第11回
鈴鹿サーキット・南コース<その2>

山野哲也 (ジムカーナ&レーシングドライバー)

 S字はすごく難しい。ここで一番大事なのはリズム。アクセルオフ、または軽いブレーキングを利用しながら、クルマの向きをぱっとインに向けてアクセルを踏んでいくのを繰り返す。ここはどんなクルマでも2速。ポイントは、多少挙動が乱れてもいいから縁石に積極的に乗せて、より直線的なラインで走ること。3つ目を張り切り過ぎると、アウト側にはらんで、結局アクセルを戻すことになるから注意しよう。3つ目の立ち上がりは、しっかりタイヤを前に転がすことを心がけよう。ヨコ方向の力を使いすぎず、タテにトラクションをかける感じだね。次のファルケンコーナーまではちょっとした直線があるので、少しでも長い時間全開にすれば、タイムは上がる。クルマによっては、ここで3速に入る。

 ファルケンコーナーは2速でコーナリングする。ここで頑張り過ぎるとインは取れないし、アウトにはらみ過ぎてアクセルが踏めなくなる。とってもエキサイティングなコーナーだけど、タイムを求めていくと前半コーナリング、後半立ち上がり重視でいった方がいいね。アウト側の縁石は乗らずに、1mぐらいマージンを残して立ち上がるのがベスト。そのあと3速にシフトアップ。

 ヘアピンの進入はしっかりとアウト側をキープしよう。ここはなぜかブレーキが効きにくいから、手前から減速し始めよう。気持ちの中では、クルマ1台分手前って感じかな。とくにウェットの時は止まらないから、気を付けてブレーキングしよう。ほとんどのクルマが2速だけど、1速の伸びがよければそれもアリ。立ち上がったあと3速にシフトアップしてシケインに向かう。

 シケインは、左、右とコーナーが連続してるんだけど、1つ目を無視する感じで直線的に進入する。結果、ハンドルは右に1回切るだけになる。具体的には、1つ目と2つ目のCPをまっすぐつなぐ感じで直線的にブレーキング。同時に2速へシフトダウン。2個目はアウト側へ飛ばされやすいので、スピードコントロールは慎重にしよう。ここは縁石が高く、乗せ過ぎないことが重要だ。駆動輪が浮かない程度に乗せるように。


 最終コーナーは2速でコーナリングする。手前では、クルマによっては3速に入る。CPをしっかり逃さないようにして立ち上がろう。ここもアウト側の縁石は使わず、トラクションをしっかりかけることに集中しよう。ここも比較的アンダーが出やすいので、横Gをかけ過ぎたり、ハンドルをこじったりしないようにしよう。
 
 ここ南コースは、本コースに非常によく似たレイアウト。だからここで速く走れるようになれば、本コースもいいリズムで走れるぞ。タイヤの使い方は全体的には次のようになる。
コーナー前半はタイヤのヨコ方向重視で、後半はタテ方向重視で使うとタイムアップに直結する走りができるね。

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