• 開催場所:鈴鹿サーキット
  • 開催日:2020年10月31日(土) 〜 2020年11月01日(日)
【全日本ロードレース選手権 第5戦 鈴鹿 J-GP3 】 徳留真紀が混戦のトップ争いで善戦 3戦連続表彰台を獲得

鈴鹿サーキットで迎えた全日本ロードレース最終戦。今季はJ-GP3クラスに復帰した徳留真紀(ブリヂストン)が毎戦のように優勝争いを展開。第3戦オートポリス大会では3位、第4戦もてぎ大会では2位と連続表彰台を獲得し、最終戦は1位をねらう。

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予選が行なわれた土曜日の朝は、初冬を思わせる冷たい空気に包まれていた。太陽が出て気温も路面温度も上がり始めたが、J-GP3の予選が開始された8時35分は、まだまだ空気も冷たく、路面温度も上がっていなかった。セッション開始早々に転倒車が出て赤旗中断と、早くも荒れた展開に。「気温が低い中でのタイムアタックだったので、セッション序盤はいろいろなセッティングを試していた」という徳留。最後はうまくまとめて3番手フロントロウを獲得した。
フロントロウ獲得も顔が晴れない徳留は「もう少しいいタイムが出ると思ったので不満。でもフロントロウに並べたのはよかったし、大事なのは明日。これから決勝の戦略を考えます」と語った。ブリヂストン装着ライダーでは千田俊輝(ブリヂストン)も予選5番手を獲得。

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薄雲が広がった決勝日。J-GP3クラスの最終戦は午前10時にスタート。徳留を含む7台がトップグループを形成しようとしていた。しかしオープニングラップでの2台のクラッシュで赤旗が出される。
赤旗中断中に薄雲から太陽が顔をのぞかせた。
9周の周回数でリスタート。2回目のスタートで徳留は好発進。ホールショットを奪う。徳留は小室旭(DL)、村瀬健琉(DL)、古里太陽(DL)、鈴木大空翔(DL)、成田彬人(DL)と共にトップ争いを開始。何度も首位が入れ替わる混戦の中で、徳留も積極的に何度もトップに立つ。
真っ先に最終ラップに突入したのは小室。村瀬、古里、鈴木、徳留、成田の順。デグナーコーナーで小室をかわして前に出たのは古里。村瀬がシケインで前に出る。何台もが交錯する。小室と古里がラインを外す。それを見逃さなかった徳留が2番手浮上。徳留はそのまま2位でフィニッシュ。3戦連続表彰台を獲得してみせた。

●徳留真紀(予選3位/決勝2位)
「もともとは13周のレースでした。荷重がかかる鈴鹿サーキットのコースでは、周回数が多い方が有利なのですが、赤旗が出たために9周のレースになってしまいました。再スタートは決まりましたが、そのままトップを維持できるほどセッティングが決まっていませんでした。トップ集団の台数を少なくしたかったので、積極的に前に出ました。ダンロップ勢に囲まれる中で、自信を持って前に行けました。勝てなかったのは悔しいですが、いい仕事をしてくれたチームスタッフ、応援してくれるスポンサーに表彰台を届けられてよかったです。来年につながる走りができました」


●東雅雄(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「鈴鹿サーキットでは小排気量クラスは特に混戦になりやすいイメージがあります。今日も激しく順位を入れ替え、非常におもしろいレースでした。6台のトップ争いの中で、徳留選手がベテランらしいレースを展開してくれました。来年以降も若いライダーが出てくるクラスです。そういったライダーの成長を支援し続けていきます」

レース結果

コース:鈴鹿サーキット

[J-GP3]

決勝

  • 開催日:2020/11/01
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:22
  • 完走:20
  • (5.821km x 9laps = 52.389km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 3 村瀬 健琉 DL Team TKR NSF250R ホンダ 9 2:19.061 20:59.231
2 36 徳留 真紀 BS Bridgestone マルマエMTR NSF250R ホンダ 9 2:18.798 20:59.530
3 2 鈴木 大空翔 DL BATTLE FACTORY NSF250R ホンダ 9 2:19.207 20:59.630
4 32 小室 旭 DL Sunny moto planning AKR RC250R KTM 9 2:18.640 20:59.834
5 35 古里 太陽 DL 太陽 with BATTLE FACTORY NSF250R ホンダ 9 2:18.907 20:59.856
6 71 成田 彬人 DL Team P.MU 7C MIKUNI NSF250R ホンダ 9 2:19.086 20:59.866
7 43 彌榮 郡 DL Team MARUMAE・Y's NSF250R ホンダ 9 2:19.815 21:07.267
8 12 高杉 奈緒子 DL Team NAOKO KTM RC250R KTM 9 2:19.582 21:07.583
9 96 中島 元気 DL Honda 浜友会浜松エスカルゴ NSF250R ホンダ 9 2:20.126 21:11.950
10 95 千田 俊輝 BS Bridgestone SDG Mistresa Jr.Team NSF250R ホンダ 9 2:20.406 21:12.009
11 45 木内 尚汰 BS Bridgestone S-Speed NSF250R ホンダ 9 2:20.028 21:12.081
12 41 宇井 陽一 DL 41プランニングTeam One For All TR004 IODA 9 2:20.911 21:20.559
13 72 藤田 哲弥 DL Team P.MU 7C MIKUNI NSF250R ホンダ 9 2:21.035 21:20.944
14 11 山本 恭裕 DL チームライフ・ドリーム北九州 NSF250R ホンダ 9 2:20.884 21:21.388
15 55 上江洲 葵要 DL ライダーズサロン横浜☆ペンスケ NSF250R ホンダ 9 2:21.881 21:25.505
16 52 中嶋 昴士 DL Team BATTLE NSF250R ホンダ 9 2:21.892 21:25.601
17 39 金子 寛 BS Bridgestone RG NIWA with AutoMac 翔天恭 NSF250R ホンダ 9 2:21.925 21:25.904
18 28 野澤 秀典 BS Bridgestone ノザワレーシングファミリー NSF250R ホンダ 9 2:21.992 21:33.001
19 20 村田 憲彦 BS Bridgestone TEAM SAMURAI NSF250R ホンダ 9 2:23.297 21:38.124
[J-GP3]

予選

  • 開催日:2020/10/31
  • (5.821km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 3 村瀬 健琉 DL Team TKR NSF250R ホンダ 12 2:17.649
2 32 小室 旭 DL Sunny moto planning AKR RC250R KTM 5 2:18.650
3 36 徳留 真紀 BS Bridgestone マルマエMTR CBR600RR ホンダ 11 2:19.079
4 71 成田 彬人 DL Team P.MU 7C MIKUNI NSF250R ホンダ 5 2:19.149
5 95 千田 俊輝 BS Bridgestone SDG Mistresa Jr.Team NSF250R ホンダ 12 2:19.269
6 35 古里 太陽 DL 太陽 with BATTLE FACTORY NSF250R ホンダ 10 2:19.323
7 2 鈴木 大空翔 DL BATTLE FACTORY NSF250R ホンダ 12 2:19.424
8 12 高杉 奈緒子 DL Team NAOKO KTM RC250R KTM 2 2:19.651
9 45 木内 尚汰 BS Bridgestone S-Speed NSF250R ホンダ 12 2:19.911
10 96 中島 元気 DL Honda 浜友会浜松エスカルゴ NSF250R ホンダ 11 2:20.154