昼頃に雨が止み、コース上の水気が徐々に少なくなり始めた中で行われるJ-GP2。
このクラスも2周減となり、10周のレースが13:45にスタート。
ホールショットはポールポジションからスタートした#4岩戸(MD,BS)。その後ろに#634名越(HP,BS)と#44関口(HP,BS)と続く。
#634名越はS字でトップに立ち、1周目を終えた時点で#634名越、#4岩戸、#34榎戸(KALEX,DL)、#44関口、#25伊藤(Ya,DL)の順。
レース序盤、最も早いペースで走るのは#34榎戸。2周を終えた時点でトップに立ち、後続を引き離し始め、5周を終了した時点で2位を走る#634名越に1.6秒の差をつけて走行。2位以下は#71三原(HP、PI)が4位まで順位を上げてきている。
一時はトップ#34榎戸との差が広がっていた#634名越だが6周目に入った頃からペースをアップ。徐々に#34榎戸との差を詰め始め、6周を終えて1.1秒差、翌周に0.6秒差と確実に前との差が詰まっていく。
そして7周目の最終シケインで#634名越は#34榎戸をブレーキングでパス。#34榎戸もメインストレートで前に出てトップを奪い返すが1コーナー進入で#634名越が再び前に出る。後方では#71三原(HP,PI)が3位を走行、#44関口が#4岩戸を130Rでパスし順位を上げる。
#634名越はトップに立った後もペースを維持したままチェッカーを受け優勝。2位に#34榎戸、3位に#71三原が入った。タイトル争いの2人、#44関口と#4岩戸は最後4位争いを展開し、#4岩戸が前に出てゴール。#44関口は5位となった。
このレースの結果、#4岩戸が2018年のJ-GP2クラスチャンピオンを獲得した。
J-GP2クラス上位の結果は以下の通り
P1:#634 名越 (HP,BS)
P2:#34 榎戸 (KALEX,DL)
P3:#71 三原 (HP,PI)
P4:#4 岩戸 (MD,BS)
P5:#44 関口 (HP,BS)
P6:#70 岩崎 (Ka,PI)
P7:#090 中村 (KALEX,BS)
P8:#16 作本 (MD,BS)
P9:#25 伊藤 (Ya,DL)
P10:#64 伊達 (HP,DL)