J-GP3の予選に続き、JSB1000の予選が行われました。
今日の午後にレース1が、明日の午後にレース2が行われる為、今回の45分の計時予選で、ベストタイムで第1レースのグリッド、セカンドタイムで第2レースのグリッドとなります。
昨日までの練習走行で、#13高橋巧、#1中須賀、#4野左根選手の3名が、既にコースレコードを上回るタイムを記録していました。
予選開始時10:30では、気温17℃路面温度25℃というコンディションでした。
JSB1000では45分間の予選で、使用できるタイヤは2セットに規制されているので、どのタイミングでアタックするかが注目されます。
スタート時には、各ライダーは新品タイヤを使用するので、最初のアタックが行われます。
コースイン後3~4周でベストタイムを出す上位ライダーが多い中、3周目のタイムでトップに立ったのは#1中須賀選手(Ya,BS)。コースレコードを大きく破る1'47.087という驚異的なタイムを叩き出し、周囲を驚かせます。ちなみに従来のコースレコードは、中須賀選手自身が持つ1'48.460でした。
しかしその翌周に、何と#13高橋巧選手(Ho,BS)がそのタイムを上回り、1'47.072というタイムでトップに浮上!
更に6周目には、再び#1中須賀選手がそのタイムを上回る、1'47.047というタイムで再び暫定トップの座を奪ういます。
セカンドベストタイムで明日のグリッドが決まる為、各ライダーは数周のアタックを繰り返します。
その後終盤のタイムアタックに備え、各ライダーはレースに向けた確認を行います。
残り10分くらいから、終盤のアタックに向け、各ライダー動きが始まります。
暫定トップの#1中須賀選手は、まずフロントタイヤを新品に変えコースインし、その後ピットに入ってリアタイヤを新品にしてアタック開始。
その中須賀選手は、何と1'46.878というタイムを叩き出し、ポールポジション獲得!
#13高橋巧選手も最後のアタックでタイムを更新するものの、中須賀選手には一歩及ばず2番手。
#4野左根選手もタイムを更新し、3番手をキープしました。
4位#26渡辺一樹選手(Su,BS)、5位#23渡辺一馬(Ka,BS)までの、4メーカーの5人がコースレコードを更新という、激しい予選となりました!