
■GT500
ホールショットを奪ったのは、ポールポジションの19号車。
最初にレースが動いたのは7周目。GT300クラスの車両が出始めたタイミングで#37Deloitte TOM'S GR Supraが前を行く64号車をパスして3位に浮上。トップと2番手#8ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTとの差もつまり始めていくと9周目に8号車がトップに浮上。
10周を終えたところで、トップ8号車、2位19号車、3位37号車、4位には♯12TRS IMPUL with SDG Z、5位は#17Astemo CIVIC TYPE R-GT。そして20周目に入ったところでピットに入る車両が出始めていく。2番手19号車が20周目にピットイン。その翌周に8号車はピットインし、19号車の前でピットアウト。37号車、12号車はピットタイミングを遅らせており、ピット作業完了時点での順位変動に注目が集まる。12号車が24周目にピットイン。さらに3位の37号車は32周目までピットを遅らせる戦略を採ってオーバーカットに成功しトップでピットアウトしていく。全車作業が完了したところでトップ37号車、2位8号車、3位19号車となる。そして34周目に12号車が3位の19号車をパスして3位へ浮上しブリヂストン装着勢でトップ3独占となった。
■GT300
ホールショットはポールポジションの18号が奪うも、オープニングラップ最終コーナーで2番手スタートの#52Green Brave GR Supra GTがトップに浮上。そこから順調にリードを築いていく。レースが1/3を過ぎるとルーティンのピットに入る車両が出始める。トップの52号車は24周目にピットイン。2番手18号車は翌25周目にピットイン。このピット作業で52号車にミスがあり18号車がトップに返り咲く展開。その差は7秒。52号車の後半スティントでの巻き返しに注目が集まり、終盤で大幅に差を縮めていくが0.9秒届かず2位表彰台獲得となった。