トップを猛追していたH.コバライネン/平手晃平(DENSO KOBELCO SARD RC F/BS)が赤旗レース終了で優勝を逃す

  • 開催場所:スポーツランドSUGO
  • 開催日:2016年07月24日(日) 〜 2016年07月24日(日)
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2016オートバックス SUPER GT第4戦がスポーツランドSUGOで開催され、決勝日に29,500人の観衆を集めた。熊本/大分地震の影響でオートポリスで開催予定の第3戦がキャンセルされ、約2ヶ月半ぶりの実質今シーズン3戦目のレースとなった。予選から決勝まで気温が低く、時折小雨が降る不安定なコンディションの中でブリヂストンユーザーが優位性を見せた。しかし、タイヤ無交換作戦に出た優勝車がレースの後半にトップに立った。速さに勝ったブリヂストン勢が終盤にトップを捕らえて追い抜き体制に入ったが81周レースの76周目に突入した時、最終コーナーでアクシデントが発生、赤旗の提示でレースが中断。レギュレーションによってその時点でレースの75%が消化されており、レース成立。結果は、74周時点の順位となった。H.コバライネン/平手晃平(DENSO KOBELCO SARD RC F/BS)が前戦富士に続いて2位を獲得した。GT300クラスでは、予選2番手からトップを奪った嵯峨宏紀/中山雄一(TOYOTA PRIUS apr GT/BS)が優勝した。

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<予選>
午前中の小雨も上がり、濡れていた路面も乾き、ドライコンディションで予選がスタート。しかし、気温、路面温度は、7月とは思えない低さだった。しかし、その状況下でもワイドな温度域に対応したブリヂストンタイヤがQ1セッションから上位を独占する速さを見せた。そしてQ2進出の車両は、全てブリヂストンユーザーで占められた。8台によるポールポジション争いは、なんと7台がコースレコードを更新するという激戦となり、大嶋和也/A.カルダレッリ(WAKO'S 4CR RC F/BS)がポールポジションを獲得した。


<決勝>
決勝の直前まで小雨が降っていたが、それも上がり、各車スリックタイヤでスタートに臨んだ。グリッドの上位を独占するブリヂストン勢が序盤で順位を入れ替えながらも優位に周回を重ねた。トップの大嶋/カルダレッリ組がGT300クラスの車両と接触し、順位を落とし、その後トップになった塚越広大/小暮卓史(KEIHIN NSX CONCEPT-GT/BS)もトップ争いの際にスピンし順位を落としてしまった。そして、中盤に入った時にコバライネン/平手組がトップに立ち、レースの半分を過ぎてピットイン。1位でコースに復帰するもタイヤが温まる前にパスされ、2位に後退する。先行する車両は、タイヤ無交換によって終盤にタイムが落ち、コバライネン/平手組を先頭にした複数のブリヂストンユーザーが差を詰めて行き、トップ奪還は時間の問題だった。完全にトップのテールを捕らえた76周目に入った時に最終コーナーでGT300車両がコースオフしてクラッシュ、救出のために赤旗提示でレースが中断。そにままレース終了となってしまった。


<GT500クラス 2位フィニッシュドライバーのコメント>
H.コバライネン選手
「難しいコンディションんの週末だった。しかし、われわれは、ブリヂストンを信じてぶれることなく、予定していたタイヤを装着して予選、決勝で用いた。序盤でトップに立てて、レースの主導権はわれわれにあったので勝つことが出来ずに本当に残念だ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。そしてブリヂストンに感謝する」


平手晃平選手
「悔しいですね、あと5周出来ていたら、絶対に抜いてトップに立っていた。勝てたレースでしたから、本当に悔しい。作戦もバッチリ、タイヤグリップも安定していたので、混戦の中でも速さを示せた。富士から連続して2位。これで、ランキング2位になれたので、夏の連戦を乗り切って、チャンピオンを目指します。」


<ブリヂストン タイヤエンジニア:松本真幸のコメント>
「富士のタイヤトラブルの後に設計を見直して、事前のテスト(SUGOテスト)でも優位性を発揮できていました。気温と路面の温度がテスト時よりかなり低かったのですが、われわれは、ワイドなレンジに対応するタイヤを持ち込んでいるので、それほど心配はしていませんでした。それが、予選での圧倒的な結果に示されていると思います。レース終盤の決着をつけることが出来ずに残念です。しかし、これから本格的な夏のレースでも自信があります。期待していて下さい」

レース結果

コース:スポーツランドSUGO

[GT500]

決勝

  • 開催日:2016/07/24
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 路面温度: 22℃ ~28℃
  • 決勝出走:15
  • 完走:14
  • (3.737km x 74laps = 276.538km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 24 佐々木 大樹/柳田 真孝 YH ニッサン GT-R ニスモ GT500 74 1:42:08.887
2 39 H.コバライネン /平手 晃平 BS Bridgestone LEXUS RC F 74 1:42:09.245
3 38 立川 祐路/L.ジャトン BS Bridgestone LEXUS RC F 74 1:42:09.405
4 6 大嶋 和也/A.カルダレッリ BS Bridgestone LEXUS RC F 74 1:42:09.935
5 19 関口 雄飛/国本 雄資 YH LEXUS RC F 74 1:42:11.039
6 17 岩澤 優吾/小暮 卓史 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 74 1:42:15.888
7 15 武藤 英紀/O.ターヴェイ BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 74 1:42:34.996
8 37 J.ロシター/平川 亮 BS Bridgestone LEXUS RC F 74 1:42:37.622
9 1 松田 次生/R.クインタレッリ MI ニッサン GT-R ニスモ GT500 74 1:42:38.274
10 100 山本 尚貴/伊沢 拓也 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 74 1:42:39.091
11 36 伊藤 大輔/N.キャシディ BS Bridgestone LEXUS RC F 74 1:42:53.644
12 64 中嶋 大祐/B.バゲット DL Honda NSX CONCEPT-GT 74 1:43:05.869
13 46 本山 哲/千代 勝正 MI ニッサン GT-R ニスモ GT500 73 1:42:24.689
14 8 松浦 孝亮/野尻 智紀 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 71 1:42:22.599
- 12 安田 知宏/J.P.デ・オリベイラ BS Bridgestone ニッサン GT-R ニスモ GT500 35 DNF
[GT500]

予選

  • 開催日:2016/07/23
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 路面温度:26℃ ~24℃
  • 決勝出走:15
  • (3.737km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 6 大嶋 和也/A.カルダレッリ BS Bridgestone LEXUS RC F 1:10.516
2 17 岩澤 優吾/小暮 卓史 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 1:10.705
3 38 立川 祐路/L.ジャトン BS Bridgestone LEXUS RC F 1:10.936
4 36 伊藤 大輔/N.キャシディ BS Bridgestone LEXUS RC F 1:11.017
5 15 武藤 英紀/O.ターヴェイ BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 1:11.349
6 37 J.ロシター/平川 亮 BS Bridgestone LEXUS RC F 1:11.504
7 100 山本 尚貴/伊沢 拓也 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 1:11.571
8 39 H.コバライネン /平手 晃平 BS Bridgestone LEXUS RC F 1:11.623
9 24 佐々木 大樹/柳田 真孝 YH ニッサン GT-R ニスモ GT500 1:11.702
10 64 中嶋 大祐/B.バゲット DL Honda NSX CONCEPT-GT 1:11.782
11 8 松浦 孝亮/野尻 智紀 BS Bridgestone Honda NSX CONCEPT-GT 1:13.357
12 46 本山 哲/千代 勝正 MI ニッサン GT-R ニスモ GT500 1:14.171
13 12 安田 知宏/J.P.デ・オリベイラ BS Bridgestone ニッサン GT-R ニスモ GT500 1:14.617
14 19 関口 雄飛/国本 雄資 YH LEXUS RC F 1:16.449
- 1 松田 次生/R.クインタレッリ MI ニッサン GT-R ニスモ GT500 DNQ