前日のヒーロー、秋葉英貴が今度は逆転での2連勝を達成!

  • 開催場所:スポーツランド菅生
  • 開催日:2025年04月06日(日) 〜 2025年04月06日(日)
2025年ロードスター・パーティレースⅢ ジャパンツアーRd.2 NDクラブマン

宮城県のスポーツランドSUGOでは4月6日、ロードスター・パーティレースⅢのジャパンツアーシリーズ第2戦と北日本シリーズの第2戦がダブルタイトルマッチで開催された。
エントリー8台のNDクラブマンクラスでは、決勝で大きく順位が変わるドラマが発生。予選では離れた2番手に甘んじた20号車の秋葉英貴が、決勝では6台を抜くパフォーマンスを披露。
2日連続でポディウムの頂点に立った。

「MAZDA FAN FESTA 2025 IN TOHOKU」の2日目となる日曜日は、連日の晴天に恵まれた。
エントリー合計は31台で昨日の北日本シリーズ第1戦と数は変わらないが、8名が入れ替わって本日のみの参戦だ。
クラブマンクラスは8台の少数精鋭となったが、うち2名は第1戦にシリーズクラスで出場。
つまり前日はクラス違いだったが、本日はガチで順位を争うライバルとなることに注意が必要だ。
7時55分からのブリーフィングではマツダのブランド体験推進本部の後藤憲吾主幹が、昨日に引き続いて登壇。
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「マツダファンフェスタで来場されている大勢の前で、今日は皆さんが思う存分楽しいレースをして、モータースポーツの魅力をアピールしてください」と挨拶された。

■予選
公式予選は8時45分からの15分間で、開始時のコンディションは気温9℃/湿度68%/路面温度21.0℃。クラブマンクラスのトップは、昨日はシリーズに参戦していた41号車の的場雅仁。
ベストタイムは1分47秒155で、総合では17位。的場はクラブマンでは実績十分で、昨シーズンも北日本の最終戦と東日本の開幕戦で優勝しているほか、何度もポディウム登壇のキャリアを持っている。
一方で昨日、初優勝を飾った秋葉は1分47秒494で予選2番手(総合21位)に終わった。実は秋葉は46秒台で周回したラップがあったが、走路外走行と認定されたため、そのタイムは採用されなかった。
以下、274号車の山市遼平、81号車の川島 修、137号車の能勢健一朗、前日は2位で表彰台に上がった23号車の荒川 豊の順で続いた。ちなみに川島も前日はシリーズクラス参戦からの移籍組。能勢と285号車の上田浩司は今回、日曜のみの参戦だ。

■決勝
本日は“ジャパンツアーシリーズ”のため、前日より3周多い12ラップの決勝レースは11時18分にローリングスタートで戦闘が開始。直前のコンディションは気温14℃/湿度58%/路面温度27.8℃。
予選クラストップの的場はグリッド順と同じ総合17位でオープニングラップをクリア。2番手の秋葉は早くもひとつポジションを上げて総合20位に浮上した。
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続いていた山市と川島、能勢の3台は、ひとつずつ総合順位を下げて1周目を通過。キャリアに勝る荒川が能勢の前に出て、早くもクラス5位の座が逆転した。
秋葉の快進撃は続いた。2周目にも1台のシリーズクラスをパッシング。そして4周目にも早々にシリーズクラスの2台を抜いた後、SPコーナーでは前を行く的場を完全にロックオン。
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最終コーナー立ち上がりの加速で完全に上回り、ここでクラストップに浮上した。その後も秋葉はシリーズクラスの先輩たちと互角以上のバトルを展開。最終的には6台を抜いての総合15位で、2日連続のクラス優勝となった。
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首位を譲った的場には試練が訪れた。特に6周目に集団の中で接触を回避しようとして姿勢を乱し。大きく順位を落として入賞圏外となった。
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一方、この混乱で順位を上げたのが、前日も表彰台に上がった荒川だ。
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終盤は予選クラス7番手から追い上げた298号車の松本貴之に迫られたが、ここを守り抜いての2位。
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その松本がデビュー2戦目での嬉しいポディウム獲得。
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そして規定により4位の川島までが入賞となった。
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優勝した秋葉選手コメント
「この週末、お世話になっている蘇武さんにやっと恩返しができました。注文している新車が間に合わないので、5月の筑波は息子のデビューをサポートします」と家族ぐるみの挑戦を楽しんでいる様子を語った。
タイヤについて
「このレースに最適というか、いいバランスですね。さすがに今日の後半は辛抱が必要でしたが、2連戦のマネージメントも上手くいって、しっかり使い切れました」


パーティレースの次の戦いは4月26日(土曜日)のジャパンツアーシリーズ第3戦。昨年に引き続いて、鈴鹿サーキットで行われるスーパー耐久シリーズのサポートレースとしての開催になる。


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レース結果

コース:スポーツランド菅生

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2025/04/06
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:8
  • 完走:8
  • (3.586km x 12laps = 43.032km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 20 秋葉 英貴 BS Bridgestone AUTOCAFEロードスター 12 22'06.778
2 23 荒川 豊 BS Bridgestone ホーショーロードスター 12 22'11.543
3 298 松本 貴之 BS Bridgestone KAMSP RW ロードスター 12 22'12.924
4 81 川島 修 BS Bridgestone スクーデリアOKRロードスター 12 22'13.730
5 274 山市 遼平 BS Bridgestone マルテンサイトロードスター 12 22'14.957
6 137 能勢 健一朗 BS Bridgestone TCCドラプレTTロードスター 12 22'20.305
7 41 的場 雅仁 BS Bridgestone gssロードスター 12 22'21.075
8 285 上田 浩司 BS Bridgestone 三毛猫団ロードスター 12 22'45.081