2022年 インディカー・シリーズ Rd.3 ロングビーチ

2022年4月10日、カリフォルニア州ロングビーチ発。
本日行なわれたインディカー・シリーズ第3戦ロングビーチの決勝において、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRの佐藤琢磨は22番グリッドからスタート。力強い追い上げで、レース後半には13番手を走行していましたが、他のドライバーとバトル中に路面上のマーブルに乗り上げてタイヤバリアに接触。無念のリタイアに終わりました。

15周目に15番手まで挽回した琢磨は、29周目に9番手として最初のピットストップを実施。19番手でコースに復帰すると、第2スティントの大半を14番手で走行しました。続いて56周目に2回目のピットストップを行なうと、その後は13番手まで追い上げて周回を重ねていましたが、追い上げてきたライナス・ヴィーキーとポジション争いをしていたところ、ターン8でマーブルに乗り上げてコントロールを失い、タイヤバリアと接触してしまいリタイアに追い込まれました。

■佐藤琢磨のコメント
「ロングビーチに戻ってくると、いつでも最高の気分を味わえます。今回は苦しい週末となり、予選では良いバランスを見つけられないまま、決勝は後方グリッドからスタートすることになりました。ですが、僕たちのレースカーは強力で、レース中はライバルたちを追い抜き、ポジションを上げていきました。これは本当に楽しかったです！　残り2周の時点で13番手を走行していたので、とてもいい展開でしたが、続いてイエローが出て、一部のドライバーがフレッシュなタイヤに交換。一方、僕は25周も走行したタイヤを履いていました。そんな中、ライナス・ヴィーキーがとても速いペースで追いつき、僕はポジションを守ろうとしながらターン8に進入しました。彼がインサイドで僕がアウトサイドでしたが、ここで2人ともアウト側にラインが膨らみ、僕は運悪くマーブルに乗ってタイヤバリアに接触しました。せっかくここまで追い上げられていたので、とても残念でした。でも、少なくとも僕たちは、セントピーターズバーグのときと同じように、最後の最後まで力強く走ることができました。デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRとともに挑む初のロードコースとなる次のバーバーのレースを楽しみにしています」

（デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのプレスリリースより）