BRIDGESTONE F1活動14年の軌跡
  • ブリヂストンのF1チャレンジはこうしてはじまった
  • ブリヂストンF1スタッフ歴戦の記憶
  • 内外の関係者が語る、F1活動の意義 F1参戦がもたらしたもの
  • 参戦年表
  • テクノロジー&レギュレーション
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・グルーブドタイヤ(フロント溝4本、リア溝4本)
・ドライタイヤ:2種類(14セット)
・ウエットタイヤ:1種類(4セット)
・エクストリームウェザータイヤ:1種類(3セット)

・P1およびP2で使用できるドライタイヤは各仕様2セット(計4セット)。これらはP3開始前に返却されなければならない。
・ドライバーには残りの日程で使用するため、各仕様5セット(計10セット)のドライタイヤが割り当てられる。しかし、各仕様1セット(計2セット)が予選開始前に返却されなければならず、それらを残りの日程で使用することはできない。

Reglation
浜島裕英が語る2008年用F1タイヤ

グルーブドタイヤ最後の年となった2008年。構造などは、基本的に前年のものと変わっていない。「技術的なハイライトは、トルコGPを克服したということですね」と浜島は言う。イスタンブールパーク・サーキットの名物ともいえる、ターン8。前年、ここでマクラーレンのルイス・ハミルトンがタイヤを壊していた。約6秒間もの間、全開状態でのコーナリングが続く左コーナーに、ハミルトンの右フロントタイヤが悲鳴を上げたのだ。それをブリヂストンは「タイヤの使い方が悪いから」という言葉で片付けなかった。データを集め、いくつもの視点から分析を重ねていった結果、耐久性の面ではまったく問題のないタイヤを供給することができた。持てる技術を注ぎ込んで、この問題に取り組んだエンジニアたちとしても、実際にレースで走るまでは気が気でなかったという。「ベストは尽くしたと思っていても、実際に走らせるまで自信はないんですよ。2007年にハミルトン選手のタイヤが壊れてしまったように、シミュレーションが絶対に当たるとは限りませんから。何が起きるかわからない......それが現場なんです」

ブリヂストンF1タイヤ装着マシン
 

スクーデリア・フェラーリ

マシン:F2008

エンジン:フェラーリTipo056(V8)

ドライバー:キミ・ライコネン/フェリペ・マッサ

  

スクーデリア・トロ・ロッソ

マシン:トロ・ロッソSTR2B/STR3

エンジン:フェラーリTipo056(V8)

ドライバー:セバスチャン・ブルダイ/セバスチャン・ベッテル

 

BMWザウバーF1チーム

マシン:F1.08

エンジン:BMW P86/8(V8)

ドライバー:ニック・ハイドフェルト/ロバート・クビサ

  

ホンダ・レーシング・F1チーム

マシン:RA108

エンジン:ホンダRA808E(V8)

ドライバー:ジェンソン・バトン/ルーベンス・バリチェロ

 

ING・ルノーF1チーム

マシン:R28

エンジン:ルノーRS27(V8)

ドライバー:フェルナンド・アロンソ/ネルソン・ピケJr.

  

スーパーアグリF1チーム

マシン:SA08A

エンジン:ホンダRA808E(V8)

ドライバー:佐藤琢磨/アンソニー・デビッドソン

 

AT&T・ウィリアムズ

マシン:FW30

エンジン:トヨタRVX-08(V8)

ドライバー:ニコ・ロズベルグ/中嶋一貴

  

フォース・インディア・フォーミュラ1チーム

マシン:VJM01

エンジン:フェラーリTipo056(V8)

ドライバー:エイドリアン・スーティル/ジャンカルロ・フィジケラ

 

レッドブル・レーシング

マシン:RB4

エンジン:ルノーRS27-2008(V8)

ドライバー:デビッド・クルサード/マーク・ウェバー

  

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス

マシン: MP4/23

エンジン:メルセデスFO108V(V8)

ドライバー:ルイス・ハミルトン/ヘイキ・コバライネン

 

パナソニック・トヨタ・レーシング

マシン:TF108

エンジン:トヨタRVX-08(V8)

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ/ティモ・グロック

  

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