坪井翔/山下健太(au TOM’S GR Supra/BS)が逆転で連勝
- 開催場所:富士スピードウェイ
- 開催日:2026年05月03日(日) 〜 2026年05月04日(月)
2026年シーズンのSUPER GTは、300Kmレースと3時間レースの2つのレースフォーマットで行われ、第2戦は3時間レース。予選でポールポジションを獲得した福住/仁嶺大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra/BS)がファーストスティントで2番手の坪井翔/山下健太(au TOM’S GR Supra/BS)に大量リードしたものの、2回目のピットインで坪井/山下組が逆転して優勝した。
<予選>SUPER GT第2戦は、ゴールデンウィークに富士スピードウエイで開催され、国内モータースポーツイベントで最大のファンが来場するレースである。予選日にも多くのファンが詰めかけた。予選Q1開始から最終コーナーからストレートでフォローの強風が吹いていて、1コーナーのブレーキングなどへの影響が心配された。開幕戦の岡山でポールポジションを獲得している大湯都史樹/小林利徠斗(KeePer CERUMO GR Supra/BS)がQ1で小林選手のドライブによってトップタイムをマーク、連続ポール獲得への期待がかかった。2番手は、開幕戦優勝の坪井翔/山下健太(au TOM’S GR Supra/BS)、3番手に山本尚貴/牧野任祐(STANLEY HRC PRELUDE-GT/BS)が続いた。セッションの途中から雨が降り出す予報の中で開始されたQ2は路面温度が開始から3度低くなるコンディションだった。雨を心配して各車がセッション早めのアタックを行う中でやはり雨が降り始めたが、走行には影響を及ばさないほどの雨量だった。そして、10分間のセッション終盤に福住/仁嶺大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra/BS)が坪井/山下組を抑えて昨年第4戦レース2以来のポールポジションを獲得した。2列目のグリッドには、千代勝正/高星明誠(MOTUL Niterra Z/BS)、大湯/小林組が位置した。
<決勝>予選が終了してからの前夜は、雨と強風に見舞われたサーキット周辺だったが、早朝に雨は上がり、コースもドライコンディションで決勝を迎えることができた。2回の給油義務が設定されている3時間レース。スタートから大嶋/福住組がダッシュして後続を引き離しにかかった。最大で2位の坪井/山下組に20秒の大差をつけていた。序盤で3位争いを演じていた千代/高星組と、大湯/小林組が最終コーナー手前で接触。大湯/小林組は、ドライブスルーペナルティで後退してしまった。第2スティントでトップ2台の差は縮まり、最後のピット作業は坪井/山下組が大嶋/福住組よりも先にピットイン。翌周大嶋/福住組がピットイン。大嶋/福住組がピットアウトしたところに坪井/山下組が追いつき、アウトラップの大嶋/福住組をパスしてトップに浮上し、終盤にかけて坪井/山下組が差を広げて行きゴール。開幕戦に続いて連勝。シーズンを跨いで4連勝を達成した。千代/高星組が3位、12番手スタートから追い上げた関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra/BS)が4位。トップ9位までをブリヂストンタイヤユーザーが占めた。
<優勝ドライバーのコメント>
坪井翔選手「最初のスティントで山下選手が苦しい状況でも頑張ってくれて2位ポジションをキープしてくれました。そして僕が第二スティントで差を詰めて行き、最後のピットインのタイミングでトップに立てました。同じスープラ同士のトップ争いで、ライバルの状態もわかっていたので、それを考えつつペースを保ち差を開き、優勝できました」
山下健太選手「今回もスタートドライバーを務めましたが、ちょっとトラブルを抱えてしまっていていたので、トップに差を広げられてしまいましたが、なんとか2位をキープして坪井選手に手渡すことができました。そして坪井選手が差を詰めて、クルーの最後のピット作業が素晴らしくてトップに立てました。僕らドライバーも頑張りましたがチーム全体で得られた優勝だと思います」
<ブリヂストン MSタイヤ開発マネージャー:福崎翔のコメント>
「36号車は決勝に強いですね。最初のスティントで14号車がリードしていたのは、36号車がピックアップで苦しんでいたせいではないでしょうか。セカンドスティントではタイヤの内圧を調整してピックアップをさせないようにして、差を詰めていき、ピットで逆転ということになったのですね。スタート時点で路面温度は40度を超えてましたが、最後は10度ほど下がる状況の中で各チームをサポートして優位性を示すことができました」
決勝
- 開催日:2026/05/04
- 天候:Fine-Cloudy
- 路面:Dry
- 路面温度:43°C〜32°C
- 決勝出走:14
- 完走:13
- (4.563km x 115laps = 524.745km)
| 順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | 坪井 翔 /山下 健太 |
BS
|
au TOM'S GR Supra | 115 | 3:00'31.710 | ||||||
| 2 | 14 | 福住 仁嶺 /大嶋 和也 |
BS
|
ENEOS X PRIME GR Supra | 115 | 3:00'40.496 | ||||||
| 3 | 23 | 千代 勝正 /高星 明誠 |
BS
|
MOTUL Niterra Z | 115 | 3:01'13.108 | ||||||
| 4 | 39 | 関口 雄飛 /S.フェネストラズ |
BS
|
DENSO KOBELCO SARD GR Supra | 115 | 3:01'14.170 | ||||||
| 5 | 16 | 野尻 智紀 /佐藤 蓮 |
BS
|
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT | 115 | 3:01'26.367 | ||||||
| 6 | 24 | 名取 鉄平 /三宅 淳詞 |
BS
|
リアライズコーポレーション Z | 115 | 3:01'26.837 | ||||||
| 7 | 12 | 平峰 一貴 /B.バゲット |
BS
|
TRS IMPUL with SDG Z | 115 | 3:01'55.061 | ||||||
| 8 | 100 | 山本 尚貴 /牧野 任祐 |
BS
|
STANLEY HRC PRELUDE-GT | 115 | 3:02'03.278 | ||||||
| 9 | 17 | 塚越 広大 /野村 勇斗 |
BS
|
Astemo HRC PRELUDE-GT | 114 | 3:00'33.307 | ||||||
| 10 | 19 | 国本 雄資 /阪口 晴南 | YH | WedsSport BANDOH GR Supra | 114 | 3:00'55.148 | ||||||
| 11 | 8 | 太田 格之進 /大津 弘樹 |
BS
|
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT | 114 | 3:01'36.546 | ||||||
| 12 | 64 | 大草 りき /I.O.フラガ | DL | Modulo HRC PRELUDE-GT | 112 | 3:00'54.905 | ||||||
| 13 | 38 | 大湯 都史樹 /小林 利徠斗 |
BS
|
KeePer CERUMO GR Supra | 86 | 2:17'21.958 | ||||||
| - | 37 | 笹原 右京 /G.アレジ |
BS
|
Deloitte TOM'S GR Supra | 46 | DNF |




















