• 開催場所:岡山国際サーキット
  • 開催日:2017年09月30日(土) 〜 2017年10月01日(日)
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 今季ここまで5戦中4勝と圧倒的な強さを見せている水野涼(ブリヂストン)。ランキング2位以下に29ポイントの差をつけ、今大会はタイトル獲得がかかった週末となった。その水野は「3カ月のインターバル中に鈴鹿8耐に参戦したり、日本GPワイルドカード参戦の準備でGPマシンで練習したりもした。おかげで走りの幅が広がり、ブリヂストンタイヤの使い方もこれまでよりも広がったと思う」とコメント。ウィークに入ってからも好調さを維持した水野は金曜日の合同走行でもトップタイムをマーク。非公式ながらコースレコードを破る1分31秒106をたたき出す。
 水野は予選でも絶好調。ついに1分30秒台にタイムを入れてポールポジションを獲得。関口太郎(ブリヂストン)が水野に0.139秒差の2番手でフロントロウを獲得。生形秀之(ブリヂストン)が5番手。さらに岩戸亮介(ブリヂストン)は6番手の2列目で、ここまでがトップから1秒以内という混戦の予選だった。

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 決勝日は朝から曇天で、気温の上がり方もにぶかった。そんな中で好スタートを切ったのは関口。水野は石塚健(DL)に次いで3番手。しかし水野はオープニングラップで2台抜きを演じ、さらに0.4秒のアドバンテージを持ってオープニングラップを終える。そのまま後続を引き離して独走態勢に入る水野の後方で、関口は石塚・岩戸亮介(ブリヂストン)、生形秀之(ブリヂストン)・作本輝介(ブリヂストン)と5台のセカンド集団を形成する。
 水野は5周目にはすでに2秒以上のリードを稼いだ。同時にセカンド集団からは石塚と関口が抜け出して一騎打ちを開始する。8周目。ケガからの復帰戦を迎えていた作本が転倒。これで4位争いも岩戸と生形の一騎打ちに。
 レース中盤。石塚と関口が2位争いを継続しながらトップ水野との差を詰め始めた。13周目には完全に水野・石塚・関口がテールtoノーズになり、ついに14周目に石塚がトップ浮上。しかし15周目に再び水野が首位奪回。
 16周目、再び水野を捕らえた石塚だったが、翌17周目に転倒。これで難なく水野がトップ奪回。レース中のベストラップを出した関口が追うが、水野は1秒の差を付けそのまま今季5勝目を飾り、最終戦を待たずしてタイトルを獲得。関口が2位でチェッカー、岩戸とのバトルを制して単独走行で周回を重ねていた生形が3位表彰台を獲得。ブリヂストンユーザーが表彰台独占を飾った。

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●水野涼(予選1位/決勝1位)
「事前テストからタイヤスペックを決め、今日の決勝までそのスペックで通しました。今日は路面コンディションがよくなくて、昨日までのグリップ感が感じられませんでしたが、途中で抜かれた石塚選手のタイヤは限界にきているように見えていて、そのためか石塚選手は転倒してしまいました。その時点で僕のブリヂストンタイヤはまだ余力があって、それが勝因となりました」

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「4人がコースレコードを破るという非常にハイレベルな予選となり、決勝も好レースが期待されました。レースは気温21℃、路面温度32℃という好コンディション。ブリヂストン上位勢はフロントにソフト/リアにミディアムと同じ選択となりました。ランキングトップの水野選手がポールポジションからスタートして優勝し、見事に年間チャンピオンを決めました。水野選手とチームの皆様にお祝いを申し上げます。まだ、2位に関口選手、3位に生形選手とブリヂストンユーザーが表彰台を独占したこともうれしく思います」

レース結果

コース:岡山国際サーキット

[J-GP2]

決勝

  • 開催日:2017/10/01
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 路面温度:32℃
  • 決勝出走:21
  • 完走:19
  • (3.703km x 19laps = 70.357km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 634 水野 涼 BS Bridgestone MuSASHi RT ハルク・プロ HP6q HARC-PRO. 19 17 1:31.207 29:06.419
2 44 関口 太郎 BS Bridgestone SOX Team TARO PLUSONE HP6 HARC-PRO. 19 10 1:30.914 29:07.398
3 4 生形 秀之 BS Bridgestone エスパルス ドリームレーシング GSX-R MFD6 スズキ 19 4 1:31.751 29:19.441
4 32 榎戸 育寛 DL MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 19 4 1:31.904 29:23.077
5 31 岩戸 亮介 BS Bridgestone Team高武RSC MD600 モリワキ 19 2 1:31.677 29:26.450
6 70 岩崎 哲朗 PI OGURAclutch with パワービルダー ZX-6R カワサキ 19 4 1:31.985 29:28.906
7 39 柴田 睦樹 DL RS-ITOH & AUTOBOY ZX-6R カワサキ 19 13 1:32.342 29:30.219
8 8 作本 輝介 BS Bridgestone Team高武RSC MD600 モリワキ 19 3 1:31.469 29:36.563
9 10 大木 崇行 DL T.Pro HARC HP6 ホンダ 19 10 1:32.502 29:37.341
10 392 村瀬 健琉 DL ミクニ テリー&カリー GSX-R600 スズキ 19 13 1:32.381 29:37.459
11 93 稲垣 誠 BS Bridgestone AKENO SPEED・YAMAHA YZF-AS6 ヤマハ 19 10 1:33.272 29:55.249
12 16 中本 郡 BS Bridgestone TONE RT SYNCEDGE 4413 BIZEN HP6 ホンダ 19 2 1:33.594 29:55.578
13 36 徳留 真紀 BS Bridgestone マルマエPLUS ONE SPEED UP SPEED UP 19 10 1:32.347 30:02.067
14 72 関 一正 DL T.R.P. YZF-KS6 ヤマハ 18 13 1:36.380 29:11.585
15 28 朝比奈 正 DL アサヒナレーシング Z600 アサヒナ 18 4 1:37.029 29:29.122
16 85 梅島 明 PI チーム備前精機&BH&脇坂R ZX-6RFS カワサキ 18 16 1:37.791 29:44.281
17 21 赤間 清 BS Bridgestone Mistresa RT HARC-PRO HP6 HARC-PRO. 18 2 1:37.761 29:45.379
18 27 山内 宏之 DL 立秋モータース&RC甲子園 YZF-R6 ヤマハ 18 2 1:38.024 29:47.951
19 5 石塚 健 DL Will-RAISEracingRS-ITOH ZX-6R カワサキ 16 12 1:31.000 24:30.801
20 33 K.ケミン DL Thailand チームノリックヤマハ YN6 ヤマハ 10 6 1:32.393 DNF
[J-GP2]

予選

  • 開催日:2017/09/30
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 路面温度:31℃
  • 決勝出走:21
  • (3.703km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 634 水野 涼 BS Bridgestone MuSASHi RT ハルク・プロ HP6q HARC-PRO. 5 1:30.750
2 44 関口 太郎 BS Bridgestone SOX Team TARO PLUSONE HP6 HARC-PRO. 20 1:30.889
3 5 石塚 健 DL Will-RAISEracingRS-ITOH ZX-6R カワサキ 17 1:31.091
4 70 岩崎 哲朗 PI OGURAclutch with パワービルダー ZX-6R カワサキ 18 1:31.167
5 4 生形 秀之 BS Bridgestone エスパルス ドリームレーシング GSX-R MFD6 スズキ 18 1:31.293
6 31 岩戸 亮介 BS Bridgestone Team高武RSC MD600 モリワキ 12 1:31.412
7 8 作本 輝介 BS Bridgestone Team高武RSC MD600 モリワキ 15 1:31.778
8 17 井筒 仁康 DL Will-RAISEracingRS-ITOH ZX-6R カワサキ 19 1:31.908
9 32 榎戸 育寛 DL MOTO BUM HONDA CBR600RR ホンダ 9 1:31.977
10 36 徳留 真紀 BS Bridgestone マルマエPLUS ONE SPEED UP SPEED UP 7 1:32.316