見応え十分のバトルも、まさかの連続で入江が1年ぶりの優勝

  • 開催場所:筑波サーキット
  • 開催日:2021年05月23日(日) 〜 2021年05月23日(日)
ロードスター・パーティレースⅢ 東日本 NCシリーズ Rd.2

5月23日、茨城県の筑波サーキットでロードスター・パーティレースⅢ東日本シリーズの第2戦が行われた。NCシリーズは連勝中の井尻 薫が欠場。開幕戦2位の163号車・尾崎俊介がポールから堂々のトップチェッカーもまさかのペナルティ。5号車の入江 直が繰り上がり、昨年の開幕戦以来の優勝を果たした。

●予選
サーキットは前日までの雨で一部まだ濡れていたが、降ってくる気配はなかった。朝8時の気温は18.3℃、湿度は85%、路面温度は22.1℃というコンディションだった。第2レースのNCシリーズへのエントリーは16台。13号車の向田秀人が「初参戦NCロードスター」という車名どおりでデビュー戦を迎えた。
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9時5分からの第2レースの公式予選には1台が欠場して15台がアタック。開始早々、入江が1分09秒774を出すが、すぐに104号車の内海由多加が1分09秒764で逆転する。さらに43号車の平本磨音も1分09秒991から09秒671まで刻んでピットで待機に入る。ところが、開幕戦でも井尻に続く2番グリッドを得た163号車の尾崎俊介が、1分09秒603を叩き出して最上段に。結局、このタイムを誰も上回れなかった。
以下、平本がフロントローをゲット。2列目には内海と入江が続いて、開幕戦で予選・決勝とも3位だった195号車の中島優太は1分09秒823で5番グリッドに甘んじた。6番手は44号車の藤貫直之で、タイムは1分10秒430と少し差が開いた。ちなみに2018年チャンピオンの7号車・佐久間行雄は1分10秒939で予選11位に沈んだ。開幕戦前日に見舞われたミッショントラブルの影響が気になるところだ。
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●決勝
決勝は13時10分の予定より少し遅れてのスタートになった。ポールの尾崎が少し出遅れ気味となり、2番グリッドの平本も失速して5位までポジションをダウン。逆に5番グリッドの中島が一気に2番手に浮上。立て直した尾崎とともに、早くも後続を引き離しにかかった。というのも、尾崎の後方で勢いが鈍った予選3位の内海に、同4位の入江が第1ヘアピンでアウトから並びかけた。ここでわずかに2台が接触(判定はレーシングアクシデント)し、内海がアクセルを緩めたために入江が3位で1周目を終えたのだ。後方では9番グリッドの87号車・村松佑基がひとつ前の24号車・藤澤卓也を逆転。この村松と藤澤は15ラップの最後まで0.5秒以内のドッグファイトを演じるが、村松が粘りの走りで再逆転を許さなかった。
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2周目以降の見どころは、開幕戦では2位を争った尾崎と中島の接近バトルと、スタートに失敗した平本の追い上げだった。前者は8周目までずっと1秒以内で、11周目も1.039秒という僅差だったが、12周目に2秒まで一気に広がって勝負あり。平本は2周目に内海を抜き返して4位に上がり、さらに入江との差を詰めようとするが、そこは2017年のNC全国チャンピオンの入江が巧みにコントロールした。
結局、3周目以降は上位陣に順位変動は起こらず、尾崎→中島→入江→平本→内海→62号車・TOSHIの順にチェッカーを受けるが、事件はここから連続して起きた。まずは尾崎がチェッカー後にイエローラインをカットしてしまい、1分のペナルティ加算で最下位に。さらに中島とTOSHIが最低重量違反で失格。つまり入江が繰り上がっての優勝で、2位に平本、3位に内海となって表彰台を獲得。以下、4位に44号車の藤貫直之、5位に村松、6位に藤澤が繰り上がっての入賞となった。
参戦2戦目の尾崎は開幕戦同様にコース上で暫定表彰が行われると思っていたようで気の毒な面もあるが、安全なレース運営には必須のルールと肝に命じてほしい。
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昨年の開幕戦以来の優勝となった入江選手コメント
「今日は子供たちが欠席なので、いつもはNCのライバルの亀山晃代さんに監督をお願いして、タイヤを温存する作戦を立てました。平本さんの追い上げをしのげたのは、そのおかげですね」と監督に感謝の弁を述べた。またタイヤについては「以前も言いましたが、RE004を使いこなすには“小回り”がポイントじゃないかと思っています。まだまだ研究途上ですが」」とコメントした。

ロードスター・パーティレースⅢの東日本シリーズ第3戦は9月4日の土曜日に恒例の「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」との同日開催を予定。またパーティレースの次の戦いは西日本シリーズの第2戦で、6月27日の日曜日に岡山国際サーキットで行われる。

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BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE004
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レース結果

コース:筑波サーキット

[NCシリーズ]

決勝

  • 開催日:2021/05/23
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:15
  • 完走:13
  • (2.045km x 15laps = 30.675km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 5 入江 直 BS Bridgestone 広島高潤AXIAロードスター 15 17'59.142
2 43 平本 磨音 BS Bridgestone クロノスロードスター 15 17'59.953
3 104 内海 由多加 BS Bridgestone おりこう堂ロードスター 15 18'04.652
4 44 藤貫 直之 BS Bridgestone Moty'sドン☆ロードスター 15 18'07.473
5 87 村松 佑基 BS Bridgestone タイヤ館焼津ロードスター 15 18'12.571
6 24 藤澤 卓也 BS Bridgestone ロードスター 15 18'12.868
7 7 佐久間 行雄 BS Bridgestone TCR012ロードスター 15 18'15.126
8 9 長坂 圭一郎 BS Bridgestone Moty's☆2Dロードスター 15 18'21.443
9 39 仲川 昌宏 BS Bridgestone 赤でもザク号ロードスター 15 18'21.443
10 139 スケガワ チヒロ BS Bridgestone GARAGE123ロードスター 15 18'25.365
11 64 古田 健二 BS Bridgestone NCロードスター 15 18'36.118
12 13 向田 秀人 BS Bridgestone 初参戦NCロードスター 15 18'36.539
13 163 尾崎 俊介 BS Bridgestone エリーヴレーシングロードスター 15 18'49.385
- 195 中島 優太 BS Bridgestone TC CORSE ロードスター DQ
- 62 TOSHI BS Bridgestone 小原笑店レーシングロードスター DQ