ブリヂストンも支援し、障がい者の方々へバイクを楽しむ機会を提供するSSP活動を紹介します

【SIDE STAND PROJECT】もう一度バイクに! SSPパラモトライダー体験走行会紹介
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昨年、鈴鹿8耐でロードレーシングライダーとして活躍した、青木3兄弟の活動を覚えている方も多いと思います。
22年前に障がいを負った次男 拓磨に、もう一度バイクで走らせる!と三男 治親が企画し、長男 宣篤と共に始まったSide Stand Project =SSP。
~Takuma Ride Again~として動き始めたこのプロジェクトは、まずバイク作りから始まりました。普段は足で操作するギアシフト部を左手で操作出来るように改造し、ステップに載せた足が走行中に外れないように自転車で使用するビンディングを加工、ブーツが固定出来るように変更。
その他、拓磨が安全に走る事が出来るように、細かな所まで手が加えられたバイクで鈴鹿8耐の観客が見守る鈴鹿サーキットを走行。
22年振りにバイクで鈴鹿を走行した拓磨を見て、観客やレース関係者、この活動を支えてきた方々に大きな感動を与えてくれました。
その拓磨は今では自身が運営するレンタルミニバイクレース「Let's レン耐」に飛び入りで走行したり、サーキット走行では誰もが障がい者と思わないほどのスピード、深いバンク角でコーナーを駆け抜け、バイクライディングを楽しんでいます。
またパラモトライダー体験走行では時間があれば会場に出向き、障がい者の体験走行を支援しています。

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今年、世界を襲った新型コロナウイルス感染拡大でSSPも自粛となっていましたが、6月より障がいを持つ一般の方々にもバイクに乗る楽しみを提供するために「パラモトライダー体験走行会」を開始。
以前バイクライディングを楽しんでいたが事故などで障がいを持つこととなり、バイクに乗れなくなった方々に、もう一度バイクに乗りたい!といった夢を叶える為の活動が始まりました。
9/16に4回目の体験走行会が千葉県 袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われ、今回は渡邉友章さんと川口めぐみさんのお二人がパラモトライダー体験走行会に申し込まれました。
お二人とも、バイクでのツーリング中に事故で車いすでの生活になられたそうで、以前のバイクに乗る楽しさをもう一度味わいたいとの思いを胸に、パラモトライダー体験走行会に参加されました。

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パラモトライダー体験走行では最初に専属の理学療法士による参加者の体調確認が行われています。体験走行する際の説明の後、パドック側の広い敷地でバイクを走らせる練習を実施。
SSPを支える多くのスタッフのサポートを受け、補助輪が付いたバイクでまっすぐ走らせる事から始まりました。
健常者には普通に感じ取れるバイクを操る際のバランスも、障がいを持つお二人にはバイクの傾くバランスを操るのが難しい状況でしたが、補助輪があるので転倒はありません。
バイクを2輪でまっすぐ走らせる努力をするお二人にスタッフも懸命にサポートします。

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最初はまっすぐ2輪で走行する事が厳しい状況でしたが、苦労するお二人に拓磨からバランスをとるアドバイス。
スタッフにサポートされながら何度も練習を繰り返すお二人は、補助輪が接地せずに2輪でまっすぐ走れるところまでバランスがとれるようになりました。
今回は時間の関係で袖ヶ浦フォレストレースウェイを御自身で走行する事が出来ませんでしたが、最後お二人はレーシングライダーであり、スタッフとして協力している今野選手とのタンデムでサーキット走行を体験。
次回、パラモトライダー体験走行に参加される時には、ぜひご自身でサーキットを走行してもらいたいと思います。

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Side Stand Project~Takuma Ride Again~はこちらからどうぞ
Vol.1 始動:/special/ewc/2019/vol1
Vol.2 凱旋:/special/ewc/2019/vol2
Vol.3 鈴鹿:/special/ewc/2019/vol3


ブリヂストンはSide Stand Projectの活動を支援しています。