山本 鯨は第1ヒートで3位表彰台を獲得し総合4位

  • 開催場所:グリーンパーク弘楽園
  • 開催日:2019年06月01日(土) 〜 2019年06月02日(日)
【全日本モトクロス選手権IA1クラス第3戦】パーフェクトVこそ逃すも成田 亮が第1ヒートで通算157勝目をマークし大会総合V

MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦中国大会は、今年も広島県世羅郡世羅町の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。
会場の世羅グリーンパーク弘楽園は、広島県東部の高原に作られたモトクロスとカートのコースを持つモータースポーツ施設で、モトクロスコースはハイスピードのアップダウンや大小のジャンプが連なるダイナミックなレイアウトが特徴。
通常土質は硬く締まったハード路面だが、大会前直前に掘り返しや散水などの入念なメインテナンスが施されたことで、適度なクッション性が与えられた。
大会期間中は土曜日が快晴、日曜日は曇り時々晴れで絶好のモトクロス日和となり、近隣や関西、九州などから大勢の観客が訪れ白熱したバトルを楽しんだ。



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■IA1 ヒート1
 ホールショットを奪ったのは地元の長門健一(ホンダ-DL)。しかしすぐに山本 鯨(ホンダ-ブリヂストン)が長門をパス。
続く2周目には成田 亮(ホンダ-ブリヂストン)が山本をパスしてトップに浮上する。ハイペースで周回を重ねる成田の後方では、レースが中盤を迎えた7周目に山本が小方 誠(カワサキ-DL)の先行を許し3番手に後退。
しかしその間徐々にリードを広げた成田は、後続の追撃を受けることなく振り切って、前回関東大会に続く今季2勝目をマーク。
小方が2位。単独走行となった山本は3位のポジションをキープし開幕戦のパーフェクトV以来となる表彰台登壇を果たした。
ブリヂストン勢では横澤拓夢(ホンダ)が6位で自己ベストを更新。大塚豪太(ホンダ)が7位、小島庸平(ホンダ)は12位でチェッカーを受けた。

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■IA1 ヒート2  
雲の隙間から青空が顔を覗かせる中行われた第2ヒートは、小方のホールショットでレースがスタート。
オープニングラップを小方に続く2番手で戻ってきた山本は、2周目に小方をパスしトップに浮上。
その一方で成田はスタートで出遅れ、1周目8番手のポジションから追撃を開始する。
前半は山本が小方、深谷広一(スズキ-DL)の追撃を抑えて首位をキープ。その後方では成田が確実にポジションを上げてトップグループへの接近を試みる。
レースが動いたのは終盤15周目。4番手を走っていた深谷をパスした成田は、ラスト2周でついに小方をパスし2番手に浮上する。
その勢いのまま山本の背後に迫った成田は、今度は山本に対して猛烈なアタックを開始。テールtoノーズのままラストラップを迎えた両者は、山本が急坂を登り切った左ターンで一瞬バランスを崩しそこに成田が追突。
両者転倒の隙に小方と深谷が先行し、最後は深谷が小方を強引にパスしてトップでフィニッシュ。
小方は2位。1-2フィニッシュ目前でアクシデントに見舞われた成田と山本は、先に再スタートした成田が3位。山本は4位でフィニッシュした。
ブリヂストン勢では大塚が6位。小島は9位でチェッカーを受けた。



◆成田 亮 - Honda Team HRC
 「今回コースはいつもより良いコンディションで、予選は前後ミディアム。決勝ヒート1は朝一の公式練習が散水でかなりグチャグチャだったので、フロントだけソフトにしようかと考えたんですが、スタートエリアに入ったら思った以上に乾いていたので、直前にミディアムに交換しました。
ある意味悩んでスタートしたんですが、コースコンディションが良かったこともあって、結果的にはなんの不安もなく走りきることができました。
ヒート2はかなりの追い上げになって、タイヤも使い切って終盤滑るかなと思ったけど、最後までしっかり持ってくれましたね。
最後に山本選手と接触して転倒してしまいましたが、タイヤのパフォーマンスは完璧でした。」


◆若林朋之 - 株式会社ブリヂストンMCタイヤ開発部
 「ここ世羅グリーンパーク弘楽園は、全日本開催コースの中でもアップダウンが大きく、硬い路面が特徴のダイナミックなコースレイアウトです。事前テストの結果から、今回はミディアムパターンを中心に、あらゆるコンディションにも対応できるようタイヤを準備して参りました。
 ヒート1は水撒きによるウェット部分が多く、ヒート2では乾いてきてハードな部分も多くなるという、コンディションの変化も大きかったですが、前戦に続いて新しいミディアムタイヤがうまく機能し、ヒート1で成田選手の勝利に貢献できました。
 一方のヒート2では、同じミディアムを履いた山本選手が終始レースをリードし、終盤HRCライダーが1-2体制を築きました。結果的には最終ラップで両者接触転倒し順位を落としてしまいましたが、それまでの走りのパフォーマンスは両者とも非常に良く、改めて社品ミディアムタイヤの優位性を確認することができました。
 次戦Rd4は、7月6-7日に宮城県のスポーツランド菅生で開催となります。暑いコンディションが予想されますが、引き続き最適なタイヤを供給して参ります。」

レース結果

コース:グリーンパーク弘楽園

[ヒート1]

決勝

  • 開催日:2019/06/02
  • 決勝出走:22
  • 完走:21
  • (1.7km x 17laps = 28.9km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 114 成田 亮 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 17 14 01:56.107 33:26.269
2 4 小方 誠 DL Kawasaki Team GREEN KX450SR カワサキ 17 9 01:56.454 33:34.892
3 400 山本 鯨 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 17 13 01:57.043 33:41.867
4 8 岡野 聖 DL TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YZ450F ヤマハ 17 6 01:57.368 33:50.154
5 51 深谷 広一 DL SRF Team SBE RM-Z450 スズキ 17 11 01:57.111 33:52.776
6 322 横澤 拓夢 BS Bridgestone TEAM TARGET CRF450R ホンダ 17 10 01:58.228 33:54.328
7 155 大塚 豪太 BS Bridgestone T.E.SPORT CRF450R ホンダ 17 8 01:57.744 33:55.065
8 6 星野 裕 DL TEAM HAMMER CRF450R ホンダ 17 16 01:57.871 33:55.667
9 793 池谷 優太 DL KTMうず潮レーシング福山 450SX-F KTM 17 16 01:57.754 33:55.947
10 45 安原 志 DL グリーンクラブ八尾カワサキANNEX KX450F カワサキ 17 5 01:58.545 34:04.503
11 41 北原 岳哲 DL グリーンクラブ&パーク神戸RT KX450F カワサキ 17 6 01:58.555 34:18.168
12 44 小島 庸平 BS Bridgestone Bells Racing/SoCalMXTF CRF450R ホンダ 17 4 01:58.904 34:30.730
13 46 小林 秀真 DL SRM マウンテンライダーズ RM-Z450 スズキ 17 17 01:58.988 34:31.541
14 23 長門 健一 DL Team Sakurai with Waki Racing CRF450R ホンダ 17 6 01:59.775 35:02.388
15 29 大石 一斗 DL REAL RIDE FC450 ハスクバーナ 16 1 4 02:01.974 33:29.851
16 24 道脇 白龍 BS Bridgestone TEAM KOHSAKA CRF450R ホンダ 16 1 6 02:02.926 33:38.139
17 26 白石 翔也 BS Bridgestone YS’ レーシング YZ450F ヤマハ 16 1 6 02:03.540 33:45.296
18 17 小野 千成 BS Bridgestone T.E.SPORT KYB CRF450R ホンダ 16 1 2 02:03.278 34:05.507
19 25 川口 尚希 BS Bridgestone SRF関東オートスポーツ清水 RM-Z450 スズキ 16 1 8 02:04.494 34:43.949
20 164 河村 広志 DL N ・W・R・T & ピュアテック KX450F カワサキ 15 2 2 02:10.295 34:28.473

レース結果

コース:グリーンパーク弘楽園

[ヒート2]

決勝

  • 開催日:2019/06/02
  • 決勝出走:21
  • 完走:19
  • (1.7km x 17laps = 28.9km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 51 深谷 広一 DL SRF Team SBE RM-Z450 スズキ 17 7 01:56.883 33:27.468
2 4 小方 誠 DL Kawasaki Team GREEN KX450SR カワサキ 17 11 01:57.062 33:29.227
3 114 成田 亮 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 17 14 01:55.054 33:37.433
4 400 山本 鯨 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 17 13 01:56.731 33:48.850
5 6 星野 裕 DL TEAM HAMMER CRF450R ホンダ 17 9 01:57.875 33:52.093
6 155 大塚 豪太 BS Bridgestone T.E.SPORT CRF450R ホンダ 17 9 01:57.944 33:58.000
7 8 岡野 聖 DL TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YZ450F ヤマハ 17 6 01:57.991 34:01.958
8 41 北原 岳哲 DL グリーンクラブ&パーク神戸RT KX450F カワサキ 17 7 01:58.042 34:05.619
9 44 小島 庸平 BS Bridgestone Bells Racing/SoCalMXTF CRF450R ハスクバーナ 17 7 01:58.082 34:18.170
10 46 小林 秀真 DL SRM マウンテンライダーズ RM-Z450 スズキ 17 8 01:59.407 34:26.884
11 45 安原 志 DL グリーンクラブ八尾カワサキANNEX KX450F カワサキ 17 8 01:57.934 34:28.186
12 793 池谷 優太 DL KTMうず潮レーシング福山 450SX-F KTM 17 4 01:57.199 34:43.018
13 23 長門 健一 DL Team Sakurai with Waki Racing CRF450R ホンダ 17 10 02:02.360 35:22.038
14 17 小野 千成 BS Bridgestone T.E.SPORT KYB CRF450R ホンダ 17 9 02:02.509 35:28.598
15 19 宗本 駿真 DL SP忠男広島 YZ450F ヤマハ 16 1 7 02:04.435 34:00.819
16 24 道脇 白龍 BS Bridgestone TEAM KOHSAKA CRF450R ホンダ 16 1 3 02:04.037 34:13.481
17 25 川口 尚希 BS Bridgestone SRF関東オートスポーツ清水 RM-Z450 スズキ 16 1 3 02:04.847 34:16.478
18 164 河村 広志 DL N ・W・R・T & ピュアテック KX450F カワサキ 15 2 2 02:12.487 34:32.432
19 322 横澤 拓夢 BS Bridgestone TEAM TARGET CRF450R ホンダ 13 9 01:59.400 26:15.127