お昼休みのピットウォークの後、午後から始まる最初のレースは今シーズンで終了となるJ-GP2。
気温は18℃、路面温度34℃のコンディションで13:05にスタート、22周のレースが始まった。
ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#392 尾野(Su,DL)。しかし3コーナーまでの短いストレートで数台のマシンが交錯し、3コーナー進入では#4 作本(MD,BS)がトップに立つが、4コーナーのイン側に#634 名越(HP,BS)が入り、トップが入れ替わる。
1周目のトップ5順位は#634 名越、#4 作本、#70 岩﨑(Ka,PI)、#392 尾野、#22 小谷(HP,BS)。
2周目に#634 名越、#4 作本は3位との差を広げ始めていたが、3周目に3番手に順位を上げた♯392尾野が翌周にはこの時点でのファステストラップを記録し、前を走る2台との差を詰め始めた。
レースも半分を消化するとトップ3台の間隔が広がり始め、1-3位は単独走行に。トップは#634 名越、2番手#4 作本、3番手#392 尾野。トップ3台から少し離された所で4位争い、#71 榎戸、#70 岩﨑、#22 小谷の3台が接近を展開。
レース後半に入り、トップ#634 名越は2番手#44作本に5秒弱の差を付けて独走。#44作本も後ろを走る#392尾野と約5.5秒の間隔があり、上位3台は単独走行で順位の変化は無し。
激しい4位争いは#22 小谷が徐々に遅れ始め、#71 榎戸と#70 岩﨑の争いが激しくなってきた。
周回数が少なくなってきた19周目に#71 榎戸と#70 岩﨑の順位が入れ替わり、今度は#71 榎戸が徐々に遅れ始める。
トップ#634 名越は後続を約6秒引き離し独走で優勝。2位は#44作本、3番手#392尾野の順でチェッカー。
このクラスでもJ-GP3に続き、BS勢が1-2フィニッシュを達成した。
4位には#70 岩﨑が順位を奪い返し、#71 榎戸が5位、#22 小谷が6位でゴールした。