【決勝結果速報】 2022年全日本ロードレースRd.8 鈴鹿 ST600 決勝レース
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全日本ロードレース選手権 Rd.8 MFJ-GP in 鈴鹿、ST600クラスは今シーズン最後のレースでシリーズチャンピオンが決まる大一番。昨日の予選では荒川が好タイムを記録、ランキングトップが逃げ切るか。


13周で争われるST600クラス。ポールポジションは#3 荒川晃大 (Ho)。ホールショットは#2 小山知良 (Ho,BS)が奪い、#3 荒川 (Ho,BS)、#4 長尾健吾 (Ya,BS)と続く。しかしすぐにS字で#3 荒川 (Ho,BS)がトップを奪取、続いて#33 國井勇輝 (Ho,BS)も2位に浮上。130Rで#12 井手翔太 (Ya,BS)が3位へ上がり、#2 小山 (Ho,BS)は4番手に。2周目、#4 長尾 (Ya,BS)が転倒。3周目、逆バンクで#33 國井 (Ho,BS)を捉えた#12 井手 (Ya,BS)が2位へ浮上、トップ#3 荒川 (Ho,BS)の背後に迫る。4周目、1コーナーで井手が#3 荒川 (Ho,BS)をパス。ヘアピンで國井が2位へ。5周目、#12 井手 (Ya,BS)と#33 國井 (Ho,BS)がペースを上げ、#2 小山 (Ho,BS)も2分11秒台で3位の#3 荒川 (Ho,BS)に迫る。セカンド集団は#15 伊藤元治 (Ho,BS)を筆頭に6台での争い。


6周目。バックストレートで#3 荒川 (Ho,BS)が2位に浮上するも、その後の最終シケインで#33 國井 (Ho,BS)が抜き返す。4位争いは#7 伊達 (Ya,BS)と#2 小山 (Ho,BS)が順位を入れ替えるバトルを展開。8周目、スプーンカーブからシケインにかけて#2 小山 (Ho,BS)と#3 荒川 (Ho,BS)がサイドbyサイド、9周目の1コーナーで#2 小山 (Ho,BS)が3位に立つ。#12 井手 (Ya,BS)は安定した走りでトップを守り、じわりじわりと後続との差を広げていく。#33 國井 (Ho,BS)も3位#2 小山 (Ho,BS)との差を1秒以上に広げる。

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11周目、#2 小山 (Ho,BS)が#33 國井 (Ho,BS)に近づき、2位争いへ持ち込むと、12周目の1コーナーで2位へ浮上。#3 荒川 (Ho,BS)も何とか2位争いの集団に食らいつき、3台でのバトルへ。12周目、#12 井手 (Ya,BS)は敵なしの独走優勝。#2 小山 (Ho,BS)が2位。3位は#33 國井 (Ho,BS)。

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#3 荒川 (Ho,BS)は4位で自身初のシリーズタイトルを獲得した。レース後の表彰式では果敢な走りを見せてくれた若きライダー達に会場からシーズン一番の拍手が送られ、今シーズンの幕を閉じた。

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ST600クラス決勝レース 暫定結果は以下の通り