• 開催場所:鈴鹿サーキット
  • 開催日:2024年07月19日(金) 〜 2024年07月21日(日)
【2024 FIM 世界耐久ロードレース選手権 EWC】Rd.3 鈴鹿8耐 Team HRC with 日本郵便が鈴鹿8耐 3連覇を達成!
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2024 FIM 世界耐久ロードレース選手権 EWCは、日本国内ロードレース真夏の祭典となる鈴鹿8時間。例年7月最終週の開催となっているが、パリで行われるオリンピックのタイミングを避けるために今年は1週間早い7/21に決勝レースが行われるスケジュールとなっている。
世界屈指のテクニカルコースである鈴鹿サーキットは全長5,821m。コース前半のリズミカルなセクションから高速コーナーと超低速のシケインが設けられたバラエティに富んだコースレイアウト。また近年は真夏の猛暑により高温多湿となる環境が8時間の比較的短い耐久レースとは言え、マシンとライダー達を苦しめる。
7/17(水)にはテストセッションと呼ばれる特別走行枠が設けられ、鈴鹿8耐参戦チームが走行。全5枠の走行で総合トップのタイムとなる2'06.119を記録したのは2022-23年と連勝中のホンダファクトリーチームである#30 Team HRC with Japan Post (Ho,BS)。2番手に2'06.724で#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS)、3番手にEWC年間エントリー組の#12 Yoshimura SERT Motul (Su,BS)で2'06.812と上位3チームが2分6秒台を記録した。
HRC_0717.jpg7/18(木)は走行セッションは設けられず、終日各チームのマシンの公式車検やライダー装備の確認が行われた。
翌7/19(金)からは鈴鹿8耐の公式スケジュールが開始。8:30から2時間のフリープラクティス、午後からは各ライダー20分の予選が2回行われ、18:30からは夜間走行に備えたナイトセッションが設けられている。
フリープラクティス開始となる頃は少し雲が多めだが、時間が経つにつれて気温・路面温度は上昇していく中、セッション序盤から2分6秒台をマークした#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team (Ya,BS)がトップに立つ。1時間が経過する頃には#12 Yoshimura SERT Motul、セッション後半には#30 Team HRC with Japan Postとトップが入れ変わりながらセッションが終了した。

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【予選1回目】
各ライダーが装着する腕章の色で組み分けされ、青ー黄ー赤の順で各ライダー20分の予選が行われる。予選開始前は気温33度、路面温度は50℃を超えてきた。
最初のライダーである青腕章ライダーの予選は12:05からコースイン開始。各ライダーが2周目に入りタイム計測が始まるが数人のライダーが3周目に入った頃にヘアピンで数台が転倒。予選開始5分ほどで赤旗中断となってしまう。数分後にセッションが再開され、最初に2分5秒台を記録したのは#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official TeamのN.カネパ。2'05.741でトップに立つが、セッション終盤に#2 DUCATI Team KAGAYAMA (Du,BS)の水野がそれを上回る2'05.615を記録して首位が入れ替り予選が終了。#12 Yoshimura SERT Motul (Su,BS)の渥美が2'06.079で3番手につけた。

QP1_B.jpg2人目となる黄腕章ライダーの予選1回目でも開始5分で赤旗が提示され、走行が中断。再スタート後に#30 Team HRC with Japan PostのJ.ザルコが2'06.084とトップに。しかし昨年のEWCチャンピオンチームである#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official TeamのM.フリッツが2'05.252をマークし、トップを奪い予選が終了。#17 Astemo Honda Dream SI Racing (Ho,BS)の羽田が2'06.743で3番手。

QP1_Y.jpg3人目の赤腕章ライダー走行時には気温35℃、路面温度は56℃まで上昇し、タイヤにとっては厳しい状況となってきた。その環境下で真っ先に2分5秒台を記録したのは#73 SDG Team HARC-PRO. Honda (Ho,BS)の國井。2'05.942でトップに立ち、セッション後半まで位置を維持する。#30 Team HRC with Japan Postの名越も2'05.980と5秒台に入れてくるが、#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official TeamのK.ハニカが2'05.192のベストタイムを記録しトップへ。この3名までが5秒台を記録して予選が終了した。

QP1_R.jpgEWCの予選は各チーム速いタイムを記録した上位2名の平均タイムで総合結果が決まる。予選1回目終了時の暫定トップは#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team。2番手が#73 SDG Team HARC-PRO. Honda、3番手に#30 Team HRC with Japan Postととなった。

【予選2回目】
まだ気温・路面温度が下がらない16時前より予選2回目が開始された。ライダー3名で参戦しいているチームは使用出来るタイヤが7本と定められている為、予選1回目で何本のタイヤを使用し、新品が何本残しているか、各チームの戦略が分かれる展開となる。
1人目青腕章ライダー2回目の予選では1回目同様、#2 DUCATI Team KAGAYAMAの水野が2分5秒台をマークするも1回目予選のタイム更新はならず。大きくタイム更新となったのは2番手のタイムを記録した#17 Astemo Honda Dream SI Racingの野佐根。2'05.923で約1.7秒ほど更新してきた。3番手は2'06.911を記録した#76 AutoRace Ube Racing Team (Su,BS)の津田だが、こちらもタイム更新は出来なかった。

QP2_B.jpg続く黄腕章ライダーではセッション前半から予選1回目のタイムを更新するライダーが上位を占める。トップタイムを記録したのは#17 Astemo Honda Dream SI Racingの羽田、2番手に2'06.692で#76 AutoRace Ube Racing TeamのB.バルトゥスと2人はタイムを更新。3番手の#30 Team HRC with Japan Post J.ザルコはタイム更新とはならなかった。

QP2_Y.jpg予選最後の走行となる赤腕章ライダーでは2秒近くタイムを更新した#2 DUCATI Team KAGAYAMAのH.シャーリンが2'05.936でトップタイム。2番手の#12 Yoshimura SERT Motul、D.リンフットはタイム更新とはならず2'06.402。3番手の#104 TOHO Racing (Ho,BS) 榎戸も約1.8秒のタイム更新に成功した。

QP2_R.jpg2回の予選が終了し、速いタイムを記録した2人のアベレージタイムで#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamが予選総合トップを獲得。2番手に#2 DUCATI Team KAGAYAMA、3番手に#30 Team HRC with Japan Postとなった。
この予選で上位10チームは7/20(土)の15:30から1台づつ走行するTop10トライアルが行われ、タイム順で最終グリッドが決定する。

【Top 10 トライアル】
EWCの中で唯一、総合予選上位10台によるタイムアタック予選となるTop 10 トライアル。各チームのライダー2名が1台づつ走行し、ラップタイム順で最終グリッドが決定する。
トータル20名のライダーが走行し、最速タイムとなる2'05.130をマークしたのはEWC組のBS勢、#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official TeamのM.フリッツ。
2番手は#2 DUCATI Team KAGAYAMAの水野が僅か0.118秒差となる2'05.248のタイムを記録。鈴鹿8耐初参戦となる注目の#30 Team HRC with Japan Post、J.ザルコが2'05.531で3番手グリッドを獲得した。

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【決勝レース】
鈴鹿8耐決勝日は朝から快晴となり、スタートグリッド上の路面温度は50℃を超えている。
11:30にルマン式により46人のライダーがメインストレートの反対側からマシンに駆け寄りスタート。1コーナーに真っ先に入ったのは#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。続いてポールスタートの#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Team、#12 Yoshimura SERT Motul 、#30 Team HRC with Japan Postと続く。
1周目の最終シケインで#1 YART Yamahaがトップに立ち、2周目に入る。10周目が終了するレース序盤には#1 YART Yamaha、#30 Team HRC with Japan Post、#2 DUCATI Team KAGAYAMA、#73 SDG Team HARC-PRO. Honda (Ho,BS)の4台がトップ集団を形成。その後周回遅れが出始めると、トップ集団の4台は少し距離が開き始めた。

1C5A3937.JPG上位勢の最初のピットインはスタートから45分を経過した頃から始まる。4位を走行していた#73 SDG Team HARC-PRO. Honda (Ho,BS)、3位走行の#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamとピットイン。1ー2周ほど後に#2 DUCATI Team KAGAYAMA、#12 Yoshimura SERT Motul、トップ走行の#30 Team HRC with Japan Postとピットインを行う。
ピットインのタイミングから7回ピット8スティント、8回ピット9スティントとピットインの戦略が分かれていると思われ、2回目のピット作業が行われる2時間経過前では4ー5周ほどピットインのタイミングが違う。
2時間経過時点では#30 Team HRC with Japan Postがトップを走行。#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamが約20秒遅れで2位。トップから約1分遅れで#2 DUCATI Team KAGAYAMAが走行している。

Pit in.jpg時間の経過とともに1ー2位の差は若干広がるが、40秒前後の差が変わることなく、上位2台は周回を重ねていく。気温・路面温度がピークとなる15時前後には転倒するライダーも見られるようになってきた。
BS勢では3時間20分が経過する頃に#5 F.C.C. TSR Honda FranceのJ.フックがデグナーカーブで転倒してしまう。だがマシンのダメージは少ない模様で、レースに復帰するとピットには戻らずに走行を継続。
レース時間の半分、4時間が経過した時点でトップを走行する#30 Team HRC with Japan Postと同一周回で走行するのは2位の#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamと3位#12 Yoshimura SERT Motulの3台となった。

5時間経過時点ではHRCとYARTの2台のみが同一周回となり、その差は約40秒となった。トップ争いよりも激しくなってきたのは3位争い。レース後半に入ってくるとさらに激化し、#12 Yoshimura SERT Motulと#2 DUCATI Team KAGAYAMAが接近戦を展開。
陽が少し低くなり、ようやく路面温度が下がってきたが、まだ50℃を超えている17時以降、上位勢は2分7秒台のラップタイムを記録する。
残り2時間を切り、3位争いを展開する#12 Yoshimura SERT Motulにピットスルーペナルティが課せられ、その間に#2 DUCATI Team KAGAYAMAが3位に浮上。トップ争いの展開は終盤に入ってもタイム差がほとんど変わらず、#30 Team HRC with Japan Postと#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamの争い。何かが起こると順位が入れ替わるほどの差を保ったままレースは残り1時間を切った。

Race2.jpg辺りが暗くなってきた頃、3位争いの2台はスプリントレースのような接近戦を展開。残り30分を切った辺りでYoshimura SERTが再び3位に上がり、DUCATI Team KAGAYAMAは4位に。ゴールに向けて速いラップタイムを記録するYoshimura SERTの渥美は後続を徐々に引き離していく。
注目のトップ争い、#30 Team HRC with Japan Postの最後のピットイン時の作業に対して審議が入り、残り15分でレースタイムに40秒加算のペナルティが課せられた。2位 #1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamとの差は計時では50秒弱となっており、リザルト上は約10秒差となった。
僅かな差となった2台だが、#30 Team HRC with Japan Postの高橋は最後までトップの座を守り切って真っ先にチェッカーを受け、Team HRCの鈴鹿8耐3連覇を達成。最後まで追い続けた#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teaが2位となり、チームとして鈴鹿8耐初表彰台を獲得。#12 Yoshimura SERT Motulは3位でゴールし、最後の表彰台を獲得した。

_A8G4886a.JPGこの結果で、ブリヂストンがタイヤを供給するチームが鈴鹿8耐にて17大会連続で優勝し、連勝記録を更新した。
年間4戦で争われるFIM EWCの年間ランキングは#1 Yamalube YART Yamaha EWC Official Teamが29ポイントを獲得、合計116ポイントでランキングトップに立つ。1ポイント差のランキングトップで鈴鹿8耐に挑んだ#12 Yoshimura SERT Motulは22ポイント獲得で合計110ポイント。ブリヂストンサポートチーム同士のチャンピオン争いは、その差は僅か6ポイントの大接戦で9月に行われる最終戦 ボルドール24時間を迎える。

レース結果

コース:鈴鹿サーキット

決勝

  • 開催日:2024/07/21
  • 決勝出走:46
  • 完走:38
  • (5.821km x 220laps = 1280.62km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 30 高橋 巧 /J. ザルコ/名越 哲平 BS Bridgestone Team HRC with Japan Post CBR1000RR-RSP ホンダ 220 11 02:07.378 08:01:29.693
2 1 N.カネパ /M.フリッツ/K.ハニカ BS Bridgestone YART - YAMAHA YZF-R1 ヤマハ 220 195 02:07.907 08:01:37.553
3 12 渥美 心 /A. アレナス/D. リンフッド BS Bridgestone YOSHIMURA SERT MOTUL GSX-R1000 スズキ 219 1 199 02:07.885 08:01:37.618
4 2 水野 涼 /J.ウォータース/H. シャーリン BS Bridgestone DUCATI Team KAGAYAMA Panigale V4R ドゥカティ 219 1 4 02:07.282 08:02:14.011
5 37 M.レイターバーガー /S.ギュントーリ/I. ミハルヒク DL BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM M1000RR BMW 218 2 160 02:08.807 08:02:09.142
6 71 伊藤 和輝 /日浦 大治朗 BS Bridgestone Honda Dream RT SAKURAI HONDA CBR1000RR-RSP ホンダ 218 2 183 02:09.001 08:02:36.989
7 104 清成 龍一 /渡辺 一樹/榎戸 育寛 BS Bridgestone TOHO Racing CBR1000RR-R ホンダ 218 2 114 02:08.712 08:02:53.928
8 0 生形 秀之 /濱原 颯道/E.マッソン BS Bridgestone Team SUZUKI CN CHALLENGE GSX-R1000R スズキ 216 4 2 02:08.463 08:00:55.078
9 73 M. アジ /浦本 修充/國井 勇輝 BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR1000RR-R Fireblade ホンダ 216 4 5 02:08.112 08:01:29.798
10 99 R. ド プニエ /J. グアノニ/F. マリノ DL KM99 YZF-R1 ヤマハ 215 5 99 02:09.814 08:00:55.234
11 17 野左根 航汰 /羽田 太河/作本 輝介 BS Bridgestone Astemo Honda Dream SI Racing CBR1000RR-R ホンダ 215 5 29 02:08.467 08:01:03.397
12 50 児玉 勇太 /菅原 陸/M. スタファー BS Bridgestone Team Kodama YZF-R1 ヤマハ 215 5 153 02:09.470 08:01:52.702
13 6 関口 太郎 /奥田 教介/B. ヤング BS Bridgestone Team TARO PLUSONE with SDG M1000RR BMW 214 6 126 02:10.189 08:02:34.575
14 40 岩田 悟 /鈴木 光来/岡谷 雄太 BS Bridgestone TeamATJ with docomo business CBR1000RR-R ホンダ 213 7 4 02:08.850 08:01:07.904
15 4 H.クレア /R. クルメナッハ/C.ペロラリ DL TATI TEAM BERINGER RACING CBR1000RR-R ホンダ 213 7 158 02:11.279 08:02:50.738
16 3 佐野 優人 /佐野 勝人 BS Bridgestone KRP SANYOKOGYO & RS-ITOH ZX-10R カワサキ 213 7 165 02:09.858 08:02:51.709
17 95 星野 知也 /吉田 愛乃助/H. スーマー DL TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW M1000RR BMW 212 8 58 02:11.458 08:01:45.391
18 25 R.ロルフォ /大久保 光/亀井 雄大 DL TEAM ÉTOILE M1000RR BMW 211 9 5 02:12.021 08:01:01.766
19 13 阿部 恵斗 /西村 硝/三上 真矢 DL Taira Promote Racing YZF-R1 ヤマハ 211 9 2 02:12.026 08:01:03.979
20 76 津田 拓也 /B. バルトゥス/A. ウエスト BS Bridgestone AutoRace Ube Racing Team GSX-R1000R スズキ 211 9 179 02:08.908 08:01:08.001

予選

  • 開催日:2024/07/20
  • 決勝出走:46
  • (5.821km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 1 N.カネパ /M.フリッツ/K.ハニカ BS Bridgestone YART - YAMAHA YZF-R1 ヤマハ 02:05.130
2 2 水野 涼 /J.ウォータース/H.シャーリン BS Bridgestone DUCATI Team KAGAYAMA Panigale V4R ドゥカティ 02:05.248
3 30 高橋 巧 /J. ザルコ/名越 哲平 BS Bridgestone Team HRC with Japan Post CBR1000RR-RSP ホンダ 02:05.531
4 37 M.レイターバーガー /S.ギュントーリ/I. ミハルヒク DL BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM M1000RR BMW 02:05.971
5 12 渥美 心 /A. アレナス/D. リンフッド BS Bridgestone YOSHIMURA SERT MOTUL GSX-R1000 スズキ 02:06.097
6 73 國井 勇輝 /浦本 修充/M. アジ BS Bridgestone SDG Team HARC‐PRO. Honda CBR1000RR-R Fireblade ホンダ 02:06.286
7 76 津田 拓也 /A. ウエスト BS Bridgestone AutoRace Ube Racing Team GSX-R1000R スズキ 02:06.562
8 5 J. フック /M.D.メリオ/A.ティシェ BS Bridgestone F.C.C.TSR Honda France CBR1000RR-R Fireblade ホンダ 02:06.836
9 17 野左根 航汰 /羽田 太河/作本 輝介 BS Bridgestone Astemo Honda Dream SI Racing CBR1000RR-R ホンダ 02:07.165
10 71 伊藤 勇樹 /日浦 大治朗 BS Bridgestone Honda Dream RT SAKURAI HONDA CBR1000RR-RSP ホンダ 02:07.453