昨年に続き山本尚貴/牧野任祐(STANLEY HRC PRELUDE-GT/BS)がオートポリス二連勝
- 開催場所:オートポリス
- 開催日:2026年10月17日(土) 〜 2026年10月18日(日)
第7戦は、がんばろう熊本!〜熊本地震復興支援大会〜として開催された。
今シーズン2回目の3時間レースとなったオートポリス戦で山本尚貴/牧野任祐(STANLEY HRC PRELUDE-GT/BS)がレース半ばにトップに立ち、そのままポジションをキープして優勝。ポイントランキング2位へ。
<予選>今シーズン最大のサクセスウエイトが搭載されている第7戦。ランキング1位の坪井 翔/山下健太(au TOM’S GR Supra/BS)、2位の前戦優勝チームの塚越広大/野村勇斗(Astemo HRC PRELUDE-GT/BS)。そして3位の山本/牧野組の3台には燃料給油リストリクターも装着されている状況となっている。パッシングが難しいとされるオートポリスで決勝を有利な展開に持ち込めるようにするためにはスターティンググリッド上位が重要。第4戦からのホンダ・プレリュードの勢いはオートポリスでも続いていて、圧倒的な上位独占はできなかったものの大草りき/イゴール・大村・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT/DL)が前戦の菅生に続きポールポジションをゲット。2番手に菅生勝者の塚越/野村組とやはりPRELUDE-GTがフロントローを占めた。3番手に国本雄資/阪口晴南(WedsSport BANDOH GR Supra/YH)、四番手に山本/牧野組の2列目。日産Zのトップは平峰一貴/ベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z/BS)の5番グリッド。
<決勝>九州のモータースポーツファンが詰めかけた決勝日。3時間レースでは、2回のピットインが義務付けられている。序盤に塚越/野村組がトップに立った後に25分経過して1回目のピットイン。40分が経過した時にGT300クラスの車両がコースオフしてストップしてセーフティカー(SC)が導入された。各チーム異なる戦略によってトップが目まぐるしく入れ替わる中で、山本/牧野組はレース半ば2回目のピットストップをショートスティントとした。この作戦により2回目のSC導入後にはトップの座を確実にしてゴールへ突き進んだ。終盤にランキングトップの坪井/山下組が順位を上げ、3番手争いを演じたが、2回目のピットストップの際に作業違反を犯してドライブスルーペナルティを受け、8位まで順位を下げることとなった。山本/牧野組はこの勝利でランキング2位となり、トップ坪井/山下組まで3ポイント差に迫った。2位は大湯都史樹/小林利徠斗(KeePer CERUMO GR Supra/BS)。3位は千代勝正/高星明誠(MOTUL Niterra Z/BS)とGT500クラス参戦の3メーカーが表彰台を分け合った。
<優勝ドライバーのコメント>
山本尚貴選手「1回目のSCが入ったときは『今日はちょっと厳しいかな』と思いましたけど、2回目のSCや、チームが臨機応変に対応してくれました。何より牧野選手がレースを俯瞰で捉えていたのが勝因だったと思うので、本当に牧野選手とチームとで勝てたレースだったなと思います1分40~41秒のペースを守ることだけを考えて、あとはセカンドスティントに向けたタイヤの内圧、燃費を常にフィードバックしていました。引っ張って、自分は、1時間20分近く走りましたけど、このチームは本当にすごいなと思いました。ランキング2位、3点差で最終2連戦ですね」
牧野任祐選手「尚貴さんの最初のスティントを引っ張れたことによって間違いなく2回目のピットで給油時間が短くなるという想定で行きました。コースインしてタイヤはフレッシュだったのですが、セーフティカーが入って、前にクルマが連なっていると抜けないのと、タイヤのピックアップが余計に発生する懸念がありました。ライバルが動いたのを見て『もう入らせてくれ』と無線でチームに言いました。セカンドスティントはアンダーカットしてフレッシュタイヤで稼ぐというに戦略を臨機応変にできたのが良かった。最後は、2位、3位のマシンのタイヤがフレッシュな時だけは抑えなけなければならないと思い頑張りました。チャンピオンは結果ですので、あと2戦勝つことだけを考えています」
<ブリヂストン MSタイヤ開発マネージャー:福崎 翔のコメント>
「3時間レースで戦略が入り乱れる展開の中、SC、FCYの導入で順位が目まぐるしく変化しました。ピットインの戦略、そしてコースインした時のトラックポジションによって各チームさんにとっては難しいレースになったと思いますが、山本/牧野組の作戦はとても素晴らしかったですね。そして、今回表彰台にホンダさん、トヨタさん、そして日産さんの3メーカーが立って、すべてのメーカーさんを強力にサポートできたことを嬉しく思っています。そして、2連戦となる最終イベントのもてぎへ守ることなく攻めの姿勢を保って臨んで行きます」
決勝
- 開催日:2026/10/18
- 天候:Fine
- 路面:Dry
- 路面温度:33°C〜31°C
- 決勝出走:14
- 完走:14
- (4.674km x 98laps = 458.052km)
| 順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 100 | 山本 尚貴 /牧野 任祐 |
BS
|
STANLEY HRC PRELUDE-GT | 98 | 3:01'37.269 | ||||||
| 2 | 38 | 大湯 都史樹 /小林 利徠斗 |
BS
|
KeePer CERUMO GR Supra | 98 | 3:01'38.632 | ||||||
| 3 | 23 | 千代 勝正 /高星 明誠 |
BS
|
MOTUL Niterra Z | 98 | 3:01'45.241 | ||||||
| 4 | 37 | 笹原 右京 /G.アレジ |
BS
|
Deloitte TOM'S GR Supra | 98 | 3:01'45.770 | ||||||
| 5 | 12 | 平峰 一貴 /B.バゲット |
BS
|
TRS IMPUL with SDG Z | 98 | 3:01'47.334 | ||||||
| 6 | 8 | 太田 格之進 /大津 弘樹 |
BS
|
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT | 98 | 3:01'47.553 | ||||||
| 7 | 39 | 関口 雄飛 /S.フェネストラズ |
BS
|
DENSO KOBELCO SARD GR Supra | 98 | 3:02'13.673 | ||||||
| 8 | 36 | 坪井 翔 /山下 健太 |
BS
|
au TOM'S GR Supra | 98 | 3:02'13.912 | ||||||
| 9 | 16 | 野尻 智紀 /佐藤 蓮 |
BS
|
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT | 98 | 3:02'14.761 | ||||||
| 10 | 19 | 国本 雄資 /阪口 晴南 | YH | WedsSport BANDOH GR Supra | 98 | 3:02'20.019 | ||||||
| 11 | 24 | 名取 鉄平 /三宅 淳詞 |
BS
|
リアライズコーポレーション Z | 98 | 3:02'31.930 | ||||||
| 12 | 64 | 大草 りき /I.O.フラガ | DL | Modulo HRC PRELUDE-GT | 98 | 3:02'51.893 | ||||||
| 13 | 14 | 福住 仁嶺 /大嶋 和也 |
BS
|
ENEOS X PRIME GR Supra | 98 | 3:03'19.170 | ||||||
| 14 | 17 | 塚越 広大 /野村 勇斗 |
BS
|
Astemo HRC PRELUDE-GT | 96 | 2:58'52.602 |





















