時計が11:21を少し回ったところで、JSB1000クラスがスタートしました。
ホールショットを奪ったのは#4 野左根 航汰(Ya,BS)でしたが、その直後の2コーナーでなんと、その野佐根と#13 高橋 巧(Ho,BS)が接触し高橋はコースを外れ大きく後退してしまいます。その後のデグナーでも砂埃があがり、コースアウトした選手が映し出されるとそこに映っていたのは、これまた高橋という衝撃的な展開となります。結局オープニングラップは#1 中須賀 克行(Ya,BS)がトップ、続いて#634 水野 涼(Ho,BS)、#26 渡辺 一樹(Su,BS)、#23 渡辺 一馬(Ka,BS)、#12 加賀山 就臣(Su,BS)という上位の顔ぶれとなります。2周目には#23 渡辺 一馬が#26 渡辺 一樹をかわして3番手に、続く3周目には#23 渡辺 一馬は#634 水野 涼もかわして2番手に上がります。ペースが上がらず苦しんでいるかに見えた水野ですが、4周目の終盤には勢いを取り戻し、5周目の1コーナーから2コーナーにかけて再び2番手にポジションアップします。#23 渡辺 一馬もそのままでは終わらず8周目にはダンロップコーナーで再び水野をかわします。そのすぐ後ろには#090秋吉耕佑(Ho, BS)が2位争いを伺い、9周目には#4 野左根 航汰(Ya,BS)もオープニングラップでの接触から順位を回復し、この2番手争いに加わります。トップの中須賀が独走を続ける後ろで2番手争いが激化。10周目の130Rで水野選手が渡辺一馬をかわして2番手にあがると、その直後のシケインでは秋吉も渡辺一馬をかわして3番手にポジションアップします。11周目には野左根が渡辺一馬、秋吉を相次いでかわして2番手の水野とテールトゥノーズになります。12周目には意表をつく逆バンクでの仕掛けで野佐根は水野の前に出ると最後まで抑えきり、2位でレースを終えました。勝ったのは中須賀でチャンピオンに大きく前進、後方では高橋が2度のコースアウトから執念の追い上げを見せ16位でレースを終えポイントを獲得しチャンピオンへの望みをつないでいます。
P1:#1 中須賀 克行(Ya,BS)
P2:#4 野左根 航汰(Ya,BS)
P3:#634 水野 涼(Ho,BS)
P4:#23 渡辺 一馬(Ka,BS)
P5:#090秋吉耕佑(Ho, BS)
P6:#26 渡辺 一樹(Su,BS)
<略>
P16:#13 高橋 巧(Ho,BS)