インディカー・シリーズ Rd.16 ロングビーチ

2021年9月26日、カリフォルニア州ロングビーチ発。本日、2021年NTTインディカー・シリーズ最終戦ロングビーチの決勝レースが行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック/シールド・クリーンサーズ ダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨は9位でチェッカードフラッグを受けました。16番グリッドからスタートした琢磨は、オープニングラップに起きた多重アクシデントを避けて11番手までジャンプアップ。続いて先行するドライバーがペナルティを受けたために10番手となると、上位陣のピットストップに乗じてさらに順位を上げていきます。ここで2番手まで追い上げた琢磨は27周目に最初のピットストップを実施。次のスティントでは17番手から13番手まで浮上したのち、42周目に2回目のピットストップを行なうと、56周目には4番手からピットストップを実施しました。その後、11番手でコースに復帰すると、ふたつポジションを上げ、85周目に9位でチェッカードフラッグを受けました。この結果、琢磨は通算324ポイントを獲得し、11位でシーズンを終えました。皆さまのご支援・ご声援に心より御礼申し上げます。

■佐藤琢磨のコメント
「厳しく、そして長い戦いでしたが、9位でチェッカードフラッグを受けられたので、トップ10フィニッシュを果たしたことになります。メカニックたちは素晴らしい働きをしてくれました。今日は最高のスタートを切った後、いくつかのイエローが出て、僕たちは順調にレースを戦っていきました。ただし、3回目のイエローで僕たちは行く手を阻まれ、いくつもポジションを落としてしまいました。その後は懸命に挽回を図りました。今日はダウンフォースを減らしたセッティングで走行したので、マシーンの動きはややあいまいでしたが、フィニッシュまで懸命に戦い続けました。No.30のメカニックたちの働きぶりは目を見張るばかりでした。この1年間、ご支援いただきまして、本当にありがとうございました。」

（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより）