17番手グリッドからの大逆転!加藤寛規/阪口良平(muta Racing Lotus MC/BS)がタイヤ無交換作戦でチーム結成初優勝を果たす

  • 開催場所:ツインリンクもてぎ
  • 開催日:2021年07月17日(土) 〜 2021年07月18日(日)
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チーム戦略とFCY(フルコースイエロー)のタイミングが重なり、グリッド中段から着実に順位アップしセカンドスティントでトップに立つと、ポールポジションスタートの平中克幸/安田裕信(GAINER TANAX GT-R/DL)、吉田広樹/川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT/BS)後続2台の追撃を交わして優勝を飾った。

<予選>
GT300クラスの予選は2グループに分けて行なわれた。ランキング奇数と偶数グループに分かれてQ1を行い、上位8台がQ2に進出した。Q1Aグループでトップに立ったのは平中/安田組。69キロのサクセスウェイトを抱える蒲生尚弥/菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG/BS)は7番手でQ2進出を果たした。Q1Bグループの吉田/川合組は3番手につけたが、加藤/阪口組は僅かに及ばず9番手でQ2進出ならず。この時点で17番手グリッドが決定した。Q2でトップタイムを叩き出してポールポジションを獲得したのは平中/安田組。ブリヂストンユーザートップは4番手グリッドの吉田/川合組だった。

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<決勝>
トップ3台がスターティンググリッドの順位をキープしたまま前半戦、ファーストスティントが展開していった。その背後では着実に加藤/阪口組が順位を上げてきていた。平中/安田組はセカンドポジションスタートの三宅淳詞/堤優威(たかのこの湯GR Supra GT/YH)を従えてトップを守って周回を重ねレース半ば前にピットイン。三宅/堤組も同じ周にピットインしてドライバー交代。吉田/川合組は上位勢では最も遅い27周目のピットイン後に三宅/堤組の前に出ることに成功した。37周目にアクシデントでコースサイドにストップした車両があり、排除作業のために全車80キロで走行するFCYが導入されると、その直前にピットインしていた加藤/阪口組がタイヤ無交換でピットアウトして一気に首位を得た。2度目のFCYの後、ラスト10周で平中/安田組が差を詰めたが、加藤/阪口組は落ち着いて最後は逆に後続を引き離してゴール。見事逆転優勝を果たした。

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<ドライバーのコメント>
加藤寛規選手「われわれにとっては、第2戦から2ヶ月半のインターバルは、クルマのセットアップ、ドライビングを見直す時間が取れたのでよかったですね。また、新たなブレーキシステム、ABSを用意していただいて、コースレイアウトがストップ&ゴーでブレーキに厳しいもてぎで強みとなり、それによって順位アップをすることができました。それが、17番手という後方から優勝できたという最大の理由ですね。新体制でスタートし、2戦まではいろいろとシンクロしていなかったですが、ここで1勝できて嬉しいです。最後は阪口選手が順位を守ってくれました。サポートしていただいた皆さん、応援していただいている皆さん、ブリヂストンに感謝しています」

阪口良平選手「甥の阪口晴南がGT500クラスで活躍しているので、もう一人の阪口もやっと優勝できました。決勝は厳しい展開かなと思っていたのですが加藤さんが着実に順位を上げてきてくれて、そしてセカンドスティントはトップでコースイン。われわれはタイヤの無交換作戦。後ろの2台はタイヤを交換しているのでかなり迫ってきたのですが、新しいブレーキシステムが素晴らしくて、レイトブレーキでコーナーに入って行き、しっかり加速できれば抜かれることはないと信じていました。17番手からの優勝。こんなこともあるんだなという気持ちです。ようやく、GTで優勝することができました。チーム、ブリヂストンに感謝です。小さい時から知っている(牧野)任祐と一緒に優勝記者会見に出るということは思ってもみなかったですね」


<ブリヂストン MSタイヤ開発マネージャー:山本貴彦のコメント>
「FCYが出される直前にピットに滑り込んできてラッキーだったと思われがちですが、その前の時点で暫定トップまで順位を上げてきていたのですから、決勝での作戦が素晴らしかったということですね。おめでとうございます。GT300クラスのブリヂストンユーザーの中で比較的車重が軽く、タイヤ無交換作戦で優位性を得たと思います。ブリヂストンとしては無交換作戦を積極的にはお勧めしませんが、チームの判断です。路面温度が高く厳しい状況の中でスタートからゴールまで安定したパフォーマンスを発揮し、この作戦の成功にタイヤメーカーとして力をお貸しすることができました」

レース結果

コース:ツインリンクもてぎ

[GT300]

決勝

  • 開催日:2021/07/18
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:29
  • 完走:27
  • (4.801km x 58laps = 278.458km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 2 加藤 寛規/阪口 良平 BS Bridgestone muta Racing GR86 GT 58 1:54'05.407
2 11 平中 克幸/安田 裕信 DL TANAX GAINER GT-R 58 1:54'06.983
3 52 吉田 広樹/川合 孝汰 BS Bridgestone 埼玉トヨペット GB GR Supra GT 58 1:54'07.226
4 244 三宅 淳詞/堤 優威 YH たかのこの湯 GR Supra GT 58 1:54'16.228
5 4 谷口 信輝/片岡 龍也 YH グッドスマイル 初音ミク AMG 58 1:54'20.694
6 25 松井 孝允/佐藤 公哉 YH HOPPY Schatz GR Supra 58 1:54'41.021
7 9 K.コッツォリーノ/横溝 直輝 YH PACIFIC NAC CARGUY Ferrari 58 1:55'07.020
8 30 永井 宏明/織戸 学 YH TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 58 1:55'13.098
9 65 蒲生 尚弥/菅波 冬悟 BS Bridgestone チームK RX-8 58 1:55'18.899
10 18 小林 崇志/名取 鉄平 YH UPGARAGE NSX GT3 58 1:55'20.227
11 61 井口 卓人/山内 英輝 DL SUBARU BRZ R&D SPORT 58 1:55'34.940
12 60 吉本 大樹/河野 駿佑 DL Syntium LMcorsa GR Supra GT 58 1:55'44.212
13 96 新田 守男/平良 響 DL HACHI-ICHI GR Supra GT 58 1:55'45.080
14 10 星野 一樹/石川 京侍 DL GAINER TANAX with IMPUL GT-R 58 1:55'54.845
15 360 青木 孝行/内田 優大 YH RUNUP RIVAUX GT-R 58 1:55'55.592
16 21 川端 伸太朗/篠原 拓朗 YH Hitotsuyama Audi R8 LMS 58 1:56'49.783
17 34 道上 龍/密山 祥吾 YH Yogibo NSX GT3 58 1:57'15.382
18 31 青木 孝之/中山 友貴 BS Bridgestone TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 57 1:54'10.345
19 6 本山 哲/片山 義章 YH Team LeMans Audi R8 LMS 57 1:54'18.048
20 48 田中 優暉/飯田 太陽 YH 植毛ケーズフロンティア GT-R 57 1:55'04.487
21 22 和田 久/城内 政樹 YH アールキューズ AMG GT3 57 1:55'35.600
22 50 加納 政樹/柳田 真孝 YH ARNAGE AMG GT3 57 1:55'52.775
23 55 高木 真一/佐藤 蓮 BS Bridgestone ARTA NSX GT3 56 1:52'55.822
24 88 小暮 卓史/元嶋 佑弥 YH JLOC Lamborghini GT3 50 1:40'38.517
25 7 荒 聖治/山口 智英 YH Studie PLUS BMW 46 1:54'18.801
26 56 藤波 清斗/J.P.デ・オリベイラ YH リアライズ日産自動車大学校 GT-R 46 1:55'26.613
27 5 平木 湧也/平木 玲次 YH マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号 43 1:55'45.545
- 35 S.ウォーキンショー/G.アレジ YH arto RC F GT3 36 DNF
- 87 松浦 孝亮/坂口 夏月 YH グランシード ランボルギーニ GT3 10 DNF
[GT300]

予選

  • 開催日:2021/07/17
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:29
  • (4.801km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 11 平中 克幸/安田 裕信 DL TANAX GAINER GT-R 1'47.737
2 244 三宅 淳詞/堤 優威 YH たかのこの湯 GR Supra GT 1'47.892
3 56 藤波 清斗/J.P.デ・オリベイラ YH リアライズ日産自動車大学校 GT-R 1'47.972
4 52 吉田 広樹/川合 孝汰 BS Bridgestone 埼玉トヨペット GB GR Supra GT 1'48.254
5 4 谷口 信輝/片岡 龍也 YH グッドスマイル 初音ミク AMG 1'48.265
6 88 小暮 卓史/元嶋 佑弥 YH JLOC Lamborghini GT3 1'48.266
7 61 井口 卓人/山内 英輝 DL SUBARU BRZ R&D SPORT 1'48.402
8 25 松井 孝允/佐藤 公哉 YH HOPPY Schatz GR Supra 1'48.412
9 18 小林 崇志/名取 鉄平 YH UPGARAGE NSX GT3 1'48.696
10 9 K.コッツォリーノ/横溝 直輝 YH PACIFIC NAC CARGUY Ferrari 1'48.849
11 65 蒲生 尚弥/菅波 冬悟 BS Bridgestone チームK RX-8 1'48.904
12 87 松浦 孝亮/坂口 夏月 YH グランシード ランボルギーニ GT3 1'48.991
13 7 荒 聖治/山口 智英 YH Studie PLUS BMW 1'49.254
14 30 永井 宏明/織戸 学 YH TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 1'49.526
15 34 道上 龍/密山 祥吾 YH Yogibo NSX GT3 1'49.848
16 360 青木 孝行/内田 優大 YH RUNUP RIVAUX GT-R 1'49.995
17 2 加藤 寛規/阪口 良平 BS Bridgestone muta Racing GR86 GT 1'48.962
18 5 平木 湧也/平木 玲次 YH マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号 1'49.522
19 6 本山 哲/片山 義章 YH Team LeMans Audi R8 LMS 1'49.159
20 55 高木 真一/佐藤 蓮 BS Bridgestone ARTA NSX GT3 1'49.534
21 10 星野 一樹/石川 京侍 DL GAINER TANAX with IMPUL GT-R 1'49.319
22 96 新田 守男/平良 響 DL HACHI-ICHI GR Supra GT 1'49.702
23 60 吉本 大樹/河野 駿佑 DL Syntium LMcorsa GR Supra GT 1'49.391
24 21 川端 伸太朗/篠原 拓朗 YH Hitotsuyama Audi R8 LMS 1'49.753
25 48 田中 優暉/飯田 太陽 YH 植毛ケーズフロンティア GT-R 1'50.749
26 50 加納 政樹/柳田 真孝 YH ARNAGE AMG GT3 1'49.861
27 22 和田 久/城内 政樹 YH アールキューズ AMG GT3 1'51.524
28 35 S.ウォーキンショー/G.アレジ YH arto RC F GT3 1'50.099
29 31 青木 孝之/中山 友貴 BS Bridgestone TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 1'51.172