松原泰世と山根正和の“赤×黒・激熱バトル”に拍手喝采

  • 開催場所:オートポリス
  • 開催日:2022年07月03日(日) 〜 2022年07月03日(日)
ロードスター・パーティレースⅢジャパンツアーシリーズ NDクラブマン Rd.3

7月3日、オートポリスでロードスター・パーティレースⅢの「ジャパンツアーシリーズ第3戦」が開催された。出場7台だったNDクラブマンクラスでは、上位2台が予選からシリーズクラスの上位陣とも互角の走りを披露。決勝も時にサイドbyサイドの激戦を繰り広げたが、最後に笑ったのは155号車の松原泰世だった。

●予選
21年目を迎えたロードスター・パーティレースⅢが、ついに九州の地にも足を踏み入れた。この日、大分県のオートポリスでは「MAZDA FAN CIRCUIT CHALLENGE DAY 2002 in AUTOPOLIS」が行われ、ジャパンツアーシリーズ第3戦もメインイベントのひとつに組み入れられた。

エントリーはNDシリーズクラスに14台、NDクラブマンクラスに7台で、合計21台が混走で戦いに臨んだ。今回は唯一、クラブマンの177号車・森口 晃がデビュー戦を迎えた。森口は150分を最大4名のドライバーでリレーする「マツ耐」では実績十分。昨年の開幕戦・宮城ラウンドでは、ひとりで走りきって総合優勝という偉業も達成した元気一杯の“アラ還”レーサーだ。
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前日までの好天から一転し、当日の天候は曇り。朝方のサーキット周辺は雨もパラついた。15分間の公式予選はオンタイムの9時25分から始まったが、気温23℃・路面温度29.6℃・湿度80%というのが手元の計測データだ。

前述の通り、今回はシリーズクラスとの混走だが、予選ではクラブマンクラスのトップ2がグリッド3列目(総合では5位と6位)という好位置を争う展開になった。序盤は59号車の山根正和が2分23秒897で、最初のアタックが2分24秒095だった松原をリードした。ところが松原がアタック3周目に2分23秒346を叩き出して逆転に成功。山根も最終アタックで2分23秒651まで削るが、わずかに及ばなかった。

上位2台とは少し差があるものの、クラス3番手(総合17位)にはデビュー戦の森口がつけた。ただし同4番手の73号車・鈴木 篤との差はわずかで、その後方にも3台のライバルが続いている。ちなみにこの日は高い降水確率を示した天気予報も考慮し、ソフトトップは閉じた状態でも走行OKという旨をブリーフィングで通達。それを受けて、決勝では21台の全車がトップを閉じて戦った。

●決勝
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この日のオートポリスは予選後にも雨が降って心配されたが、決勝前には空が少し明るくなってきた。直前のコースコンディションはドライで、気温25℃・路面温度32℃・湿度69%というデータをガレージで計測。

ほぼオンタイムの12時39分にローリングスタートで、7ラップ先のチェッカーを目指す戦いが開始。オープニングラップの上位グループは総合8位までは同じ順位で戻ってきたが、その中でもっとも接近していたのが、総合5位を争う松原と山根。コントロールライン通過時の差は0.1秒台と、あと少しで横並びという状態だった。

そして後方では、クラス3番手が入れ替わった。18番グリッドからスタートした鈴木が、ひとつ前の森口をパスして戻ってきたのだ。さらに2周目にはシリーズクラスの1台が間に入ったため、デビュー戦の森口にとっては戦いにくい状況となった。それでも4周目には鈴木の背後を走ることになり、5周目と6周目は2秒以内まで接近。ただラストスパートをかけた鈴木が、最後は3.5秒まで差を広げてフィニッシュした。
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一方、初代NAを復刻したクラシックレッドの松原と、密かな人気色ジェットブラックマイカの山根が演じたトップ争いは熾烈を極めた。
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2周目も0.2秒台の僅差で通過し、続く3周目の1コーナーでは山根がアウトから並びかけるが、立ち上がりで左側2輪がわずかにダートにかかって逆転はならず。さらに3周目も0.4秒台、4周目も0.2秒台と肉薄したが、5周目の100Rコーナーが痛恨だった。山根がアンダーステアで膨らんで失速してしまい、後続のシリーズクラス3台に抜かれて追撃もここまで。

改めて順位を整理すると、クラブマンクラスの優勝は松原で、5月5日の東日本シリーズ第1戦に続いての2連勝を達成。
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以下、2位の山根と3位の鈴木までが規定により入賞の対象となった。
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なお鈴木には今回の正式表彰のタイミングで、通算10シーズンかつ30戦以上のパーティレース公式戦出場者を讃える「Great Party Racer賞」も授与された。

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●優勝した松原選手コメント
「序盤は山根さんの勢いに完全に負けていましたが、“ここはミスをしないでガマン!”と言い聞かせていたら、ああいう展開になって楽になりました。でもシリーズクラスの皆さんと走ると、本当に勉強になります」


タイヤについては
「扱いやすくて、滑り出しがわかりやすいと思います。さっきのコーナーは101で少し攻めすぎたかなとか、逆に99でもうちょっと頑張れたなぁ……と会話している感じです」

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●記念すべきダブル受賞となった鈴木選手コメント
 「(ライバルの)皆さんが優しいので、長く続けて来られたと思います。主催者のこうした心遣いも嬉しいですね」

ジャパンツアーシリーズの次の戦いは少しインターバルが開いて、9月24日に静岡県の富士スピードウェイで第4戦が行われる。またパーティレースの次戦は8月21日、岡山国際サーキットで西日本シリーズ第3戦が開催予定だ。

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レース結果

コース:オートポリス

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2022/07/03
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:7
  • 完走:7
  • (4.674km x 7laps = 32.718km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 155 松原 泰世 BS Bridgestone CR55ロードスター 7 16'57.172
2 59 山根 正和 BS Bridgestone ガレージ山根レンタロードスター 7 17'02.186
3 73 鈴木 篤 BS Bridgestone SRアセットロードスター 7 17'27.159
4 177 森口 晃 BS Bridgestone JRCパワースロードスター6号 7 17'30.698
5 188 江本 和彦 BS Bridgestone JRCパワースロードスター3号 7 17'50.378
6 173 三島 勤也 BS Bridgestone エスアールアセットロードスター 7 21'25.608
7 131 三好 伸長 BS Bridgestone mt-RTBラブカロードスター 6 18'50.191