J-GP2クラスの決勝結果をお伝えします。レースがスタートしてホールショットを奪ったのは#71 榎戸 育寛(HRC,BS)、2番手に#634 名越 哲平(HRC,BS)、3番手にはS字で#4 作本 輝介(Mo,BS)が上がり、チャンピオン争いをする3台が1~3位を占めるオープニングとなりました。その周のスプーンカーブでは名越と作本が接触し、両者はコースの外にふくらみ大きくタイムロスをしてしまいます。続く2周目のスプーンでは名越がロスを取り戻してトップに返り咲きますが、#392 尾野 弘樹(Su,DL)が1コーナーで一度トップを奪うといった動きはあるものの、すぐに名越が抜き返し、4周目には序盤と同じ3台が名越、榎戸、作本の順でトップ3を占め、3台が2秒以内の接近した状態でレースは中盤へと向かっていきます。
中盤から終盤にかけてレースは淡々と進んだものの、3番手を行く作本とトップ2との差は徐々に大きくなり最終ラップでは名越と榎戸のマッチレースとなっていきます。2台はクリーンなレースを繰り広げレースはこのままの順位で決まるかと思われた日立オートモティブシステムズシケインで、榎戸がギリギリのライン取りで名越との競り合いを制して優勝、名越は2位表彰台で年間チャンピオンを決めています。おめでとうございます!
P1:#71 榎戸 育寛(HRC,BS)
P2:#634 名越 哲平(HRC,BS)
P3:#4 作本 輝介(Mo,BS)
P4:#392 尾野 弘樹(Su,DL)
P5:#14 阿部 恵斗(Ya,BS)
P6:#18 豊島 怜(Ya,DL)