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【コンディション】
・天候:くもり/23℃⇒晴れ/26℃
・路面:ドライ/26℃⇒ドライ/36℃
※手元計測


本日のプロクラスの走行は、下記の3枠分の走行が実施されました。
特別スポーツ走行枠① 9:10~9:35
特別スポーツ走行枠② 11:35~12:00
専有走行       15:00~15:30

サーキットに7時ごろ到着すると、曇天で気温は20度ほどで風も強く長袖を羽織るような気候でした。
その後も午前中は時折日が差すこともありましたが、すぐに厚い雲に覆われて気温は上がりませんでした。
一方午後の専有走行の後半は晴れ間がみえ急激に気温が上がりました。
昨日とコンディションが異なるため、各チームは明日の予選、決勝想定の走行をどの走行枠で実施するか悩ましかったと思います。

専有走行の結果になります。
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今回は、ここオートポリスのアンバサダーを務めております、#160吉田広樹選手(GRGarage浦和美園 BS GR86)にお話しを伺いました。


ーここAPのアンバサダーを務めておりますが、自信はいかがでしょう。

「他のカテゴリーだと結構いい成績も出てるのもあって、スーパーGTだと今のところ二連勝中('22、'23)ですし、すごい良いイメージあるんですけどGR86/BRZ Cupはやっぱりちょっと表彰台にここで乗ったことないのがちょっとやっぱり悔しくて、五、六番手ぐらいにはいつもいるんだけど、あと一歩足りない、みたいなここ数年なので、ちょっとそこをどうにか今年は、改善したいなって思ってるんですけど、
現時点では、あの(ちょっと厳しい)感じです。」

ー今大会は、スポーツ走行枠が多く設定されてますが、木曜日から今日(土曜日)までどのような走行プランでいく予定でしょうか。

「ここのサーキット特徴でもあるんですけど、タイヤに掛かる負担が多くて結構タイヤの落ちが他のサーキットよりも大きくて、新品タイヤの比較は、新品タイヤじゃないと難しいかったりします。
なので僕はセッション(走行枠)ごとに、予選に向けたアタックして、そのタイヤでできるだけレースに近い距離を走行、
別の走行枠で大きめにセッティングを変更して決勝走行するみたいな形で、切り分けて考えてます。
タイヤの落ちが大きい分、このサーキットだったら後半のペースがよければ、追い抜くチャンスあるかなというところなので、いつもよりかは予選だけじゃなくて、ロングにも、重きを置いて、
レースウィークを進めている感じです。ただ、今日はちょっと木曜日、金曜日に比べると涼しいんで、明日にどっちが近いかって言われると難しいんですけど、暑い中では悪くないバランスで、
周りの良いタイムの人たちと変わらないぐらいのペースで走れてるかなと思います。


ー今年はチーム名カラーリングが変更になりましたが、体制も変化ありましたか。

「去年までは埼玉トヨペット Green Brave チームでやっていたんですが、今年からは埼玉トヨペットの中でもGRガレージ浦和美園です。
Green Braveとして自分たちが成績を追うだけじゃなくて、ノウハウをGRガレージとして共有するために変更して参戦しています。
(その足掛かりとして)繋がりのあった自分の地元のGRガレージ熊本中央さんと、まず自分たちのレースノウハウをGRガレージ熊本中央に提供したいという思いがあります。
もちろんGRガレージ熊本中央さんに技術力がないというわけではなくてレースの車の作り方の経験の機会と、レース現場で勉強したいという声もあったので、
母体のユナイテッドトヨタ熊本のディーラーからメカニックを2人もしくは3人派遣してもらって、勉強してもらいつつ、参戦してるっていうのが、今年の主な変更です。
また、GRガレージ熊本中央さんは、オートポリスで開催しているゴールドカップレース(旧型の86/BRZのワンメイクレース)に参戦したいお客様の車づくりからメンテナンス含めたサービスまでをサポートするために勉強できてるので、凄くいい活動だと思います。
自分たちもよりエンドユーザーに近づいた感じがしています。」


ーレースの意気込みをお願いします。

「はい理想的なのは、まずコンディションによってタイヤメーカーごとの勢力図が変わりそうなレースウィークではあるんですけど、BSの中で予選をトップで終えるっていうのがまず目標です。
予選トップであれば必然的にレースも多分、いい形で進められて、ダンロップ勢に対して、チャンスがあるんじゃないかなっていうのはあります。今日はなかったんすけど(笑)
明日には、そうなるであろうっていうのがあるんで、まずはBS予選トップせめて2位ぐらい!
そこからレースも上位で進めていきたいなと思います。あと、地元で表彰台!」

ー最後にコーナーとして僕がネット記事やWikipediaを読んで気になったことを聞こうと思っているのですが、20歳で免許を取ったとのことですが、それまでの間にモータースポーツとの関わりはありましたか。

「免許は19歳でとりました。そこから近くのサーキットでドリフトを習いにいってました。あとは阿蘇山のミルクロードとかを走ってましたね。
でも、それまではカートもしていないですし、今みたいにレースシミュレータとかなかったのでなにもしていませんでした。スポーツは学生時代バスケをしていましたけど。
ということもあり、実はオートポリスも地元サーキットですがなかなか走れる機会がなくて、初めて乗ったのはS耐とかだったと思います。」

―インタビュー応えて頂きましてありがとうございます。

「こちらこそありがとうございます!」


いつも気さくに対応してくれる吉田選手からチームの活動やこれまでのバックグラウンドを聞くことができました。
他のドライバーの皆さんも話していると吉田選手の話題がこぼれてきて、愛されているなと感じます。
地元凱旋のレースに期待しましょう!

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教えて、ゼッケンの由来 Part2


今回は、インタビューに答えていただきました、#160吉田広樹選手(GRGarage浦和美園 BS GR86)です。
昨年の埼玉トヨペットGreen Braveカラーのころからこのゼッケンでしたが、
SUPER GTだと52のイメージが強いですが、160の由来を聞いてみました。

由来は、160(ひろ)とのことでした。本当は、より語呂と数字がマッチする16がよかったとのことでしたが、
ゼッケン登録時に既に埋まってしまっていたとのことでした。
ちなみにSUPER GTのゼッケン52は特に意味がないとのことで、かっこいい由来を検討しているとのことでした。
ただ、初めて埼玉トヨペットとして参戦したレースのゼッケンが52ということで以来変更していないそうです。
はっきりした由来はないにせよ、初めて付けたゼッケン52を大切にしていることも知れました!

明日は、いよいよ予選・決勝です。
速報も随時発信とyoutubeでのライブ配信も予定しているので併せてお知らせします!