快晴になり、気温17℃路面温度27℃のコンディションの中、10:40に決勝がスタートしたJ-GP3クラス。
女性ライダーが予選で上位に入ってきており、全日本ロードレース史上初の女性ウイナーが誕生する可能性もあり、非常に激戦が予想される。
スタートして1コーナーホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#18 安村(PRCS,DL)。#88 福嶋(Ho,BS)、#36 長谷川(Ho,BS)が続く。
3コーナーで#36 長谷川は2番手に浮上、その後5コーナーで#18 安村の前に出て一気にトップまで上がる。3番手を走行していた#88 福嶋は90度コーナーで転倒し戦列を離れてしまう。
1周目を終えて順位は#36 長谷川、#13 岡崎(Ho,DL)、#18 安村、#14 中山(Ho,BS)、#11 鈴木(Ho,DL)。
トップを走る#36 長谷川は徐々に後続を引き離し始め、4周目に約1.1秒、6周目には約2.6秒まで差を広げて独走態勢を築き始める。
2位以下は4台の集団で順位を入れ替わりながら周回を重ねる。
トップを快走する#36 長谷川はレース中盤には6~7秒差を付け、2位とのギャップを保ちながら安定したラップタイムで周回し完全な独走態勢。
後半に入ってくると残る表彰台の席を狙う4人の争いが激化し始め、順位が目まぐるしく入れ替わる。
残り周回が少なくなったところで集団から#18 安村が若干遅れ始め、2位争いは3台に絞られた。
トップを快走する#36 長谷川は危なげない走りでそのままゴール。独走の力強い走りで自身初優勝を獲得!
注目の2位争いは最終ラップを2位で通過した#14 中山が後続を退け、その順位を守り切ってゴールし、こちらも嬉しい初表彰台!
開幕戦からJ-GP3クラスでBS勢が2016年以来の1-2フィニッシュと素晴らしいシーズンスタートとなった。
残る表彰台は#11 鈴木が獲得、もう一人の女性ライダー#13 岡崎は4位でゴールした。