32号車の横田剛が、予選2番手から逆転で初優勝を果たす!

  • 開催場所:スポーツランド菅生
  • 開催日:2020年10月03日(土) 〜 2020年10月03日(土)
ロードスター・パーティレースⅢ 北日本 NDシリーズ Rd.3

10月3日、宮城県のスポーツランドSUGOでロードスター・パーティレースⅢの北日本NDシリーズ第3戦と第4戦がダブルヘッダーで開催された。第3戦は今シーズンから参戦している32号車の横田剛が、予選2番手からの逆転で初優勝を果たした。

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●予選
北日本シリーズは8月22日の第1戦と第2戦に続いて、ワンデー&ダブルヘッダーでの開催。今回はNDシリーズに13台のエントリーがあったが、NDクラブマンとNCシリーズは不成立。また昨年まで主にNCシリーズと混走で開催されていた東北ロードスターカップは6台のエントリーとなり、予選は混走で行うものの、決勝レースは別々にというスケジュールが組まれた。予選のベストタイムで第3戦のグリッドが決まり、セカンドベストで第4戦のグリッドが決まるレギュレーションは前回同様だ。当日のSUGOの天候は曇り。車検場にある温度計は17℃を表示しており、絶好のコンディションと言っていい。40号車の梅下隆一(マツダ執行役員)がレース前日のアクシデントで欠場を余儀なくされ、8時から15分間の公式予選には12台が出場した。
パーティレース勢の先頭で入ったのは開幕2連勝を飾った48号車・ニノ高橋。1周目のタイムは1分47秒772 で、続いて2周目に47秒157を記録する。同じアタック1周目では28号車の石井達也が1分47秒028で高橋を上回り、さらに16号車の上田純司が1分46秒645という好タイムをマーク。これで第3戦のポールポジションが決まった。この上田の前を走っていた32号車の横田剛は、アタック2周目に1分46秒966を記録。結局、47秒を切れたのはこのふたりのみ。以下、タイム順では石井、高橋と続いたが、予選後の車検で2台ともに最低重量違反が判明。さらに暫定6位だった23号車の菊池仁のマシンも同様の判定を受けて、この3名には第3戦の決勝グリッド降格のペナルティが課された。その結果、2列目の3番グリッドには4号車の佐藤朱伊、4番グリッドには91号車の沢崎祐一が並ぶことに。続いて5番グリッドには82号車の兼原洋治、6番グリッドには112号車の丸山友輝が繰り上がった。

●決勝
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気温18℃というコンディションで、第3戦の決勝はほぼオンタイムの10時56分にスタート。最前列の上田と横田は順位を守るも、3番グリッドの佐藤は激しくホイールスピンさせてしまい、大きく出遅れた。後方では10番グリッドに降格した高橋がまさにロケットスタート。オープニングラップは4位で通過し、早くも3位の沢崎を0.589秒差という射程圏内に捉えた。その勢いは止まらず、2周目が終了するホームストレートでは高橋が楽々と先行し、3周目からは徐々にこの2台の差が広がっていく。上田と横田のトップ争いは4周目にドラマが起きた。バックストレートの加速で勝った横田が馬の背コーナーでアウトからの横並びに成功すると、次のSPインで上田は横田のためにスペースを残さざるを得ない状況に。もちろん上田も諦めず、0.1秒から0.2秒の僅差で横田に追いすがるが、7周目あたりからは高橋が背後に迫ってきてトップグループが3台となり、再度の逆転はかなわなかった。
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さて、沢崎の後方では丸山とスタートの失敗から挽回してきた佐藤、さらに兼原と最後尾から追い上げた石井の4台によるバトルが中盤以降にヒートアップ。6周目からはこの集団が沢崎に追いついて5台という大きな塊になるが、ここはベテランの沢崎が粘って先着。そしてチェッカーの後、さらに事件がふたつも起きてしまった。ひとつは上田が最後、高橋の追撃を受けた際に危険行為を犯したという判定だ。上田には35秒加算というペナルティが課されて9位にポジションダウン。もうひとつは佐藤の4号車と丸山の112号車に車両規定違反(キャンバー角)が発覚。こちらには失格という処分が下された。その結果、優勝は横田で変わらないものの、2位には高橋、3位には沢崎が繰り上がった。同様に4位には石井、5位には兼原、6位には52号車の古田孝一が入賞となった。沢崎は2017年の東日本第1戦と第3戦、さらに北日本の第2戦と第4戦で4位に計4回も入賞しているが、JAFメダルが授与される3位入賞は初めてとのこと。また今年から参戦の古田は嬉しい初入賞となった。横田はキャリア豊富なベテランで、パーティレースには参戦3戦目での初優勝となった。
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優勝した横田 剛 選手コメント:
「SUGOはパッシングが難しいことはわかっているので、ワンチャンスを狙っていました。並んだ時にスペースを残していただいたので感謝ですね」
タイヤについて:
「個人の感想ですが、アドレナリンはちょっと使い込んだ方がいい味が出る感じです」

レース結果

コース:スポーツランド菅生

決勝

  • 開催日:2020/10/03
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:12
  • 完走:10
  • (3.704km x 8laps = 29.632km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 32 横田 剛 BS Bridgestone KYC RSFS ロードスター 8 14'35.985
2 48 ニノ 高橋 BS Bridgestone VTステージロードスター 8 14'36.869
3 91 沢崎 祐一 BS Bridgestone DELTAロードスター 8 14'45.787
4 28 石井 達也 BS Bridgestone pttモタスポ部ロードスター 8 14'46.984
5 82 兼原 洋治 BS Bridgestone 自己研鑽3★ロードスター 8 14'47.237
6 52 古田 孝一 BS Bridgestone RSPECステージロードスター 8 14'57.579
7 41 加藤 沙也香 BS Bridgestone Lovedriveロードスター 8 14'59.981
8 23 菊池 仁 BS Bridgestone ティトNDロードスター 8 15'07.285
9 16 上田 純司 BS Bridgestone 上伸物流 ロードスター 8 15'11.571
10 76 廣木 健司 BS Bridgestone 酒レーシングロードスター飛露喜 8 15'14.381
- 4 佐藤 朱伊 BS Bridgestone LoveDriveロードスター DQ
- 112 丸山 友輝 BS Bridgestone CP和光モタスポ部ロードスター DQ