気温35度、路面温度56度と、昨日よりも暑いコンディションで決勝は定刻通り77周の決勝レースのスタートが切られた。

IMG_2044.jpeg

■GT500クラス
ポールスタートの#8ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTがホールショットを奪いクリーンスタートが切られた。
序盤10周終了時点でのトップは8号車、2番手には♯100STANLEY CIVIC TYPE R-GT、3番手には64号車というオーダー。13周目、#14ENEOS X PRIME GR Supraと#12MARELLI IMPUL Zの5番手争いが発生しに14号車が5番手に浮上。14号車のペースがよく、21周目には1コーナーで4番手の#38KeePer CERUMO GR Supraをパスして4番手に浮上。さらに前を行く3番手64号車との差も詰め始めると26周目の最終コーナーでインをついて3番手に浮上。これでブリヂストン装着勢がTOP3を独占となる。レース1/3を過ぎた30周目付近から各車ルーティンのピットイン。全車ピット作業が完了時点で、8号車、100号車、38号車、14号車、64号車というオーダーになり、38号車は上位勢の中で一番早いタイミングでピットインしておりアンダーカットに成功した形となった。40周を過ぎたあたりから雲が多くなり路面温度が50度まで低下しはじめコンディションも変化していく中、8号車と100号車の差が詰まりはじめ、終盤この2台のトップ争いが起こるのかに注目が集まったが、8号車がリードを守ったままトップチェッカーを受け、 CIVIC TYPE R-GTに初優勝をもたらした。

IMG_2046.jpeg

■GT300クラス
ポールスタートの#65LEON PYRAMID AMGがリードを築いてレースを支配していく。25周目、コース上でストップ車両が発生。このタイミングでFCYもしくはSCが入るか注目となる中、65号車がピットイン。タイヤを4本交換してピットアウト。その後にFCY宣言が出され、このタイミングでのピットインにより大きなリードを築く。ルーティンのピットタイミングを迎えると、#31apr LC500h GTはタイヤ無交換作戦でピットアウトして上位浮上を狙う。♯2muta Racing GR86 GT、#52Green Brave GR Supra GTはピットインをレース2/3ギリギリまで伸ばしてピットイン。2号車はタイヤを4本交換、52号車は無交換でピットアウト。全車ピット作業が完了した時点で、トップは65号車。8番手に52号車、9番手に31号車、14番手に2号車というブリヂストン装着勢。終盤以降もトップ65号車のペースは安定しており、今季初優勝を飾った。またランキングトップの2号車も終盤追い上げ8位入賞し、貴重な3ポイントを獲得した。

*結果は暫定ベースです。