スタート前のウォームアップ走行開始までに雨が降り、ウエットコンディションになるかと思われたが、ウォームアップ走行中に雨はやみ、グリッドウォーク開始までに天候は回復。ドライコンディションでのスタートとなった。スタート時、気温は24度、路面温度は31度。
■GT500クラス
レースはクリーンスタートが切られた。5周目に♯14ENEOS X PRIME GR Supraの福住仁嶺が前をいく#16ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTの大津弘樹を抜いて2番手に浮上。20周目を迎えたあたりから雨ぽつぽつと降り始めるが、路面を濡らすほどではない様子。22周目に#3Niterra MOTUL Z、#12MARELLI IMPUL Zが♯38KeePer CERUMO GR Supraを抜いてポジションを上げる。この22周目を境にピットに入り始める車両が出る。1時間を経過して各車1回目のピット作業を終えたところでの順位は37号車、14号車、16号車、12号車、36号車。♯36au TOM'S GR Supraがアンダーカットを決めて大きくポジションアップ。40周ころから37号車と14号車の差が詰まる。さらにその後方では12号車と36号車の差が縮まっていく。2回目のピットタイミングを迎えると、先に入ったのは37号車。14号車はその2周後にピットイン。ここで14号車が37号車の前でピットアウトしてトップを奪う。しかし68周目、14号車にドライブスルーペナルティが掲示される。ピットアウト時のアンセーフリリースが原因とのことであり3番手にポジションダウンしてしまい、37号車がトップに。しかし第3スティントを任された福住が猛烈に追い上げ、78周目に16号車を抜いて2番手に浮上。そしてレースは37号車がトップのまま3時間が経過し、笹原/ジュリアーノ組が優勝を飾った。
■GT300クラス
開始30分までは大きな変動はなかったが、2位の61号車と3位の#2muta Racing GR86 GTが2位争いを展開。すると15周目のシケインで61号車のインを刺して2番手に浮上。さらに♯31apr LC500h GTが20号車を抜いて5番手に浮上。TOP5にBS勢が2台となる。さらに31号車は23周目に4位浮上。1回目のピットタイミングを迎えると、31号車と#52Green Brave GR Supra GTはタイヤ無交換でピットアウトし、31号車がトップに浮上。以下、777号車、52号車、61号車、6号車というオーダーで第2スティントに突入。2号車は6番手。しかし45周目に777号車が31号車に迫り、無交換で厳しい31号車を抜いてトップに返り咲く。48周目に61号車にトラブルが発生しストップしてしまうアクシデントが発生。そしてレースは2回目のピットタイミングを迎える。777号車が61周目にピットイン。第2スティントでじわじわと追い上げてきたいた2号車はこれでトップに立ち、2号車は2回目のピットタイミングを伸ばしてさらにタイヤ無交換でオーバーカットを狙うものの、ピットアウトしたところで2番手にポジションダウンしてしまうが、このポジションをキープして2位表彰台獲得となった。(リザルトはTOP10まで)
*結果は暫定ベースです。