三宅淳詞/堤優威(たかのこの湯 GR Supra GT/YH)が初優勝
- 開催場所:鈴鹿サーキット
- 開催日:2021年08月21日(土) 〜 2021年08月21日(土)
予選上位陣の3番手グリッドから着実に順位アップしていった三宅淳詞/堤優威(たかのこの湯 GR Supra GT/YH)がセーフティカーラン明けにトップを奪取。一旦はトップを譲るが奪還してチーム結成2年目に初優勝を達成した。昨シーズンからGT300クラスに適応されている新サクセスウェイトシステム(獲得ポイントx 3kg)によってブリヂストンユーザーはウェイトが重く苦戦。高木真一/佐藤蓮(ARTA NSX GT3/BS)が22番手グリッドから7位フィニッシュを果たす。
<予選>
GT300クラスには、昨シーズンから1ポイント当たり3kgのサクセスウェイトが適応されている。3レースが終了してポイントランキング上位のブリヂストンユーザーは車重がかなり重くなっている。ランキングトップの蒲生尚弥/菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG/BS)は75kgを搭載していて、予選Q1を突破することすら難しい状況となっていた。A、Bの2グループに分かれて行われた予選でQ1に進出できたブリヂストンユーザーは、第4戦で優勝し63kgを搭載している加藤寛規/阪口良平(muta Racing Lotus MC/BS)のみだった。コーナー数が多くウェイトの影響が大きい鈴鹿サーキットでは大健闘の結果だった。ポールポジションを獲得したのは、井口卓人/山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT/DL)。
<決勝>
ポールポジションスタートの井口/山内組が先行して開始された決勝レースは、GT500クラスのマシンがクラッシュしたことによるセーフティカー導入によってレース序盤で仕切り直しとなり、レース再開後に2番手に上がっていた三宅/堤組がトップに立った。その後のトップ争いは予選2番手スタートの平木湧也/平木玲次(マッハ車検GTNET MC86マッハ号)の平木兄弟との展開となった。一旦平木組がトップに立ったが、再び三宅/堤組がトップを奪還して優勝した。予選4番手から順位アップしてきた小暮卓史/元嶋祐弥(JLOC ランボルギーニGT3/YH)が2位でゴールを果たした。ブリヂストンユーザーの最上位は、22番手から15ポジションをアップし7位でゴールした高木/佐藤組だった。
<ブリヂストン MSタイヤ開発マネージャー:山本貴彦のコメント>
「これまでの3戦で活躍していただいているブリヂストン装着車はサクセスウェイトが重く、苦しい展開で、それを覆すのはとても難しかったですね。今回投入したタイヤは、ウェイトを考慮してややコンサバティブな設計になってしまったかなという反省点もあります。もう少しソフト系のコンパウンドでも良かったかなと、終わってみれば思いました。その状況下でも55号車のARTAは素晴らしい上位進出だったと思います。今後も中盤戦はサクセスウェイトの影響で苦しい戦いの連続ですが、1ポイントでも多く獲得していただけるようにサポートしていきます」
決勝
- 開催日:2021/08/21
- 天候:Cloudy
- 路面:Dry
- 決勝出走:28
- 完走:28
- (5.807km x 49laps = 284.543km)
順位 | No | ドライバー | タイヤ | チーム | マシン | シャシー | エンジン | 周回数 | Delay(Lap) | ベストタイム | ベストラップ | タイム |
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1 | 244 | 三宅 淳詞/堤 優威 | YH | たかのこの湯 GR Supra GT | 49 | 1:51'32.468 | ||||||
2 | 88 | 小暮 卓史/元嶋 佑弥 | YH | JLOC Lamborghini GT3 | 49 | +6.670 | ||||||
3 | 4 | 谷口 信輝/片岡 龍也 | YH | グッドスマイル 初音ミク AMG | 49 | +13.288 | ||||||
4 | 9 | K.コッツォリーノ/横溝 直輝 | YH | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari | 49 | +33.364 | ||||||
5 | 5 | 平木 湧也/平木 玲次 | YH | マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号 | 49 | +34.738 | ||||||
6 | 30 | 永井 宏明/織戸 学 | YH | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT | 49 | +35.327 | ||||||
7 | 55 | 高木 真一/佐藤 蓮 | BS | ARTA NSX GT3 | 49 | +35.576 | ||||||
8 | 56 | 藤波 清斗/J.P.デ・オリベイラ | YH | リアライズ日産自動車大学校 GT-R | 49 | +38.097 | ||||||
9 | 2 | 加藤 寛規/阪口 良平 | BS | muta Racing GR86 GT | 49 | +45.286 | ||||||
10 | 61 | 井口 卓人/山内 英輝 | DL | SUBARU BRZ R&D SPORT | 49 | +46.615 | ||||||
11 | 10 | 星野 一樹/石川 京侍 | DL | GAINER TANAX with IMPUL GT-R | 49 | +52.086 | ||||||
12 | 6 | 本山 哲/片山 義章 | YH | Team LeMans Audi R8 LMS | 49 | +52.498 | ||||||
13 | 34 | 道上 龍/密山 祥吾 | YH | Yogibo NSX GT3 | 48 | |||||||
14 | 60 | 吉本 大樹/河野 駿佑 | DL | Syntium LMcorsa GR Supra GT | 48 | |||||||
15 | 65 | 蒲生 尚弥/菅波 冬悟 | BS | チームK RX-8 | 48 | |||||||
16 | 87 | 松浦 孝亮/坂口 夏月 | YH | グランシード ランボルギーニ GT3 | 48 | |||||||
17 | 96 | 新田 守男/小高 一斗 | DL | HACHI-ICHI GR Supra GT | 48 | |||||||
18 | 52 | 吉田 広樹/番場 琢 | BS | 埼玉トヨペット GB GR Supra GT | 48 | |||||||
19 | 50 | 加納 政樹/柳田 真孝 | YH | ARNAGE AMG GT3 | 48 | |||||||
20 | 35 | S.ウォーキンショー/G.アレジ | YH | arto RC F GT3 | 48 | |||||||
21 | 21 | 川端 伸太朗/篠原 拓朗 | YH | Hitotsuyama Audi R8 LMS | 48 | |||||||
22 | 360 | 青木 孝行/内田 優大 | YH | RUNUP RIVAUX GT-R | 48 | |||||||
23 | 25 | 松井 孝允/佐藤 公哉 | YH | HOPPY Schatz GR Supra | 48 | |||||||
24 | 31 | 青木 孝之/中山 友貴 | BS | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT | 48 | |||||||
25 | 7 | 荒 聖治/山口 智英 | YH | Studie PLUS BMW | 48 | |||||||
26 | 11 | 平中 克幸/安田 裕信 | DL | TANAX GAINER GT-R | 48 | |||||||
27 | 48 | 田中 優暉/富田 竜一郎 | YH | 植毛ケーズフロンティア GT-R | 48 | |||||||
28 | 22 | 和田 久/城内 政樹 | YH | アールキューズ AMG GT3 | 47 | |||||||
- | 18 | 小林 崇志/名取 鉄平 | YH | UPGARAGE NSX GT3 | DNS |