近藤翼が3位を獲得しチャンピオン争いが白熱

  • 開催場所:富士スピードウェイ
  • 開催日:2017年09月01日(金) 〜 2017年09月02日(土)
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 前週までの夏らしい蒸し暑さはすっかり影をひそめ、夏の終わりを感じさせた。週末の富士スピードウェイは、朝夕には寒さを感じさせるほどだった。そうした急な陽気の変化に合わせて、台風の到来がさらに天気を複雑なものにしていた。
プロフェッショナルシリーズを戦うドライバーなら誰もが慣れ親しんだコースだけに、温度を基準にした微細なセッティングは重要。失敗すれば、大きく後退する可能性が高いのだ。エントリー台数は37台。ただし前戦十勝でのクラッシュの影響により出走できないマシンもあり、実際にレースに参戦したのは35台だった。


●予選
 夕方に設定された予選。昼前まで暑いほどだった日差しは急に勢いを失い、強い風が路面温度を奪っていった。また事前の天気予報では雨だったのだが、実際に雨が降り始めたのは、予選が終了してからで、ドライコンディションでの予選となった。
天候をどう読み味方につけるか? プロドライバーたちはさまざまなトライをしたようだ。
最初にアタックに入ったのは#47蒲生尚弥選手(ブリヂストン)で2分05秒791。しかしすぐさま#88井口卓人選手(ブリヂストン)が2分05秒490で上回る。だが#10吉田広樹選手(DL)がコースレコードに迫る2分05秒027でトップに。結局そのタイムに誰も届かなかった。2位には#60服部尚貴選手(DL)、3位には2連勝中で勢いに乗る#369平中克幸選手(GY)が入った。
ポールポジションから20位までが1秒以内という、非常に厳しい予選となった。その中でブリヂストン装着勢は4位に#97近藤翼選手、5位に#500坪井翔選手、7位#88井口卓人選手、9位に#1佐々木雅弘選手と、トップ10に4台が入った。

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●決勝レース
決勝レースの時刻は前日の予選同様に夕方で、やはり温度に対するセッティングの変更は、レース戦略としてもとても重要だった。わずかな差が大きく影響していると思われるシーンが、いくつか見られた。ポールポジションからスタートした吉田広樹選手はトップをキープ、師匠ともいえる服部尚貴選手を従えて周回を重ねる。その背後には3位にポジションを上げた近藤翼選手が付き、3台が先頭グループを形成。シリーズポイントでトップを走る佐々木雅弘選手は、オープニングラップでエンジントラブルが発生し、痛恨のリタイヤとなる。セカンドグループでは平中克幸選手と坪井翔選手が、激しく4位を争っていたが、最終的には平中克幸選手に軍配が上がった。ピタリと背後につきプレッシャーを掛け続けた服部尚貴選手は、9周目のレクサスコーナーでトップを奪うと、そのままチェッカーフラッグを受けた。2位は吉田広樹選手、3位には近藤翼選手が入った。
トップ10に入ったブリヂストン装着勢は、3位の近藤翼選手、6位の坪井翔選手、予選12位から7位に上げた#31青木孝行選手、8位に井口卓人選手、9位にはそのチームメイトの#87久保凜太郎選手、そして10位には#90阪口良平選手と、6台となった。


●コメント
 プロフェッショナルシリーズで3位となった近藤翼選手のコメント。
「予選は上手く走れたのですが、さすがに吉田選手の2分5秒027を超えるのは無理だろうと感じていました。レースでは上手くスタートすることができて、すぐにペースが上がっていなかった平中選手を抜くことができました。それで前の2台を追いかけて差を詰めたのですが、その2台よりも自分のほうが先にタイヤが厳しくなってしまいました。ファイナルラップの最終コーナーで仕掛けてみたんですが、立ち上がりの加速に差があって、2位になることはできませんでした。シリーズポイントも大きく詰まったので、チャンピオンを狙ってシーズン後半をがんばりたいと思います」

レース結果

コース:富士スピードウェイ

[Professional Series]

決勝

  • 開催日:2017/09/02
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:35
  • 完走:32
  • (4.563km x 10laps = 45.63km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 10 21:13.751
2 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 10 21:14.461
3 97 近藤 翼 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 10 21:14.601
4 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 10 21:16.316
5 32 市森 友明 GY 大阪トヨタ86レーシング 10 21:16.625
6 500 坪井 翔 BS Bridgestone ネッツ東埼玉ワコーズED86 10 21:17.996
7 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 10 21:18.193
8 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 10 21:18.777
9 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 10 21:21.138
10 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング BS 10 21:21.200
11 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 10 21:21.903
12 79 市丸 聡 BS Bridgestone カローラ千葉86 10 21:27.120
13 906 新田 守男 BS Bridgestone AREA86倉敷 10 21:27.348
14 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 10 21:28.038
15 70 平木 湧也 GY 茨城トヨペット86 10 21:28.354
16 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 10 21:29.275
17 11 脇阪 寿一 GY ネッツ東京レーシング86 10 21:31.088
18 199 石川 京侍 BS Bridgestone COROLLA-MIE 86制動屋 10 21:36.615
19 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 10 21:35.419
20 312 松本 晴彦 BS Bridgestone 埼玉自動車大学校生駒SBS 86 10 21:36.471
21 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 10 21:38.450
22 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 10 21:41.220
23 123 小松 一臣 GY ネッツ富山Racing86 10 21:41.870
24 80 菅波 冬悟 DL OTG DL 86 10 21:42.012
25 36 太田 光紀 GY 茨城共販ワクドキクラブ86 10 21:42.625
26 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 10 21:45.882
27 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 10 21:46.794
28 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 10 21:47.545
29 6 渡辺 圭一 BS Bridgestone JCS☆LIGHTEC86BS 10 21:49.232
30 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 10 21:50.091
31 583 近藤 説秀 GY 高野山with P和歌山GY86 10 21:50.483
32 999 ジョニー BS Bridgestone ウィニング制動屋86 長谷川運輸 10 22:16.707
- 45 羽根 幸浩 BS Bridgestone メタルラボ・スペック 86 1 DNF
- 520 平沼 貴之 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 1 DNF
- 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS 1 DNF
[Professional Series]

予選

  • 開催日:2017/09/01
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:37
  • (4.563km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 5 2:05.027
2 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 3 2:05.234
3 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 3 2:05.270
4 97 近藤 翼 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 3 2:05.306
5 500 坪井 翔 BS Bridgestone ネッツ東埼玉ワコーズED86 3 2:05.370
6 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 3 2:05.488
7 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 3 2:05.490
8 79 市丸 聡 BS Bridgestone カローラ千葉86 4 2:05.492
9 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS 3 2:05.543
10 32 市森 友明 GY 大阪トヨタ86レーシング 3 2:05.606
11 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 3 2:05.671
12 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 2 2:05.743
13 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 3 2:05.759
14 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング BS 4 2:05.783
15 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 3 2:05.791
16 70 平木 湧也 GY 茨城トヨペット86 3 2:05.803
17 199 石川 京侍 BS Bridgestone COROLLA-MIE 86制動屋 3 2:05.863
18 11 脇阪 寿一 GY ネッツ東京レーシング86 3 2:05.904
19 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 BS 4 2:05.991
20 906 新田 守男 BS Bridgestone AREA86倉敷 3 2:05.994
21 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 3 2:06.064
22 45 羽根 幸浩 BS Bridgestone メタルラボ・スペック 86 3 2:06.153
23 36 太田 光紀 GY 茨城共販ワクドキクラブ86 3 2:06.177
24 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 4 2:06.264
25 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 6 2:06.369
26 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 2 2:06.440
27 123 小松 一臣 GY ネッツ富山Racing86 6 2:06.499
28 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 3 2:06.672
29 999 ジョニー BS Bridgestone ウィニング制動屋86 長谷川運輸 7 2:06.698
30 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 4 2:06.774
31 312 松本 晴彦 BS Bridgestone 埼玉自動車大学校生駒SBS 86 4 2:06.931
32 6 渡辺 圭一 BS Bridgestone JCS☆LIGHTEC86BS 3 2:07.304
33 520 平沼 貴之 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 5 2:07.455
34 583 近藤 説秀 GY 高野山with P和歌山GY86 5 2:08.371
- 80 菅波 冬悟 DL OTG DL 86 4 DNQ
- 76 小河 諒 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R DNS
- 370 元嶋 佑弥 GY GY RACING 86 DNS