||
| 6 | 7 | 田中 悠葵 |
BS
|
BersercarナナFORC86 | 10 | 23'21.145 | ||||||
| 7 | 11 | 今井 摂朗 |
BS
|
エンドレス 滝川 SHR 86 | 10 | 23'23.474 | ||||||
| 8 | 71 | 内藤 堅司 |
BS
|
SH-R・KENJI7110☆AP86 | 10 | 23'34.505 | ||||||
| 9 | 39 | T-HIDE |
BS
|
電盛・パラボラ☆GRG AP86 | 10 | 23'35.553 | ||||||
| 10 | 150 | スカルリーダー |
BS
|
トップギアBRZ with 福岡スバル | 10 | 23'37.919 | ||||||
| 11 | 756 | 林田 卓也 |
BS
|
フォレストレーシングWING86 | 10 | 23'47.437 | ||||||
| 12 | 30 | 古賀 寛之 |
BS
|
苅田久富トレーラー86@FORC | 10 | 24'05.612 |




















