■GT500クラス
スタートからポールスタートの#36au TOM'S GR Supraが徐々にリードを広げていく。10周を終えたところで2位には♯100STANLEY CIVIC TYPE R-GT、3位には♯16ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTがつける。すると16周目には4位につけていた#3Niterra MOTUL Zが16号車を抜いて3位に浮上。そして17周目にはルーティンのピットインが始まると、100号車に作業でミスがあったかピットアウトに時間がかかり3号車が100号車の前に出るとピットアウト後のペースが3号車の方がいいようで36号車の背後につくとトップ争いに。しかしながら32周目にFCY解除時に3号車がスピン。大きく順位を落としてしまい、2位には17号車、3位には100号車となるが、終盤好ペースで追い上げてきたのは#12MARELLI IMPUL Zで3番手まで浮上し、このトップ3でフィニッシュとなった。

■GT300クラス
序盤は大きな順位変動はないものの、10番手スタートの#65LEON PYRAMID AMGは序盤8位までポジションアップ。さらに3位スタートの#2muta Racing GR86 GTが2番手61号車を16周目に抜いて2位に浮上。GT300クラスもミニマムでルーティンのピットに入っていく。65号車はタイヤ無交換、シリーズを争う88号車はリア2輪交換でコース上に復帰。2号車、#31apr LC500h GTも無交換。各車ピットアウト後のオーダーは2号車、31号車、88号車、65号車、4号車という並び。その後88号車は31号車を抜いて2位に浮上し、さらにトップ2号車にも終盤追いつきトップを奪取。この時点でブリヂストン装着勢は4位の65号車が2位まで浮上しないとシリーズチャンピオン獲得とならない状況となったが、惜しくも届かず。2位の2号車が最上位となりシリーズランキングでも65号車の2位が最上位となった。