参戦3年目の石井理人がルーキーの猛追を凌ぎ切る!

  • 開催場所:筑波サーキット
  • 開催日:2026年05月05日(火) 〜 2026年05月05日(火)
2026年ロードスター・パーティレースⅢ ジャパンツアーRd.2 NDクラブマン

5月5日、茨城県の筑波サーキットでロードスター・パーティレースⅢのジャパンツアーシリーズRd.2と東日本シリーズ開幕戦が開催された。NDクラブマンはフルグリッド(満員御礼)の30台がエントリーし、その激戦を制したのは222号車の石井理人。ポールポジションからスタートし、初参戦の167号車・山田修宇の追撃を受けつつも、粘りの走りでキャリア3年目での初優勝を達成した。

当日の大会名称は「筑波サーキット・カーフェスティバル2026(筑フェス)」。前身の“オールドナウ”から数えると40周年という節目に当たり、国内外のスーパーカーと呼ばれる名車もこの日は筑波に集結する。8時25分からはまず、クラブマンクラスのブリーフィングが開催。
マツダのブランド体験推進本部ブランド体験ビジネス企画部モータースポーツ体験グループの小早川隆浩さんが
「大勢の皆さんの参加に感謝を申し上げます。マツダの一員として、こうした現場での触れ合いを大切に思っていますので、ぜひ気軽に声をかけてください」と挨拶された。
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クラブマンクラスの初参加は10名。ゼッケン順に紹介すると48号車・森田泰博/62号車・平塚寛人/68号車・鈴木嘉一/89号車・西牧英樹/125号車・ロッシーオガワ/167号車・山田修宇/257号車・田近研一郎/277号車・平山顕史/280号車・樋口 捷という顔ぶれ。なお63号車の椋木アレンは先日のジャパンツアー開幕戦(SUGO)にもエントリーしていたが欠場したため、実質的には彼もまたデビュー戦となる。
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●予選
公式予選は9時25分からの15分間。1台が欠場して、29台がアタックに臨んだ。9時30分時点のコンディションは気温18.0℃/湿度34%/路面温度32.6℃。開始早々、1分10秒333でモニター最上段に躍り出たのは181号車の横田大樹。クラブマンでは実績十分で、昨年の最終戦では優勝を飾っている。
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1分10秒491で続いたのは169号車の國井宏樹。
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さらに昨年の最終戦で2位だった石井雅人が1分10秒041という好タイムで一気にトップに浮上し、ルーキーの山田修宇が1分10秒088で肉薄した。
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これで石井と山田のフロントロー、横田と國井の第2列が決まった。以上4名は最初のアタックラップでベストを記録している。
予選5番手は11号車の山口 聡がアタック3周目、6番手には12号車の梶 忠光がアタック2周目にベストタイムをマーク。
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ここまでが入賞圏内で決勝をスタートする。そして7番グリッドには、77号車のテツ・パチーノ。ご承知のように“太田哲也”としてGT選手権などで活躍した名手で、1分10秒991のタイムをアタック1周目に出したが、このポジションにとどまった。
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●決勝
クラブマンクラスの決勝の前にオープニングセレモニーが設けられ、シリーズクラスの選手たちもグリッドに集まっての記念写真を撮影した。
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13時ジャストの筑波は気温22.0℃/湿度20%/路面温度47.5℃というコンディション。この日は盛り沢山のメニューだったが、ここまでは若干のディレイで13時16分に決勝レースが始まった。こちらは東日本シリーズの規定に則り、一度グリッドに静止してからのスタートで15周先のチェッカーを目指すことになる。
ダッシュが鋭かったのが2番グリッドだった山田。1コーナーには先頭で進入するが、ここはポールシッターの石井がイン側という地の利を活かして、続くS字までに再び前に出ることに成功した。
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もしポールがアウト側というグリッド配列だったら、違うドラマが生まれたかもしれない。後方でも波乱は起こらず、グリッド2列目の横田と國井が僅差で続き、同じく3列目の山口と梶も順当に1周目を通過していく。唯一ジャンプアップに成功したのは6号車のSATOSHI。
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なんと12番グリッドから8位まで浮上し、一時はテツ・パチーノの背後まで迫った。レースは序盤から、トップ2台のマッチレースの様相を呈した。勢いが目立ったのは、2周目に最速の1分11秒001を記録した山田の方。
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ここから先の2台のギャップは0.2秒から0.3秒台という、まさにテールtoノーズ状態が延々と続いた。最終コーナーが速い山田が何度か1コーナーで横並びからチャンスを窺うが、石井もインをしっかり守って凌ぎ切るという展開だ。さらに終盤、周回遅れのマシンをパッシングするシーンがあったが、この処理については、デビュー戦の山田に対して3年目の石井の経験が吉と出た気配だ。
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一方、後方では3位争いの実力者バトルも激アツ。昨年の最終戦ウイナーの横田に対して、第1戦から第3戦まで3戦連続で2位という國井なので、お互いの手の内も知り尽くした同士と言えよう。特に5周目から7周目にかけては、ギャップもずーっと0.2秒台と超接近。さらに山口を先頭にした梶とパチーノの5位争いのグループも終盤はワンパックになり、見応えあるファイトを演じた。
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結局、7位までの順位はグリッド通りとなったが、梶とパチーノは15周を走って18分10秒835という同タイム決着だった。
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●優勝した石井選手のコメント
「初優勝なので嬉しいです。予選はいい走りができましたが、決勝は追われる一方で、15周が長かったです。正直、バックマーカーのおかげかもしれません。実はそろそろ卒業かなと思っていましたが、8月はシリーズに挑戦させていただきます。」
タイヤについて
「RE005になってフトコロが広くなりましたね。タイトコーナーで切り増すようなケースでも、フロントが入ってくれる感じです。」

次のパーティレースは、5月16日(土曜日)に岡山国際サーキットで開催される西日本シリーズの開幕戦だ。またジャパンツアーシリーズの次の戦いは6月13日(土曜日)に、三重県の鈴鹿サーキットで第3戦が予定されている。

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レース結果

コース:筑波サーキット

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2026/05/05
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:29
  • 完走:28
  • (2.045km x 15laps = 30.675km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 222 石井 雅人 BS Bridgestone ガレージ123ロードスター猫 15 17'58.325
2 167 山田 修宇 BS Bridgestone RCパニロードスター 15 17'58.585
3 181 横田 大樹 BS Bridgestone クロノスPmGMロードスター 15 18'05.307
4 169 國井 宏樹 BS Bridgestone kunishouロードスター 15 18'05.633
5 11 山口 聡 BS Bridgestone ユニバーサルツインロードスター 15 18'10.640
6 12 梶 忠光 BS Bridgestone KJR ロードスター 15 18'10.835
7 77 テツ・パチーノ BS Bridgestone キープオンR ロードスター 15 18'10.835
8 162 西塚 昌弘 BS Bridgestone ELEVレーシングロードスター 15 18'14.150
9 104 内海 由多加 BS Bridgestone おりこう堂ロードスター 15 18'14.544
10 6 SATOSHI BS Bridgestone プロジェクトワン ロードスター 15 18'15.157
11 61 石井 栄司 BS Bridgestone ARRIVEロードスター 15 18'15.953
12 3 三谷 貴一郎 BS Bridgestone 松鵠会ROADSTER 15 18'17.596
13 86 栗原 誠法 BS Bridgestone G-design ロードスター 15 18'19.316
14 48 森田 泰博 BS Bridgestone チームブリヂストンロードスター 15 18'21.969
15 125 ロッシーオガワ BS Bridgestone RACブロワ珈琲ロードスター 15 18'32.789
16 174 佐野 哲也 BS Bridgestone プリプリプリティロードスター 15 18'33.504
17 67 大須賀 正宏 BS Bridgestone ユニツイくまぷーロードスター 15 18'42.928
18 62 平塚 寛人 BS Bridgestone クレバーレーシングロードスター 15 18'43.799
19 280 樋口 捷 BS Bridgestone IDS NIWAR ロードスター 15 18'43.931
20 76 毛利 和弘 BS Bridgestone Subsonicロードスター 15 18'44.176
21 89 西牧 英樹 BS Bridgestone ニシマキロードスター 15 18'56.152
22 83 佐藤 雄也 BS Bridgestone ユウヤ ND ロードスター 15 18'56.420
23 257 田近 研一郎 BS Bridgestone RSロゴス田近医院ロードスター 15 19'00.266
24 10 各務 猛 BS Bridgestone エルム ロードスター 15 20'35.637
25 277 平山 顕史 BS Bridgestone Akiロードスター 14 18'02.748