今年から全日本RRに復帰参戦の#33 羽田大河が集団の大接戦を制す!
2022年全日本ロードレース選手権第1戦、ST600決勝レースの結果速報をお伝えします。
雲が多く雨が降り出しそうな空の状況の中、ブリヂストンタイヤワンメイクレースとなるST600クラス16周のレースに全40台がスタート。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#3 荒川晃大 (Ho)。オープニングラップのS字コーナー進入で#37 羽田太河 (Ho)がトップに立つが、90度コーナーで再び#3 荒川がトップに。
序盤はトップ2台が後続を離していたが、徐々に後続の#11 松岡玲 (Ya,)、#2 小山知良 (Ho)、#33 國井勇輝 (Ho)が追いつき始め、5周目に入るとトップ集団は5台に膨れ上がる。
トップは#37 羽田に入れ替わり、トップ集団を引っ張るが、3位以下は目まぐるしく順位が入れ替わる激しいレース展開。
中盤となる6周目に入った頃には#3 荒川がトップに立っているが、7周目に#37 羽田がトップを奪い返し、2位には#33 國井が上がる。翌8周目に入ると3位に#2 小山、4位に#3 荒川と上位勢の入れ替わりが激しくなってくる。
レース半分が過ぎた頃にはトップ集団は5台に#5 阿部恵斗 (Ya)、#4 長尾健吾 (Ya)が加わった7台の集団に。後半に入ってくると順位の入れ替わりが少なくなってくるが、まだ誰が勝つか分からない状況。
10周が終了してトップ争いは#37 羽田、#33 國井、#3 荒川、#2 小山、#5 阿部、#11 松岡、#4 長尾の順で周回。残り5周で#3 荒川が#33 國井の前に出て2位に浮上するが、残り3周で再び#33 國井が前に、さらに#2 小山も#3 荒川の前に出る。
残り2周となる15周目に入った1コーナーで2位を走っていた#33 國井が転倒!トップ集団は6台となるが、#4 長尾が少し離され始める。
最終ラップに入った時には#37 羽田、#2 小山、#3 荒川の順で通過。激しいトップ争いは最後の勝負所となるバックストレートから90度コーナーブレーキングで#2 小山が#37 羽田に襲い掛かるが順位は入れ替わらず、そのままの順位でクリア。
ゴールラインまで目が離せないトップ争いは#37 羽田がトップを守り切り優勝!2位に#2 小山、ポールスタートの#3 荒川が3位でゴールし、トップ5台が1秒以内の大混戦のレースとなった。
ST600クラス決勝レースの暫定結果は以下の通り