埜口遥希がシリーズチャンピオン獲得!!
2021年全日本ロードレース選手権第7戦、ST600クラスの決勝が終了しました。
シリーズチャンピオンが決まる注目のレース、ホールショットを奪ったのはポールスタートの#4長尾健吾(Ya,BS)。1周目のTOP5は長尾、#3小山知良(Ho,BS)、#14埜口遥希(Ho,BS)、#5荒川晃大(Ho,BS)、#8阿部恵斗(Ya,BS)というオーダー。2周目、荒川が埜口の前に出て3位へ。3周目、小山が長尾を1コーナーで捉えてトップに浮上する。4周目の最終コーナーで再び長尾がトップ浮上。6周目、小山が長尾を第2ヘアピンでパスしてトップに浮上。さらに7周目、今度は荒川が一気に長尾、小山を抜いてトップ浮上するもすぐに小山が抜き返しトップを死守する。この3名がトップを入れ替えながらレースは進行していく。9周目、埜口が長尾を抜いて3位に浮上するとその直後、2位の荒川が転倒を喫してしまい、埜口が2位へ。レース10終了時点でのTOP5は小山、埜口、阿部、長尾、#11井手翔太(Ya,BS)。小山が若干のリードを築き、埜口、長尾、阿部の3台が僅差で2位争いを展開。11周目、埜口と長尾が並んで1コーナーに進入していくが、長尾がコースアウトしてしまう。13周目、阿部が埜口をパスするも、14周目の1コーナーの飛び込みで再び埜口が2位へ返り咲く。そしてレースはファイナルラップへ突入。トップ小山はリードを守り切って優勝。白熱の2位争いは第2ヘアピンで阿部が埜口をパスして2位チェッカー。そして注目のシリーズチャンピオンは3位に入った埜口が獲得となった。
ST600クラス決勝暫定結果上位15位は以下の通り