みなさん、こんにちは! ブリヂストンの山田宏です。
今回はブリヂストンサポートライダーのインタビュー映像を紹介をしましょう。
インタビューは公開テスト(7/11-13)中に行いました。インタビュー映像は初の試みなので、うまくいくか心配ですが! 私の独断で、優勝争いをするであろう6チーム、18人のライダーにお願いしました。
外人ライダーについては、和訳テロップを入れたかったのですが、時間の関係で入れる事が出来ませんでした。和訳を書きますので、参考にして下さい。
山田宏の「EWC 2017年鈴鹿8耐への旅」
~2017: the Suzuka 8h Odyssey~!!
Vol.11 「ブリヂストンサポートライダーインタビュー」
ブリヂストンサポートライダインタビュー
#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀克行(NAKASUGA Katsuyuki)
#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM マイケル・ファン・デル・マーク(Michael van der MARK)
Q1:あなたは鈴鹿8耐で2勝していますが、今年はチーム、マシンの状況が変わりました。これまでの感じでは、ヤマハのフィーリングはどうですか?
A1:鈴鹿8耐は5年目になり、2勝出来ました。今年は全く違うチーム、マシンですが、本当に強いチームとマシンです。我々は勝てるパッケージだと思ってます。
Q2:今日はテスト2日目ですが、タイヤを含めたマシンのフィーリングはどう?
A2:2日目ですがかなり進歩しています。マシンはWSBで乗っているのとは、タイヤも含めて全く違うので、まだ色々学んでいる所ですが、ベースはかなり良いと思います。
Q3:最後にレースに向けて期待する事は?
A3:皆勝ちに行くから難しいとは思うけど、アレックス、中須賀と我々は強いチーム、マシンだからまた勝ちにいくよ。
#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM アレックス・ローズ(Alex LOWES)
Q1:丁度1年前の鈴鹿8耐で勝ちました。今日はテスト2日目ですが、マシン、タイヤのフィーリングは?
A1:また鈴鹿に戻って来れて嬉しいです。今年は少しチームが違う。マイケルが新たに入ったけど、スーパーバイクで一緒にやっているから関係はいいよ。テストはうまくいっている。バイクは良いしレースで走るのを楽しみにしているよ。
Q2:今年は多くの人がヤマハの3連覇を期待しているけど、プレッシャーはある?
A2:正直大きなプレッシャーは無いよ。我々のターゲットは勝つ事と分かっている。でも自分のベストを尽くし、チームメイトもベストを尽くせば、また勝てると信じている。我々はベストを尽くすことに集中しなければならない。その通りに出来れば我々は勝てるよ。
#634 MuSASHi RT HARC-PRO. 高橋巧(TAKAHASHI Takumi)
#634 MuSASHi RT HARC-PRO. 中上貴晶(NAKAGAMI Takaaki)
#634 MuSASHi RT HARC-PRO. ジャック・ミラー(Jack MILLER)
Q1:初めての鈴鹿の感想は?
A1:楽しいよ。長くてテクニカルコースだし、速いコーナーやストップする所など、バイクをセットアップするには難しいコースだと思う。ラッキーなのは巧が良いセットアップをしてくれるので、難しいコースだけど楽しんで乗れているよ。
Q2:あなたはMotoGPマシンの経験はあるけど、SBマシンに乗るのは初めてだけど、ホンダのマシンとタイヤのフィーリングはどう?
A2:驚きだよ!鈴鹿8耐でブリヂストンタイヤに乗れるのはハッピーだよ。今日はたくさんタイヤもテストしたけど、楽しめた。2015年のMotoGPを思い出したよ。ニューCBRもパワーもあるし、ハンドリングも良い。楽しく乗れているけど、最初のセクターではまだ走り方が分からないからよくする必要があるけど、裏の高速では良いフィーリングだよ。
Q3:レースに向けての期待は?
A3:暑くて長いと思う。ホンダの人にも言ったけど、我々は勝たないとね!
#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING 津田拓也(TSUDA Takuya)
#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING ジョシュ・ブルックス(Josh BROOKES)
Q1:あなたは去年ヨシムラで3位表彰台を獲得しました。今年のニューマシンとタイヤのフィーリングはどうですか? A1:去年は良い結果だったけど、誰もがもっと良い結果優勝しなければと思っている。今年はそこがターゲットになるけど、今年はニューマシンで、テストしなければならない事も沢山あるけど、良いリズムで進んでいる。今の所タイヤはパーフェクトだね。今は3人のライディングにセッティングを合わせる事に集中しているけど、タイヤに不安はない。 Q2:レースに向けての期待は? A2:我々は勝たねばならないよ!それを期待しているし、全てのエネルギーをその為に注ぐよ。今年は強いチームだし、私は3回拓哉とレースをしている。シルバンも素晴らしいライダーだ。チームのラインアップは強いし、勝てると思うよ。
#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING シルバン・ギュントーリ(Sylvain GUINTOLI)
Q1:あなたは去年ヨシムラで3位表彰台を獲得しました。今年のニューマシンとタイヤのフィーリングはどうですか?
A1:去年は良い結果だったけど、誰もがもっと良い結果優勝しなければと思っている。今年はそこがターゲットになるけど、今年はニューマシンで、テストしなければならない事も沢山あるけど、良いリズムで進んでいる。今の所タイヤはパーフェクトだね。今は3人のライディングにセッティングを合わせる事に集中しているけど、タイヤに不安はない。
Q2:レースに向けての期待は?
A2:我々は勝たねばならないよ!それを期待しているし、全てのエネルギーをその為に注ぐよ。今年は強いチームだし、私は3回拓哉とレースをしている。シルバンも素晴らしいライダーだ。チームのラインアップは強いし、勝てると思うよ。
#11 Kawasaki Team GREEN 渡辺一馬(WATANABE Kazuma)
#11 Kawasaki Team GREEN レオン・ハスラム(Leon HASLAM)
Q1:昨年は8耐でいう良い結果出し、全日本最終戦でも良い走りを見せてくれました。今のフィーリングはどうですか?
A1:鈴鹿は素晴らしいサーキットだし、カワサキグリーンに呼ばれて、ブリヂストンタイヤに乗れる事は、エキサイティングだよ。勿論勝ちたいし今の所ペースとリズムは良いよ。だけど今年は難しいだろうね。ヤマハやホンダ、スズキも速いからね。だけどカワサキもいいバイクだし、トップを狙う自信はあるよ。
Q2:マシンとタイヤのパッケージは、昨年とあまり変わっていないように思えるけどどう?
A2:昨年はマシンもタイヤも初めてだったので、沢山学ぶことがあった。今年はかなり分かっているので、バイクにしてもタイヤにしても、温度によってどうすれば良いかなど。少しずつ進歩はしているので、毎回楽に良いタイムが出せるようになっている。これは8耐には大事な事だよ。
Q3:今年のレースに向けては?
A3:本当に勝ちたいよ。私は2013年と14年に勝っているし、昨年はカワサキで2位だから、今年はカワサキで勝つのが夢だね。
#11 Kawasaki Team GREEN アズラン・シャー・カマルザマン
Q1:昨年は8耐でいう良い結果出し、全日本最終戦でも良い走りを見せてくれました。今のフィーリングはどうですか?
A1:鈴鹿は素晴らしいサーキットだし、カワサキグリーンに呼ばれて、ブリヂストンタイヤに乗れる事は、エキサイティングだよ。勿論勝ちたいし今の所ペースとリズムは良いよ。だけど今年は難しいだろうね。ヤマハやホンダ、スズキも速いからね。だけどカワサキもいいバイクだし、トップを狙う自信はあるよ。
Q2:マシンとタイヤのパッケージは、昨年とあまり変わっていないように思えるけどどう?
A2:昨年はマシンもタイヤも初めてだったので、沢山学ぶことがあった。今年はかなり分かっているので、バイクにしてもタイヤにしても、温度によってどうすれば良いかなど。少しずつ進歩はしているので、毎回楽に良いタイムが出せるようになっている。これは8耐には大事な事だよ。
Q3:今年のレースに向けては?
A3:本当に勝ちたいよ。私は2013年と14年に勝っているし、昨年はカワサキで2位だから、今年はカワサキで勝つのが夢だね。
#5 F.C.C. TSR Honda ドミニク・エガーター(Dominique AEGERTER)
Q1:あなたは昨年もこのTSRチームで鈴鹿8耐を戦いました。しかし今年はニューマシンになりました。そのニューマシンのフィーリングはタイヤも含めてどうですか?
A1:今年もこのFCC TSRに呼んでもらって光栄です。2人の強いチームメイトステファンとランディと組めるし、ニューマシンのテストが出来て良かったです。マシンは良くなっているし、タイヤも良いです。いつも暑い条件なのでタイヤは重要だし、今日はウェットもテスト出来た。良いベースも見つかったし、ラップタイムも良かった。まだやらなければならない事はあるけど、3人共に同じ方向に向かっているし、セットアップも上手くいっている。マシンのポテンシャルは高いので、レースが楽しみだよ。
Q2:今年のレースに向けての期待は?
A2:期待は勿論高いよ。チームも期待してるからプレッシャーもあるけど、我々は8耐に必要な強いチーム、バイク、タイヤがあるから。勿論レースでは天候やピットストップ、セーフティーカーなど色々あるから、完璧にこなさなくてはならないけど、我々は出来ると思うし、私は2回表彰台に立っているから、今年も表彰台に乗りたいね。
#5 F.C.C. TSR Honda ランディ・ドゥ・プニエ(Randy de PUNIET)
Q1:あなたは2014年に違うバイクで表彰台を経験しています。ホンダに乗るのは初めてと思うけど、マシンのフィーリングはどう?
A1:新しいバイクに乗れてハッピーだよ。1週間前に乗れたし、昨日も乗れて、走るたびに自信が持てるようになってタイムも上がってきた。まだレースまで時間はあるし、既に良いベースに仕上がっていると思う。我々はトップ5のチームに入っていると思うので、表彰台が目標だし、私は2014年に2位になっているので、勝つのが夢だよ。チームもチームメイトも同じでしょう。
Q2:ここでのブリヂストンタイヤのフィーリングはどう?
A2:ブリヂストンタイヤはいつでも良いので、乗れることは嬉しい。特にフロントタイヤが非常に良く私のライディングスタイルに合っている。リアタイヤは非常にコンスタントで、レースには重要なことで、スティントの最後まで速く走れる。タイヤに不安はないよ。普通はグリップダウンに合わせて、マシンのセットアップもしなくてはならないが、ブリヂストンはグリップダウンが少ないので、その点は非常に良いね。
#7 YART‐YAMAHA 野左根航汰(NOZANE Kohta)
#7 YART‐YAMAHA ブロック・パークス(Broc PARKES)
Q1:あなたはYARTチームと長い経験がありますが、今年ばタイヤが変わったという違いがあります。我々のタイヤのフィーリングはどうですか?
A1:ハッピーだよ!毎年鈴鹿に来るたびに、ブリヂストンを使いたいと思っていたんだ。ここではブリヂストンがベストだし、フィーリングに自信が持てる。今年鈴鹿でブリヂストンを履ける事は、嬉しいし以前よりもかなり良いポジションが期待出来るよ。
Q2:4月のルマンがブリヂストンで最初のレースで、これまでに3戦戦ったが、これまでのブリヂストンタイヤはどうだった?
A2:ルマンでタイヤが凄く良かったので驚いたよ。寒い時にはどうなのかと少し心配したけど、寒い時にもベストなタイヤだと分かったよ。我々はルマン24時間の最後の方でロスしてしまったけど、タイヤはレース中全てであ安定して良い性能を保ってくれた。マービン(フリッツ)と航汰は、初めての24時間レースだったけど、良いスタートが切れたよ。
Q3:鈴鹿はEWC最終戦で、前回スロバキアで残念なトラブルがあったが、まだチャンスは残っている。レースに向けての抱負は?
A:スロバキアでは気温も高かったので、タイヤも良く最速のチームだったんだけど、小さなトラブルで、失ってしまった。鈴鹿では失うものがないから、タイトルの事は考えずに、我々は集中してベストを尽くすだけだ。その結果ラッキーだったらチャンピオンになれるかも。
Q4:今日は鈴鹿テスト2日目だが、鈴鹿での初めてのブリヂストンのフィーリングはどう?
A4:昨日はドライではあまり走れなかったが、今日は最初からフィーリングもラップタイムも良かった。もし気温が高くなったら、勝ちたいと思ったらブリヂストンを選ばなきゃ勝てないといわれているから、我々にとってポジティブだね。
#7 YART‐YAMAHA マービン・フリッツ(Marvin FRITZ)
Q1:今年YARTのレギュラーライダーになって、3レースをブリヂストンで戦ったけど、っフィーリングはどう?
A1:フィーリングは凄くいいよ!特に暑い時は良いし、寒い時も私は速かった。残念ながら不運が2回あって勝てなかったけど、鈴鹿では楽しみにしているよ。
Q2:あなたは鈴鹿初めてだが、鈴鹿のフィーリングはどう?
A2:去年と3年前の鈴鹿8耐のビデオを全部見たし、オンボードカメラの映像も見たけど、走ってみると全然違うね!アップダウンもあるし、小さいコーナーもあり、本当にトリッキーなコースだよ。昨日ウェットで、今日ドライで走ったけど、まだまだ走って慣れる必要があるね。
Q3:今朝はドライではしれたが、鈴鹿では今までとは違うマシンになっていると思うが、タイヤを含めたフィーリングはどう?
A3:フィーリングはいいよ。今朝は25周以上走ったユースドのタイヤで走った。ライダーも多い中ラップタイムは悪くなかったし、フィーリングは良かったよ。
Q4::レースに向けての抱負は?
A4::今はブロックと航汰に近づく事で、レースは昨年YARTが4位だったので、日本のワークスチームを破って表彰台に乗りたいよ。